永峰英太郎のレビュー一覧
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ネタバレ読みやすくて分かりやすい本。
破産だけでなくて、任意整理や個人再生にも言及されている。
認知症になった親の財産が引き出せなくて破産、子どもの引きこもりで破産、など時々聞く話がやはり掲載されていた。
私が友人に聞いた話では、子どもを医学部に入れたら破産した、というのがある。自営業の方だったそうだが、医学部入れるのって大変なんだな、とその話を聞いたときに思った。
「親が金持ちなのに貯蓄ゼロに」という見出しの話が印象的だった。実家の不動産を売りたいが音信不通の姉がいて、遺産分割協議書を作成できず、所有権移転登記ができない、という話だった。もちろん、親の遺産を見込んで散財したのはいけないことだが、音信不通の人がいると売ることができない、というのも制度の不備を感じる。
「子どもの引きこもりで破産しかけた」という見出しの話。息子が説得に応じてこのままではヤバいと思ってくれて働き始めた、という展開になっていたが、ここまで来ても働かない、働けない子どももいると思う(テレビのドキュメンタリーで見たような気がする)。引きこもって親が亡くなり、子どもだけになった後、どうなったか、を知ることは少ない。実名や身元の特定などはいらないから、事例研究として情報をプールしていってくれないかな、と思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
これからの産業として、また新しい働き方として、再び脚光を浴びる農業。
いちご農家、酪農家、有機野菜農家、米農家、茶農家…。
一般サラリーマンから農業に身を投じた彼らの悩みや努力のポイントはどこだったのか?
どこに幸福を見出しているのか?
人生の選択肢の一つとしての農業を考える際の実践書。
[ 目次 ]
第1章 独立までの3つのパターン(自治体の支援制度を使い「農家」で研修―ミニトマト農家・西山稔さん;自治体の支援制度を使い「研修施設」で研修―酪農家・黒木圭太さん ほか)
第2章 ケース別・それぞれの農業スタイル(数々の挫折を乗り越え“味で勝負するイチゴ栽培”に行き着く―イチゴ農家・吉田潤さん;“無農薬の佐渡産コシヒカリ”を通じて、限界集落を救いたい!―米農家・津田政明さん ほか)
第3章 新規就農者の視点で見た「日本の農業の実情」(「農地を借りるのが難しい」本当の理由とは?;何を基準に作目を決めるか? ほか)
終章 「農業という生き方」の挫折と新潮流
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
最近見たホラー映画よりよっぽど怖かったです。
推し活、ペット、住宅ローン、奨学金、投資など、ごく身近なことがきっかけで破産に至った事例が紹介されています。可処分所得における推し活の出費割合の高さに驚きました。
リボ払いや残クレなどの仕組みは、考えた人が本当に頭がいいと思います。悪魔的でもありますが。
特に怖かったのは、経済的に追い詰められることで判断力まで鈍ってしまう事例です。外から見れば無謀な選択でも、自分が同じ立場になったときに冷静でいられる保証はありません。
全体を通して感じたのは、「見栄」と「家族に家計を隠すこと」の危うさ。SNSには憧れをかき立てるものがたくさんありますが、自分の身の丈を見失わないようにしたいと思いました。
一方で、自己破産が生活を立て直すための制度として機能していることも印象的でした。自己破産をしたほうがいい場合とそうでない場合も具体的に解説されていて、怖いだけでなく参考になる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
日本全体で農業の大規模法人化が進む中、個人で農業の世界へ飛び込んだ8人の物語。サラリーマンだった彼らがなぜ農の道に進んだのか、小規模農家としての経営戦略や苦悩が語られる。
新規就農時の一番の苦労は農地(土地)の確保であるらしい。これは、農地を所有するには居住地を管轄する農業委員会から農地所有の許可を得る必要があるためと理解することが出来るが、実際には、買いたい/買える土地を見つけることの方が難しいようである。
良くも悪くも農業従事者は「村社会」的な慣例やコミュニティの中に生きていく事を求められるようだ。地域に溶け込み、信頼を得て初めて、土地の紹介やその他諸々の協力が得られるのだろう。
農業で生きるとはどういうことなのか、実際の例から学べる良書でした。 -
Posted by ブクログ
こんなことで⁈と思う小さなことでも、破産してしまう。
自分は大丈夫と思っていても知らぬ間に落とし穴にハマってしまい、とんでもないことに…
負の連鎖で、あっという間に破産宣告する羽目になる。
身近にもある出来事だから油断はできない。
項目ごとに原因とアドバイスがあるのでわかりやすい。
自転車事故でも相手が寝たきりになると、とんでもなくお金がかかるとか、株で大損するとか、リボ払いで延々と支払い続けた末にサラ金に手を出してだとか、親が認知症になり騙されて借金していたとか、子どもの習い事や教育資金を甘く考えていたとか、きりがないほどあり過ぎて驚いた。