山本隆三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
地球温暖化は、「不確実」な問題である。
しかし、だとすれば何の解決策も必要ないのだろうか?
市場メカニズムを利用して問題解決を図る排出権取引制度や環境税は、本当に有効なのか?―「経済学」ではこう考える!
温暖化問題の現状と解決の手法をきちんと理解するための経済学。
[ 目次 ]
第1章 温暖化問題の短い歴史と現状
第2章 温暖化問題の「不確実性」を考える―経済学の視点から
第3章 米国とEUの温暖化問題への取り組み
第4章 日本の温暖化問題への取り組み
第5章 温室効果ガス削減の経済学
第6章 経済的手法は温暖化問題に有効か
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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Posted by ブクログ
地球温暖化・気候変動のためにCO2削減が必要ならば、火力発電から太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電にどんどん移行していけば良い、と考えてしまう。
しかし、そんなに話しは単純ではなく「電力は産業・経済力に直結しているのだ」ということに釘を刺しているのが本書と言えるだろう。著者は国内外の電力、エネルギー事情に詳しく、どちらかというと電力業界から見たエネルギー問題であることに注意はするとして、重要な視点であることは確かだろう。
日本において、現在の社会をそのまま維持するために必要な電力のエネルギー源を全て、自然任せの太陽光や風力のようなエネルギー源に置き換えることはできない。
なぜ -
Posted by ブクログ
■水素社会でエネルギー安全保障と経済活性化
水素に燃料を切り替えることにより、脱炭素は進む。だが、日本国内で大きな付加価値額を作り出すことがなければ、経済にはエネルギー価格の上昇だけをもたらす可能性があるただ、経済効果とエネルギー価格を別に考えれば、日本が水素社会になることには大きなメリットがある。
経済産業省は、2020年10月に菅前総理が発表した「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」目標を受け、12月に「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を発表した。「2050年カーボンニュートラル」への挑戦を「経済と環境の好循環」につなげるための産業政策とされているが -
Posted by ブクログ
結論がよくわからなかった。。。
まず、温暖化対策が必要かということに関して要約すると、地球温暖化には不確実な要素が多く懐疑的な見方もあるものの、「保険」という意味で対策はやるべき。
しかし、世界の様々な課題を挙げたとき、温暖化への取り組みの順位はあまり高くない。なぜなら、現在価値で考えると、エイズ対策等を行った場合の方が現在も未来も成果を享受できる可能性が高いから。また、今すぐに対策を行うよりも、もっと技術が進歩してからの方がより効果的に対策できる可能性が高いから。よって、ちょっと様子を見た方がいいかも。
ってとこですかね。
結局どっちやw
けど、温暖化対策をめぐる世界の動向と各国の思惑が