伊島りすとのレビュー一覧

  • ジュリエット
    小泉健二は、娘ルカ(中学生)と息子洋一(小学生)を連れて南の島に来た。
    妻は、神戸の震災の時に過労で死んでしまってた。
    ここは、亡き妻との思い出の地だった。
    この思い出のある南の島で健二は、建築途中であるゴルフ場の管理をする仕事をすることになっていた。
    島に来て海に潜ると洋一にせがまれて貝を...続きを読む
  • ジュリエット
    第8回日本ホラー小説大賞大賞受賞作品!
    ゴルフ場跡地の管理の職をえて南の島にやってきた親子3人。島に伝わる"魂抜け"の
    儀式を偶然目撃してしまった彼らの周りで不思議な出来事が起こり始める……。
    ホラーの領域を更に広げたと言わしめた大傑作、登場!
  • ジュリエット
    ホラー小説大賞受賞作にしては、純然たるホラーよりの作品。でも、そのせいか今ひとつ物足りない。すでに絶版扱いで、時代に淘汰されてしまった感は否めない。古本でも手に入らなくなった頃に隠れた名作扱いされるのだろうか。
  • ジュリエット
    個人的ホラー特集の一。そろそろ飽きてきたせいもあってか、特に何の感慨も湧き起こらず。作中でも触れらているから意図的に似せられたものだろうけど、だったら別にこれを読まず、”シャイニング”を再読すれば良いじゃん、って気持ちが結局終始拭えないままだった。あと、タイトルからは内容が見えないパターンだけど、読...続きを読む
  • ジュリエット
    震災で妻を無くした小泉健次は娘と息子を連れ、南の島に訪れた。建設が頓挫したゴルフ場の管理をする為に訪れたその地は無き妻との思い出の場所でもあった。
    息子にせがまれて取った水字貝の中味を抜き、貝殻にしようと浜に出た健次は、そこで老人から魂抜けの話を聞く。貝から中味が落ちるところを見ると暗い思い出を思い...続きを読む