ピーターシムズのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
題名を見て大体言いたいことはわかっていながら、それでも読んでみた。また読む前に目次を読んでみて、ほぼ内容も把握できた。
いきなり大きなゴールを設けて、それに向けて詳細な筋道を作って、それに沿って進めるような方法ではなく、まず思ったことを考えたことをやってみて、実際の経験や失敗を素早く体験して、素早く学習し、修正や改善、時には中止している。それをどんどん繰り返して結果的に良いものを完成させるという方式を採用して成功しているケースを紹介している。
小さなかけの原則
1.実験する
2.遊ぶ
3.没頭する
4.明確化する
5.出直す
6.繰り返す
とはいえ、やはり失敗することは基本的に嫌だという -
Posted by ブクログ
この本で言っていることの内容は、基本的には
「プロトタイプなどを作って早めに問題を理解して、
小さい失敗を繰り返すことで、成功につながる方法を知る」
というようなことだと思う。
3章までは面白いが、それ以降の章は3章までと同じことを
表現を微妙に変えて繰り返しているので、
3章までで読み終わるのも一つのアイデア。
アジャイル開発などもあるので、小さい失敗を繰り返す
ということの有効性が強くなっている、というところは良く理解できる。
最近は、失敗を嫌う傾向があるかもしれないが、
小さい失敗を経験する、ということはやはり大切なことなのだと
思ったりもする。 -
Posted by ブクログ
実害の小さい失敗を繰り返して修正しながら仕事を走らせた方が、最初から全部設計図をたててあらゆるリスクを検討してからトップダウンで仕事するよりも、面白くて新しい結果につながるという話。
小難しい話も出てきますが、 ピクサーやスタバのような有名企業の具体的なエピソードだけつまみ読みしても大筋がざっくりわかる、親切設計です。編集さんナイス。
「とりあえずやってみようよ!」というのが苦手な会社が多いなか、チームで「リトル・ベッツ」が噛み合ったら、ワクワクしながら仕事ができそう。
やってる人がそういう感覚があると、出来上がるものも面白いんだろうなぁ。