筒井ともみのレビュー一覧

  • いとしい人と、おいしい食卓 「食べる女」のレシピ46

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    面白かった。
    おいしそうなご飯が度々登場するので、どんな味なんだろう~と想像するのもまた楽しい。
    特にグリーンピースの翡翠煮。名前が美しい。

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    2025年03月26日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    短編小説なので時間がある時にサクッと読み進められて良かったです。

    この本を読んでいて、
    あ、意外と思い出と食って繋がっているんだなぁと思いました。そうすると、そこに恋や性も絡んでくるわけで…。

    本の内容自体がものすご〜く面白いっていうわけではなかったのですが、人の人生を覗いた楽しさや、自分のことを思い出すきっかけにはなりました。



    ◎好きな話

    ・ピクニックの支度をしたが父がこなくて
     泣きながら食べた母の話
    ▶︎そう、母も泣くんですよね。私も、母が泣いてる姿を見て、母も1人の人間なんだ、弱い時だってあるんだ、そう思いました。子どもの前では強くいようとしてくれるものの、母も1人の女性の

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    2025年01月27日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    各話セックスが絡む短編集。女性が主人公で恋愛に絡む色々なお話。冒頭に「スローフード、スローセックス宣言」なるものがあるが、それにそった連作ものというわけでもない印象。読みやすかったが、それほど面白いという感じでもなかったかな。

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    2025年01月23日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    食と性の話。
    恋愛経験の少ない私には共感できない部分が多かった。でも、いつかこういう風に感じられることができたらおもしろそうだなと少し羨ましく思った。

    いつでも自分が優先で。相手にハマることができない自己愛が強い部分は、恋愛を楽しむのには少し邪魔なのかなと思ったり。自分を相手に合わせずに一緒にいられる人に出会いたい反面、自分を変えても良いと思えるくらい夢中になれる人に出会いたい気持ちもある。

    周りが結婚していく中、先の見えない自分の将来を憂うこともあるけれど、悩んだとて良い人が現れるわけでもないから今できることをやっていこう。

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    2024年07月21日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    女の恋愛✖️食の超短編集。
    というか性欲✖️食欲と言ってもいいくらい、欲望が満ち溢れてる女ばかりなのに、不思議と清々しい読後感だった。
    実際、三代欲求だから当たり前かもしれないけど、性欲と食欲はすごい似てると思っていて、でもオープンにするのはタブーというか、恥じらいを持つべきみたいな女性観がある中で、彼女たちの豪快さが気持ちよかったからかもしれない。
    浮気や不倫が多めだったのが謎だが笑、なんだかんだ女の方が人生楽しむの上手いんだなと思う。
    面白いテーマだから、もっと長めのストーリーも読みたいなと思った。

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    2023年05月10日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    それぞれのお話の主人公が当たり前のように浮気•不倫してて「は?」だったけど、最後のお話はとても好きだったな
    あと壇蜜の解説も良い

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    2022年02月21日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美味しいご飯とセックスの話

    女の幸せってこの二つだけなんかな
    そんなに男って大事なんかな…とか思ってしまったけど
    この本のテーマがご飯とセックスなんだからそりゃそうか
    オムニバスやからかさらーっと読めた

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    2021年12月25日
  • いとしい人と、おいしい食卓 「食べる女」のレシピ46

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    食事や献立のエッセイと、たくさんのレシピ集。

    エッセイが、何だか気忙しく感じられて、のんびり楽しく読めない。
    洗練された書きっぷりではなく、八百屋のおばちゃん口調みたいな感じ。

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    2020年09月19日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    食と性。
    人間の本能に埋め込まれた快楽。
    美味しそうな食事やお酒と一緒にどうぞ…っと
    まるでメニューの一部のように描かれるセックス。
    小気味良くサラリと読めた一冊。

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    2019年02月08日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    性欲と食欲。どちらも上手く取り入れられたら上手く生きていける気がする。ただ、短編の短編みたいな、ほんとに1話が短いのであっという間。

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    2018年11月15日
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    食の好みと生き方の価値観は、ほとんどイコールだと思う。嫌いな人とは食事を一緒に取りたくないし、好きな人と『美味しい』を共有出来るのはこの上なく幸せ。

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    2018年09月30日
  • 旅する女

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    個人旅行のコーディネイトを手がけていた集子(あつこ)が死んだ。数日後、旅行を依頼していた4人の女が彼女の部屋に集まる。彼女たちは、生前の集子が書き残した「最後の旅」のことを知って心を動かされる。集子は世界中を旅しながら「私のための樹」を探していたという。4人はキューバ、ポルトガル、南フランス、インドと、集子がそれぞれの旅の為に残した資料を受け取り、各々の生活に戻ってゆく。しかし集子の死、無くなってしまった旅、集子の最後の旅が、4人を新しい人生へと導いていく。

    展開が少々無理矢理な感は否めないが、気付かされることが多い本だった。私は見知らぬ土地を歩くのが好きで、連休があればどこへ行こうか妄想ば

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    2014年02月09日
  • 旅する女

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    さわやかさを感じました。
    自分は自由だと感じていた女性、夫に尽くしていたと思う女性、からっぽだけど人に優しくしたいと思う女性・・・・
    集子さんの死という風がふいて、自分を見つめ直し歩き始める女たち。4人に共通点はないけれど、集子さんのあたたかな彼女たちを見つめる目を感じました。

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    2013年11月13日
  • 旅する女

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    frauに載っていたので読んでみました。
    人生は旅の連続、短期間でガラリと何かが変わることは、意外とあるのだ。
    でもその何かに気づくかどうか、その波に乗れるかどうかは別物ですよね。

    これはあくまで小説の領域の、エンタメだけど、そんなことを考えたら意外と楽しい。

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    2012年08月17日
  • 旅する女

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    ネタバレ

    人生、一寸先は闇のきらめき

    色んな生き方がありますよね
    それぞれの旅もあります。
    4人の女と集子の生き方…


    草太みたいな恋人がほしい!
    美味しい料理と美味しいワインを選んでくれる恋人!



    『小娘』と『ギャランティ』が気になってしょうがなかった
    ケイが小娘みたいって自嘲するのはわかるけど
    風が、風の年代の子が自分を小娘っていうかのな?
    自分が若いのは当たり前で、
    若くない自分は自分じゃないってくらいの年代だと思うけど
    空っぽだって自覚してる風だったら、
    余計に「若さ」はアイデンティティのひとつだと思うんだけどな
    ケイの若さと風の若さについて対比があってもよかったのでは?
    なんだか、風の

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    2012年07月31日