アンドレア・ヴィターリのレビュー一覧
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多彩なパッチワーク!
色々なエピソードが満載され多彩に絡み合う、イタリアのなぜか憎めない人々の群像劇。
出だしはミステリータッチで、中盤からはエンターテイメントに展開するさまにグイグイ引き込まれました。
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Posted by ブクログ
鳩、不良グループ、ロトくじ、猫、そしてオリーブとは…気になるものがいろいろ出てくる。たくさんの人物があれこれと繰り広げる、ちょっとドタバタ気味の群像劇。
一見して分厚い本だけれど、センテンスが短いのと会話が多いので、ぐんぐん読める。改行も多く、章も短いものでは1ページに入るほどで、話の展開、場面の転換が早く、めまぐるしい。
そうか、これはどれか特定の人や物を描いているのではなくて、この《イタリア北部コモ湖畔の田舎町ベッラーノ》そのものを描いているのかも。そう思うとなるほど、と納得する。
長い、しゃれた小咄のてい。
蛇足だけれど、訳者あとがきだけ、どうしてこんなに字の大きさが突然小さいのだ