立川談四楼のレビュー一覧

  • 声に出して笑える日本語

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    「声に出して笑える日本語」3

    著者 立川談四楼
    出版 光文社

    p57より引用
    “要するに鑿は飲みというしゃれでね、
    だから飲み助のことを左利きとか左党と言うんだよ”

    落語家である著者による、
    日本語に関する面白いエピソードを集めた一冊。
    同業者の名言からアルバイトの何気ない一言まで、
    あらゆる場所でいろんな人の言葉の間違い等が拾われています。

    上記の引用は、
    酒飲みが左利きと呼ばれる所以についての一文。
    大工さんの道具からきていて、
    右手で金槌左手でノミを持つからだそうですが、
    左利きなら左手に持つのは金槌なのでは?
    言葉遊びにいちいち細かい事を言っていると、
    無粋だと怒られそうですが

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    2012年07月26日
  • もっと声に出して笑える日本語

    Posted by ブクログ

    ただの小ネタ集ではなく、さすが、言葉のプロ!と唸らせるような紹介の仕方で、読者を楽しませる。小ネタの連続が、いつでも読むの止めていい雰囲気をだしていて、手軽に読める。が、面白いので、止まらなくなってしまう。爆笑モノばかりでなく、へえーモノ、なるほどモノも多々含まれており、リズムよく読み進めてしまう。(さすがプロ。)あまり時間がないときは手に取らない方がいい鴨。

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    2011年02月19日
  • 記憶する力 忘れない力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハウツー本だと思ったら違っていました。タイトルを見たら、覚える方法と、覚えたら忘れないようにする方法を教えてくれる本だと思ったのです。著者はたくさんの噺を記憶している落語家ですし、きっと何か良い方法があるんだろうなぁと。でも、違いました。

    本書に書いてあるのは、覚えたり忘れたりが付き物の落語家のエピソード集みたいなものです。
    固い話ではなく、気楽に読めばいい類の本です。
    記憶し、忘れないためのヒントくらいにはなるかもしれませんが、そこに期待しすぎてはいけません。

    本書で面白かったのは、むしろ名人といわれる落語家たちのエピソードでした。落語好きの方ならすでにご存知の話でしょうが、初心者の私に

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    2011年11月02日
  • 声に出して笑える日本語

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    ほとんどが落語のことだから
    分からないことも多いけれど

    電車の中での会話やら
    アナウンサーの言葉やら

    面白くて笑ってしまいます。

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    2010年08月21日