エドワードヨードンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ書いていることは事実をある視点で記述しているのだと思います。
解決策は、それぞれの現場で違うので、自分達で考えるしかありません。
現場の感触としては、能力のある人間にやる気を与えて仕事をした結果を、
どうお金に変えるかの手腕が経営者や営業にあるかだと思っています。
そういう手腕のある人でも、手腕があるが故に、仕事量が10倍、100倍になったときに、対応方法を誤ることがあるように思います。
万能の解決策はないということではないでしょうか。
少なくとも、
1 有能な技術者を組織する(やる気にさせる)
2 お金を支払う顧客を捜してくる
の2つができれば、大丈夫なのではないで -
Posted by ブクログ
現在、デスマーチ案件に関わっているので、なにかしらのヒントを求めて買ってみた。
この本を読んでわかったことは、デスマーチはたまたま発生するのではなく、ほぼ恒常的に発生するということ。そ
今までは、管理者の管理能力不足だけがデスマーチ発生の原因と思っていたけど、プロジェクトの内部や外部を問わず、政治的な要因が大きく関わっているのがわかった。
本書では、デスマーチ発生に至るまでの過程を分析し原因を解き明かしている。そして、デスマーチに対して、どう接していけばいいかを説明している。
デスマーチ解決法という内容ではないが、共感できる部分が多い。
この本で、おおよその原因を知っておけば、デスマーチ -
Posted by ブクログ
PMP資格更新に向けて読みました。
個人メモ用にですが、ざっくり要約すると下記の感じかと思いました。
・デスマーチプロジェクトは多種多様あるが、結局無理な納期やスケジュールのプロジェクト
・デスマーチプロジェクトに対する最も効果的な対処はトリアージする事
・もちろん状況によるが、新しいツールや手法を導入するより使い慣れたツールや手法をうまく活用する方が効果的
・デスマーチプロジェクトはどれだけ時代が進んでも無くならない
少しクセがある文章のため、所々流し読みした箇所もあります。読書の時間がとれず細切れに読んでいたため理解しきれていないと感じる箇所もままありました。できるのであればしっかりと時 -
Posted by ブクログ
トリアージしよう。もっとも大切な要求、課題から手を付ける
【感想】
「デスマーチ」をキーワードにして、プロジェクトマネジメントのよもやま話をしていく本。主張は基本的なプロジェクトマネジメント原則と大差が無いかも。ソフトウェア開発プロジェクトの難しさを理解するために読むとよさそう。書き方はエッセイ的で、メッセージが掴みづらい。既にPMの知見が無いと、難しい。単純にシステム開発プロジェクトについて理解するなら、「システムを作らせる技術」の方が分かりやすい。各章ごとの「まとめ」を読んでから、本文を読んだ方が理解しやすい。勉強のために読むなら、読んだうえで自分で抽象化を試みた方が良さそう。
【本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「デスマーチは常態」。うん。
お客さんから、いやむしろ経営者から、大げさに言うと半分の予算で!半分の人数で!半分の納期で!に「期待している」という言葉を添えて任される。
新しい技術、手法を取り入れてみる。誰もやったことない。つまりみんな新人と同じ。遅延する理由がたくさん。
だから圧倒的に時間が足りない。
勉強になったのは、Mustdo、shoulddo、coulddo+20:80の法則からの気づき。あるシステムを構築するときに本当に必要で核となる機能は全体の20%。だから、アジャイルとかで徐々にお客にリリースしていけば、うまくいけば残りの80%を省略できるかもしれない。ま、ウォーターフォールで