酒井一太のレビュー一覧
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うつ病を発症し、そこから2度の休職を経て、現在もサラリーマンとして勤務している筆者による仕事術の本。
この本には復職して(筆者の場合、復職後に転職もして)働いていくために、筆者が見つけた42の工夫が書かれている。
うつ病の急性期や回復期の治療に関する本は多数ある。一方で、復職してうつ病と付き合いながら働いていくことに関して書かれた本はそう多くはない。一方で、多くのうつ病患者は、生きていく上で働くことについて向き合わないといけない。うつ病発症、休職、復職を経て働いている人はSNSで探せばたくさん見かけることができるが、個人が行っている復職のための、そして働き続けるための工夫については発信してい -
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うつと寄り添う仕事術
☐『ストレスフリーの仕事術』ジェームズ・アレン→GTD(Getting Things Done)具体的な行動を書き記す。細かいところまで決めておく
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☐「@うつ(仕事/自宅)」を作成
(コンテクスト@パソコン…パソコンが必要な作業)
☐仕事を重要なもののみに制限すると時間短縮(パレートの法則=80/20の法則)
☐仕事時間を短くすると重要なもののみに制限される(パーキンソンの法則)
☐書き出したタスクの横に◻︎マークつけるとToDoリストに
*著者は誰にでもできる内容と断っているけれど、うつのひとにとってはハードル高いものもあり。あと自殺という言葉が多すぎるのが -
Posted by ブクログ
うつを患い2度の休職をした普通のサラリーマンの著者による、復職のため、復職後にスムーズに仕事をするためのメソッド集。
うつ病の方だけでなく、身近にうつ病患者がいる方にも役立つネタだし、全く関係ないと思っている方にも、仕事を楽にするためのネタか詰まっている。
うつ病は、未だ偏見を持たれているし、私も偏見が無いとは言えない。
こうして、当事者からの本が、実践レベルで出されることは、同じ苦しみを味わっている人にも励みになるし、その周りの人たちの歯がゆい思いへの助けになると思う。
職場にうつ病で前の会社をやめ、今、試行錯誤しながら頑張っている人がいるので、とても参考になりました。
著者はもともとと