佐藤真由美のレビュー一覧

  • 恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50

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    ひらがなの優しい言葉でできているようなあなたに憧れている
    このひとのこと、前から一応知ってはいたけど
    なんとなく苦手な気がして手には取ってなかった。
    だって、すごく『おんなのひと』過ぎる、と思っていたから。
    でも、この歌がココロに直に響いたので。

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    2009年10月04日
  • 恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50

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    なかなか…著者も含めて、最近の人の歌も良いけど、平安以前の人の歌ってやっぱりなんかいいよな〜と再確認しました。

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    2009年10月07日
  • 恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50

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    加藤千恵嬢と並ぶ現代口語短歌の若き旗手、佐藤真由美嬢のエッセイ風味の文庫。時代を問わずに良い歌をひっぱりだして、解説し、それに対して“返歌”を加えている。

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    2009年10月04日
  • 恋する四字熟語

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    ヨシタケシンスケさんの挿絵が載っているということから本書を知った。

    作者の事は全く知らない。
    他にどんな本を書いているのかも知らない。

    読んでいる間中、この作者とは付き合えねぇなぁと思いながら読んでいた。向こうからお断りだろうけれど。

    でも、面白かった。

    女性視点で描かれているのか、この作者独特の視点なのか、共感できたり、全く共感できなかったり。作者がthe pillowsのファンだと言う事に関しては強く共感できた。

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    2025年04月06日
  • 恋する短歌

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    二番目の女感がたまりません!
    開き直って誇っているわけでも、卑屈になって自嘲しているわけでもないこの感じ、この人にしかだせないと思う。

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    2024年06月23日
  • 恋する四字熟語

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    二律背反 アンビバレントな思いを 萩の月 悪事千里を走る 女誑し 非日常の逢瀬 瀟洒な総レース仕立て 一目瞭然↔︎曖昧模糊 うみせんやません海千山千 傍目八目おかめはちもく 呵々大笑かかたいしょう 臥薪嘗胆がしんしょうたん 軽妙洒脱 五里霧中=暗中模索 画竜点睛がりょうてんせい 朝三暮四 色即是空 同床異夢どうしょういむ 永久に他者は他者であり、自分は自分であることへの、あきらめ期待と自由と孤独。ボーカルの山中の歌う痛みも、喜びも、自分のものだった。変な話だけど、ピロウズの曲の主人公の孤独が深ければ深いほど、それを聴いて思うのだ。ああ、ひとりじゃないんだと。 泡末夢幻ほうまつむげん 鏡花水月

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    2019年07月24日
  • 恋する四字熟語

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    四字熟語の意味を、恋に関するエッセイとセットで読むことで覚えやすくなる…のかもしれない。わかりやすい四字熟語はわかりやすく、わかりにくいものはわかりにくい(笑)

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    2018年10月14日
  • 恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50

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    数日前に読んだ『恋の短歌』よりは、やや面白かったような気もするが、5段階評価でと言われるとやはり星3つ、というところ。

    この作品は、著者が選んだ古今の短歌50首を1首ずつ紹介がてら、何かしらテーマのからむプチエッセイが綴られていく、というスタイルの一冊。時代や性別を越えて色んな短歌を楽しめるし、それなりに面白かったのだけど、紹介する短歌というのが本当にただテーマのように紹介されるだけのものも多いというか、あまり、その作者やら歌の背景やらには触れないことがほとんどなので、「わ!なにこの短歌素敵!」と思っても、付随するエッセイにはちいーともその内容は書かれていない、なんてことも多々で、モチロンそ

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    2016年02月22日
  • 恋する短歌

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    ザックリ言うなら、ちょっとイイオンナ風の第一人称「わたし」による、恋の短歌とプチエピソード、て感じの一冊。

    私の場合は、数年前、この本より先に同著者の『プライベート』を読んでしまっていたため、そしてその本はとても素敵な「イイオンナの短歌集」だったため、どうも、こちらの本は青臭さに目がいくというか、狙って表現されているであろう生意気さが狙いすぎてる感があって、やや遠巻きに楽しむ程度にしか入り込めなかった。

    以下、今の私が気になった短歌。

    ▼目の前のわたしをみてよ 本当に大事にしてるものが何でも
    ▼恋のせい 真夜中過ぎに呼び出され スナギモなんか食べているのは
    ▼知られたくないことがあ

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    2016年02月17日
  • 恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50

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    この人の恋愛の闘いっぷり、どんな人だよ、と思いつつも、
    短歌はいい。
    メモしておきたいのもちらほらあるくらい、いい。
    短歌の敷居を下げてくれる本。

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    2015年05月06日
  • 恋する短歌

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    うす暗い本ばかり読んでしまうので、ほっこりしたくて表紙買いした本。
    一時間あれば読めます。
    バックに忍ばせておいてサッと読み返したくなる本かも。

    叶ってるけど叶っていないような二番目の恋愛を題材にした短編がほとんどでした。

    さりげない一文にチクチクしたり、学生の頃は車を持っていたり煙草をすう男性がすごく大人びて見えていたなぁ、と思い返したり。

    挿し絵の水彩画もとても綺麗です。
    グスタフ・クリムトの『接吻』の絵画を思い出したのですが、関係なさそう。

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    2013年04月22日
  • 恋する世界文学

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    自分が読んだことのある作品だと,そういう風にこの作品を読んだんだーと,とまた読み直したくなったり.読んだことない作品も読んでみたくなったり.挿絵も好き.

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    2012年11月18日
  • 恋する四字熟語

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    読みやすい。
    知らない四字熟語から知っている四字熟語まで。
    意味を読んで、エッセイを読んで、そういう解釈もあるんだなあ。と。
    …すっと読める分、読んだ後いまいち内容を覚えてませんでした。

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    2012年09月06日
  • 恋する四字熟語

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    鋼と人生の不条理を四字熟語にからめて描いた恋愛エッセイ。

    珍しい形のエッセイで面白かった。
    「わかる!」というのもあれば「それはないやろ」というものある。
    四字熟語の勉強にもなるし。

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    2012年05月29日
  • 恋する世界文学

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    時代やところが変わっても、恋する気持ちは変わらない。恋愛小説の名作として知られる「赤と黒」「ティファニーで朝食を」「嵐が丘」「ロリータ」といった作品をとりあげてその恋愛模様を、現代にも通じるような身近な切り口で紹介する一冊。新訳本がたくさん出ています。気になった作品があったら原典も読んでみませんか?

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    2012年05月07日
  • 恋する短歌

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    この人は物語ではなくて短歌。

    いつのまにか見つけてくれてありがとう わたしがあなたにぴったりなこと

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    2012年01月26日
  • 恋する世界文学

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    同じ本を読んでもいろんな見方があるんだなと実感。どの見方も間違いではないと思うけれど、でもこの著者のようにいろんな感情を読書を通じて追体験できるのはうらやましい限り。「読む力」ってものを感じる。もともと外国文学は好きだけど、いわゆる古典、名作、大長編というものは読んだことがない。読みにくいののとそのために気分が乗らないと読み進められないのでなかなか手を付けてこなかったけれど、今年は少しずつでも読んでみたいな。とりあえず、ラクロの「危険な関係」ミステリーとして「ロリータ」。コンスタンの「アドルフ」も気になる。チェーホフの「奥さんは子犬を連れて」は朗読者に出てきた本と気づいてびっくり。きっとこの本

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    2011年06月14日
  • 恋する世界文学

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    世界的な名作で繰り広げられる恋愛を、作者独特の目線で解説してくれる。
    が、本書で作者が言及しているとおり、恋愛で命を落とすのは女ばっかりだ。

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    2011年05月21日
  • 恋する短歌

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    〈今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて〉


    「ショートソング」を読んだ時いちばん頭に残っていた短歌、
    これを詠んだ人が佐藤さんだと知ってこの本と出合った。


    残念ながら↑の歌は収められていなかったのだけど、タイトル通り恋の歌集。
    歌とともにショートショートが添えられており、
    私のように短歌に不慣れな人でもすっと情景が頭に入り込んでくる。


    ドラマが過ぎて共感を覚えれないものがあったりするけど、
    短歌の持つ語調とナチュラルに見えて選び抜かれた言葉に
    普段の読書とは違う新感覚を味わいました。
    たとえば・・・


    "当然のように 一つの食べ物を 分け合いなが

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    2010年09月25日
  • 恋する短歌

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    短歌に解説はなくていいものかも。と思った一作。
    短歌集というか、エッセイなんだもの。

    短歌のいいところって、あの31文字の限られた文字数で綴られた思いを、自分の経験で補って、落とし込むことができることだと思うのです。こういう思いから出てきたんです、なんて裏舞台を本人が告白しなくても・・・。と。

    ただ、やっぱこの人の恋愛の仕方にかぶるとこがあるので、あーね。みたいな気分。で、星3。

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    2010年04月11日