荒木一郎のレビュー一覧

  • 空に星があるように ~小説 荒木一郎~

    Posted by ブクログ

    「不良、不良、不良っ、なんだお前は、不良のーっ、このーっ」。テレビ黎明期のNHKドラマ「あじさいの歌」の共演者、十朱幸代の妹役のステージパパにひとこと言ってキレられるエピソード。もうその親父を「カニをつぶしたような顔」と語るところから、荒木一郎ワールド炸裂です。爆笑。子供心に「いとしのマックス」がトラウマのように刻み込まれて、しかも突然なにか事件を起こしたのかテレビでは見れなくなった人、まさに「不良」としてぼんやり覚えていた人。有名女優のドラ息子、青山学院の不良少年、荒木一郎自身による「小説荒木一郎」は、60年代の東京と芸能界のタイムカプセルでした。先日読んだ「小説ユーミン」は荒井由美のクリエ

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    2023年04月05日