中澤二朗のレビュー一覧

  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

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    採用しても人がすぐ辞めてしまったり、新卒採用を始めたりと、採用に関して、いろいろと考えるところがあったので、そもそも働くとは何か?という点に原点回帰し、何かヒントにならないかと思い読みました。

    考え方や、価値観など、形の無いものがテーマなので、1回読むだけでは、理解が難しい内容でした。

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    2014年03月10日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

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    これから社会へ出る人だけでなく、今、企業で働いている幅広い年代層の人にも興味深い内容の書籍である。30年以上も人事分野で活躍されてきた著者ならではの視点も素晴らしい。「仕事の穴」という見方や、実践NJ法も面白い。そして、結論は、やはり「人の本質」に辿り着いている所に共感を覚えた。とても内容の濃い書籍である。

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    2011年05月14日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

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    昔研修で聞いたお話。

    旅人が道を歩いているとレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているかと問うと「レンガを積んでいる」と答えた。

    道を進むとまたレンガを積み上げるものに出会った。
    何をしているか問うと「壁を作っている」と答えた。

    さらに足を進めるとまたレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているか問うと「素晴らしい大聖堂を作っている」と言った。

    3人のしていることは同じ。けれどこんなに違う。

    願わくば人々には3人目のレンガ積み職人になってほしい。



    中澤さんの言っていることはつまりこういうことでしょうか??
    目の前の仕事(壁)を世の中と結びつけそれがどんな風に役立つか考えること=穴

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    2020年01月07日
  • 働く。なぜ?

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    新日鐵入社、現・新日鐵住金ソリューションズ人事部長の中澤二朗(1951-)による仕事論。

    【構成】
    序 章 留学生の「働くなぜ」
    第1章 仕事の窓-「働くなぜ」を解き明かす鍵
    第2章 なぜ人は仕事を嫌い、仕事に希望を託すのか-「仕事の窓」の4象限
    第3章 なぜ石の上に三年、下積み十年-「仕事の窓」のからくり
    第4章 なぜ「就職」ではなく「就社」か-長期観察・長期育成・長期雇用
    第5章 なぜ仕事に「前向き」になれないのか-職業観の形成
    終 章 やるべきことを、やりたいことに-命の使い方

    人事屋という生き物は口だけで生きているので、語りたがり屋が多い。
    そして、営業本と並んで「仕事とは論」をた

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    2014年01月04日
  • 働く。なぜ?

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    「働く」と「稼ぐ」を明確に定義した整理付けは、結構新鮮だった。また、仕事の分類軸として「生業」と「天職」を使った4象限の仕事の整理は、かなり納得感がって興味深い。
    仕事を自分中心に考えず、他者を中心に考えることで意味づけを深化させることは、とても大切なことだと感じる。
    自己中心的な考え方に起因する限界を越え、より高い次元に自分を導くことになる。それは、「求められる人材像」に他ならない。
    「社会に貢献する人材は、社会を意識して働く人である」と、論じている点が、特に共感できた。

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    2013年12月07日
  • 働く。なぜ?

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    ネタバレ

    働くということについて。
    仕事をマトリックス化しているんだけど、それが妙にわかりづらい。
    ずっとそのマトリックスがベースになるので結構ぐだぐだ。

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    2014年03月04日
  • 働く。なぜ?

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    ≪目次≫
    序章   留学生の「働くなぜ」
    第1章  仕事の窓ー「働くなぜ」を解き明かす鍵
    第2章  なぜ人は仕事を嫌い、仕事に希望を託すのかー「仕事の窓」の       四象限
    第3章  なぜ石の上に三年、下積み十年ー「仕事の窓」のからくり
    第4章  なぜ「就職」でなく、「就社」かー長期観察・長期育成・長期雇用
    第5章  なぜ仕事に「前向き」になれないのかー職業観の形成
    終章   やるべきことを、やりたいことにー命の使い方

    ≪内容≫
    キャリア形成に必要な「職業観」「就職」などの教科書のような本。著者は、多くの本を読み、勉強している様子がうかがえ、かなり信用できる本だと思う。そして、高校教員な

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    2013年12月04日
  • 働く。なぜ?

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    就職ではなく就社、年功制に見えて実は高度に洗練された能力主義である日本型雇用と育成制度は、戦後めざましい成果を収め、現在に至った。
    その現在、職業観を持ち得ず、働くことに前向きになれない人が増えている。それは、既に日本が「最先端」に立っているからであると著者は指摘する。その上で企業と人がさらに前へ進むには何が必要なのかを、日本型雇用システムの歴史を振り返りながら考察している。

    ― 人は「量」を通して初めて仕事や職場や会社の本質をつかみ、勘を養い、術を磨くことができます。私はいまだかつて「量」によって鍛えられないプロフェッショナルに出会ったことがありません。(文中より)

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    2013年11月19日
  • 働く。なぜ?

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    ネタバレ

    メモ。守・破・離。先人の教えを守り、その習いから離れて己を磨き、果てに真理に到達できること。
    著者自身も本のなかに書いていたけど、一定規模以上、長期雇用が前提の考え方のように感じる。

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    2013年11月15日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

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    「よき社会、よき社会人とは何か」、「働くこととは何か」といった根本的な考え方について書かれた本。産業革命の時代と現代とを対比しつつ、考察し、著者の考えが述べられている。
    図が多く、難解な印象だが書かれていることはいたってシンプル。働くことについて、自分自身で振り返るきっかけを与えてくれます。

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    2011年04月29日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

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    2011年20冊目
    「良き企業」とは?「良き企業人」とは?「良き社会」とは?
    いったいどういうもので、どのようにしたらなれるのだろうか?
    この素朴な疑問を様々な文献を引用し論理的に導いている。
    1500円のビジネス書と思って軽い気持ちで読み始めると痛い目を見る本。値段に対して重厚な内容だが、若干取っ付きにくさがあるかもしれない。もう少し具体例を織り込んでくれたら読みやすくなっただろうが、解説によると目指すところは徹底的に積み上げたロジックだということなのでこれはこれでありなのかと思う。
    この本をベースにして複数人で議論することでより理解が深まるだろう本。

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    2011年02月21日