作品一覧

  • 働く。なぜ?
    3.3
    1巻770円 (税込)
    どうして仕事に前向きになれないのか? 企業が求める人材像はなぜ抽象的なのか? 私たちの周りには「働く」ということにまつわるさまざまな疑問がありますが、そのほとんどが、「働く仕組み」がわかっていないと答えられないものです。本書の著者は、これまで1万人以上の採用面接を行ってきた人事のプロです。本書はその著者が作り上げた「仕事の窓」という概念ツールを使いながら、働くことにまつわる疑問を解く一冊です。(講談社現代新書)
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    なぜ働かなければならないのだろうか――? 雇用環境が厳しいなか、明日に望みを失った人たちは、「今」「ここ」に引きこもっている。本書では、これから就職しようとする人や若い人々に向けて、働くとはどんなことか、良き企業人とは、良き社会とはについて、さまざまな角度より論述する。著者は、企業の人事担当として、30年間のべ1万人にわたる人事・採用面接に立ち会ってきたという経験を持つ。企業人・実務家の手による現場からのエール。解説は東京大学教授の玄田有史氏。「就職に苦しむ若者たち、日々の仕事に悪戦苦闘する企業人、企業経営に携わるすべてが今こそ心に刻むべきメッセージ」

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ユーザーレビュー

  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

    Posted by ブクログ

    採用しても人がすぐ辞めてしまったり、新卒採用を始めたりと、採用に関して、いろいろと考えるところがあったので、そもそも働くとは何か?という点に原点回帰し、何かヒントにならないかと思い読みました。

    考え方や、価値観など、形の無いものがテーマなので、1回読むだけでは、理解が難しい内容でした。

    0
    2014年03月10日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

    Posted by ブクログ

    これから社会へ出る人だけでなく、今、企業で働いている幅広い年代層の人にも興味深い内容の書籍である。30年以上も人事分野で活躍されてきた著者ならではの視点も素晴らしい。「仕事の穴」という見方や、実践NJ法も面白い。そして、結論は、やはり「人の本質」に辿り着いている所に共感を覚えた。とても内容の濃い書籍である。

    0
    2011年05月14日
  • 「働くこと」を企業と大人にたずねたい これから社会へ出る人のための仕事の物語

    Posted by ブクログ

    昔研修で聞いたお話。

    旅人が道を歩いているとレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているかと問うと「レンガを積んでいる」と答えた。

    道を進むとまたレンガを積み上げるものに出会った。
    何をしているか問うと「壁を作っている」と答えた。

    さらに足を進めるとまたレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているか問うと「素晴らしい大聖堂を作っている」と言った。

    3人のしていることは同じ。けれどこんなに違う。

    願わくば人々には3人目のレンガ積み職人になってほしい。



    中澤さんの言っていることはつまりこういうことでしょうか??
    目の前の仕事(壁)を世の中と結びつけそれがどんな風に役立つか考えること=穴

    0
    2020年01月07日
  • 働く。なぜ?

    Posted by ブクログ

    新日鐵入社、現・新日鐵住金ソリューションズ人事部長の中澤二朗(1951-)による仕事論。

    【構成】
    序 章 留学生の「働くなぜ」
    第1章 仕事の窓-「働くなぜ」を解き明かす鍵
    第2章 なぜ人は仕事を嫌い、仕事に希望を託すのか-「仕事の窓」の4象限
    第3章 なぜ石の上に三年、下積み十年-「仕事の窓」のからくり
    第4章 なぜ「就職」ではなく「就社」か-長期観察・長期育成・長期雇用
    第5章 なぜ仕事に「前向き」になれないのか-職業観の形成
    終 章 やるべきことを、やりたいことに-命の使い方

    人事屋という生き物は口だけで生きているので、語りたがり屋が多い。
    そして、営業本と並んで「仕事とは論」をた

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    2014年01月04日
  • 働く。なぜ?

    Posted by ブクログ

    「働く」と「稼ぐ」を明確に定義した整理付けは、結構新鮮だった。また、仕事の分類軸として「生業」と「天職」を使った4象限の仕事の整理は、かなり納得感がって興味深い。
    仕事を自分中心に考えず、他者を中心に考えることで意味づけを深化させることは、とても大切なことだと感じる。
    自己中心的な考え方に起因する限界を越え、より高い次元に自分を導くことになる。それは、「求められる人材像」に他ならない。
    「社会に貢献する人材は、社会を意識して働く人である」と、論じている点が、特に共感できた。

    0
    2013年12月07日

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