樋口直哉のレビュー一覧

  • おいしいものには理由がある
    食材を吟味して買おうという気になった。
    ついつい価格で選択してしまいがちだが、感謝して購入し、いただきたい。
    生産者に作り続けてもらうには、消費者も一緒に頑張ることが必要。
  • スープの国のお姫様
    すっごくスープが食べたくなった。
    作者が元シェフという事でとても美味しそうだ。
    お母さんとそこで繋がってるとは。
  • 定番の“当たり前”を見直す 新しい料理の教科書
    読んでいると自然と紹介されている料理を作ったり食べたりしたくなる。
    自宅で試せる料理が多いので、気になったものから試して見ると良さそう。
  • キッチン戦争
    色々なパイ包み焼き等フランス料理が華やかで美味しそうで楽しい。二十六歳の葉月より三つ年下で立場は上の細川とのギクシャクした関係が徐々に良いチームワークになり、シェフの荒木の仕事に触れながら、料理は争うものじゃないという葉月の祖父の言葉は根底のままに真摯にコンクールと向き合い頑張る二人が心地好かった。
  • 星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き
    料理をしている描写が素晴らしい。私はほとんど料理をしませんが、なんだか料理したくなってくる小説です。
  • 大人ドロップ
    物語の世界にどっぷり浸かったわけではないけれど、主人公の心情と自分の気持ちがところどころリンクして胸が苦しくなりました。

    一口に言えば(あくまで一口に言えば、ですが)入江さんとの「ありふれた別れ」の経験から、主人公は自分のことを「大人になったのだ」と思うようになります。
    しかし彼が本当に大人になっ...続きを読む
  • 大人ドロップ
    大人ドロップの世界観にはまって一気に読み切ることができました。時間はいつも進んでいて、待ってくれない。一年前の自分と今の自分は違うし、今の自分と一年後の自分もまた違うのだろう。周りにいる人も違うだろうし、常に同じものってないのかもしれない。
    青春がさわやかにえがかれていて、読んでいてどこか哀しいけど...続きを読む
  • 大人ドロップ
    私の好きなタイプの小説。学生の恋愛ものと日常系が合わさった感じ。普通の日常の中に少しの非日常が割り込んでくる。その非日常はいつだって綺麗に見える。私もこんな経験してみたい
  • おいしいものには理由がある
    著者は料理人て小説も書く作家さん。
    生産者のもとでしっかり取材していて読みやすく面白かった。こんなに丁寧作られるのはほんと食べてみたい。
  • おいしいものには理由がある
    感想
    食材をおいしくする人がいる。当たり前だが忘れてしまう。食事の向こうには食材を準備して料理してくれる人がいる。顔を思い浮かべて食事をしたい。
  • キッチン戦争
    ごはんものが好きで借りた本。
    登場する料理、作るシーンは美味しそうです♪
    料理好きとしても気持ちの昂る描写ですが、主人公がシェフってこともあってちょっと本格的。
    でてくる用語も本格的すぎて、ほほーぅと思う知らない言葉も多かったです。

    物語としては、、 ちょっと盛り上がりにかけるかなぁ。。
    おもしろ...続きを読む
  • 定番の“当たり前”を見直す 新しい料理の教科書
    定番の料理のレシピを、科学的に分析し、改善提案をしている。その理由が科学的に書かれていて、理系としては理解しやすいのがいい。例えば、ニンジンは茹でずに焼いたほうがいい、なぜならば旨味成分が水溶性だから。逆にブロッコリーは旨味成分が脂溶性なので茹でたほうがいい、など。部分的には、最近のネットレシピで紹...続きを読む
  • 星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き
    嫌いじゃないですが・・・
    とんがった部分がなく平坦な読み口。

    よく言えばかるくて読みやすい・・・のかな。
    でもスパイス、薬味、隠し味、なんでもいいからもうひと手間欲しかったなぁ。話のネタ自体は惹かれるものだったので余計に惜しいなと。

    タイトルの「偏差値68」が一番の謎かも???
  • 星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き
    タイトルの「偏差値68」がちょっと名前負け感。理論的な話は興味深いがあっさりしすぎだし、それ抜きにすると人間模様が浅い。それぞれ話は面白いので、もう少しどちらかに特化するかしたらもっと読み応えが出るのではと思いました。
  • 星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き
    タイトルの偏差値68は余計かも。調理を化学的に説明してくれるので、なぜ美味しくできるのかがわかりやすい。ハンバーグやハンバーガー美味しそう!
  • 長寿の献立帖 あの人は何を食べてきたのか
    朝食は一般的には食べたほうがよいと言われる。けれども必ず食べなければならないか、と言われればそうでもない。人それぞれ。食べるに越したことはないが、無理をする必要はない。健康にとって大事なのは一日トータルの栄養摂取量とカロリー摂取のバランス。そして、規則正しい生活と十分な睡眠。インスタントラーメンにし...続きを読む
  • キッチン戦争
    2018/4/22
    小説、としてはどうかな、と思うがさすが料理、レシピは、リアル(当たり前か)で、料理が好きならそれだけでOK 。
    台所に立つと、なんかフライパンを使うだけで自分まで料理が上手くなった気になる。
  • キッチン戦争
    隠れ家という名のフレンチ・レストラン『cachette』。
    ある日、オーナーに呼ばれた滝沢葉月は、自分が高名な料理コンクールの一次予選に通過したことを知らされる。
    もちろん、葉月は応募していない。
    戸惑う葉月…。実は、葉月の祖父は、戦後はじめて世界的なフランス料理のコンクールで優勝した滝沢征爾だった...続きを読む
  • おいしいものには理由がある
    食への不安が取り沙汰され、「昔はよかった」「日本の食の現状は暗い」なんてイメージが取り巻く昨今、それでも日本の食は確かに向上しているのだ。
    卵、納豆、醤油、鰹節、昆布、牡蠣、海苔、肉、ソース、マヨネーズ……
    料理人でもある著者が、しっかりと食に向き合っている丁寧な生産者の姿を伝える一冊。
    こだわり続...続きを読む
  • スープの国のお姫様
    古い洋館に住む老婦人にスープを作る元料理人の主人公。表紙はなぜ老婦人の孫娘千和が料理を作っているかのような構図なのかな。たしかに主人公から料理を習ってはいましたが。作中に出てくるスープが美味しそうだった。スープって本格的に作ると手間がかかるんですね。いつもはインスタントのスープですましちゃうけど、た...続きを読む