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和食が世界遺産に制定され、日本料理はここ十年余りの世界的な流行になった。外国の料理人の多くも関心を持って、誰もがそれを理解しようとしている。しかし、当の日本人の多くは日本料理を意識することすらなくなってきているのではないか。そこで、日本の食を支えている食材の生産者や職人を、作家であり料理人である著者が訪れて、私たち日本人が実は知らない日本の“食”を紹介する。自らの仕事に誇りと情熱を持ち、それに打ち込む姿は我々日本人が誇るべきものであり、それが我々の食文化を守っていることがよくわかる。作家ならではの筆致と、料理人ならではの視点をもつ著者ならではの文章には他を寄せ付けない力強さがある。ダイヤモンドオンラインの連載『ニッポン 食の遺餐探訪』に加筆・再構成。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年05月04日
今って、ものすごく「食」に対する意識がはっきりわかれるような感じになってきている。
「とにかく安いものがいい」という人
「ちょっとお値段がよくてもいいものが欲しい」という人
ちょっとお値段がいいけどそれには理由があって…
という生産者さんとそのこだわりを紹介している本
群馬県 下仁田納豆
小豆島...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月13日
新しい料理の教科書から樋口さんにはまって。
とりあえず、最初に出てくる卵、直接買いに行けないけど、平飼いの卵とは?初めて卵かけご飯をやってみた。初めてだから他の安い卵との違いはわからない。次に下仁田納豆、拍子木に包まれてるのが素敵。やっぱり豆の味を味わったことがなかったようで、いつも買う納豆は添付の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月04日
おいしいもの、丁寧に作ったもの、自然のもの。我々はご飯を食べて生きる生き物だから、この本は書いてあるようなきちんとした美味しいものを買って食べることは浪費でなく必要なことなのでは?と思う。全てをオーガニックで国産のものにしようとは思わないけど、少し「美味しいもの」を探して買うようにしようかな。今の時...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月04日
筆者が各地方で昔からの生産方法を続けている各業者を取材されて、そのおいしさ、支持されている訳に迫っていく内容であった。正直知らないことしか書いていないぐらい、新鮮な内容でだった。印象に残ったのは放し飼いにしている牛・鶏の話。実際本に出てくる業者のものは食べたことはないが、普段何気なく食べているものも...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月08日
食への不安が取り沙汰され、「昔はよかった」「日本の食の現状は暗い」なんてイメージが取り巻く昨今、それでも日本の食は確かに向上しているのだ。
卵、納豆、醤油、鰹節、昆布、牡蠣、海苔、肉、ソース、マヨネーズ……
料理人でもある著者が、しっかりと食に向き合っている丁寧な生産者の姿を伝える一冊。
こだわり続...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月25日
料理の技術は素材を超えない。
魚住農園の卵 茨城
有機栽培のキャベツ 青虫のついた外葉はニワトリのエサ
平飼い 自家製腐葉土の土間
卵のおいしさは餌で決まる 一般にはトウモロコシ原料の飼料
国産の酒糠、小麦、鮭の魚粉、牡蠣殻、大豆と塩、醬油の搾りかす、乳清、野菜
雄鶏がいると落ち着く
...続きを読む
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