羽生山へび子のレビュー一覧
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わかば荘、セックストラックの次に読んだ。
表紙で敬遠し、ページを開いても数ページはさほどのめり込めなかった。
だが次第にこの飴宮はじめと言う少々うざくてまるいフォルムの高校生がなぜか可愛く見えて来て、ありえない眉毛の先輩・三郎が高倉健に見えて来て、最終的には読みながらなぜかぼろ泣きしている、と言うおそろしげな漫画だ。
書評で「ギャグ」と言う言葉が目立ったのも敬遠していた理由のひとつ。お笑いは読み手次第でおもしろい、つまらないがはっきり別れる。この作家の昭和風な作風を見て、笑いも多分古い感じなのかな?と思って敬遠していたのだがとんでもなかった。笑いの種類自体が豊富だった。ギャグではなかった。彼ら -
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大好きな「晴れときどき、わかば荘 」の住人と再会できて嬉しかったです。
まずはなんちゃってヤンキー「101号室 千葉晃太」の話の続き。翔ちゃん視点で描かれていて彼の純情な恋心にキュンキュンさせられました。見た目とのギャップがwwかわいい…そして、幸せそうでよかった~
「202号 鮎川要」
ヒネルトジャー…www
わかば荘の中で一番艶っぽいストーリーだったと確信です。
鮎川はゲイであることをしっかり隠している高校教師。でも、同僚の教師にイケナイ妄想したりして実態はなかなかびっちですww
どんな相手にも本気になれなかった鮎川が、お隣の893ぽい男、澤村にどんどん惹かれていく姿がとてもよかったで -
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2014/04/24
【好き】女装ママが管理するアパート「わかば荘」住人たちの恋愛模様。 千葉晃太(17歳・高校生)、長崎恵一(30歳・車のサービス営業マン)、幕之内大輔(32歳・元ジョッキーのフリーター)。 もうね、へび子さん節全開って感じでお腹一杯で幸せ(笑) まぁ…がっつりエロがあればなお良かったとは思いますが…。 最後の方に登場した「先生」の話はないのかなぁ? カラー扉絵にもいるけど…この話って続いてるんだろうか? 他→『ごはんですよ』子持ち先輩×後輩。 最後ページでの後輩のゲス顔(早く夜になればいいのに…の所)がツボ過ぎてしばらく笑いが止まらなかった。 -
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文句無しに面白い〜両手挙げてへび子さん大好き!と叫びたくなる作品\(^o^)/ 長屋を思わせるオンボロアパートを舞台に繰り広げられるドタバタ群像劇。相変わらずの昭和臭にリーゼントw小ネタも満載で、でも全編に漂うノスタルジックさにホロっとして泣ける作品ばかり。
中でも一番キタのはジョッキーの先輩後輩の話かな。先輩の怠惰な色っぽさとジョッキーに戻った時の短髪の凛々しさにもう(*≧艸≦)後輩くんだけでなく私までハートぶち抜かれました!
同郷リーマンモノも大人だからこそ分かる切なさがこみ上げてくる作品。そして博多弁に萌えました…!
子持ちおっさんと職場の若者のラブもありがちな設定なのにへび子さんの昭和 -
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よかった…よかった!!またしても、ハートをぶち抜かれてしまいました。昭和風に言うなら、シビれる!です。
下町路地裏アパート『わかば荘』の住人たちの恋模様が、愛情と人情味たっぷりに描き出されています。
どのストーリーにも、朝顔が庶民的にそっと花を添えています。
「101号室 千葉晃太」
なんちゃってヤンキーの晃太が恋したのは、慎一くん。晃太は、慎一くんと仲良くなるための相談をいつもマブダチの翔に持ちかけていたのですが。
ふだんはいい加減に見える翔が、優しくて漢らしくて、もう見直してしまいました!幸せは気付かないけど身近なところにあるんだな~としみじみ感じました。
翔は、お母さんの再婚で寂しくて -
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あたたかみのある、昭和テイストの絵柄。
いきいきとした、これまたあったかいキャラクター達。
そしてそんな彼らを包み込む、どこか懐かしみを感じる街並み。
できることなら、私も加わりたい。
そう思わせてくれる素敵な作品でした。
本屋さんで表紙にひとめぼれして買ったのですが
今では私の一番のお気に入り。
可愛いはじめ君と、かっちょいいサブロー先輩の
もどかしく、不器用ながらも前へ進む二人のお話です。
×ネタバレをさけつつ紹介もどきの感想を…×
とにかく先輩がかっこいい!(かっこいい!)
はじめ君が可愛い!(ラブリー!)
初天サイコー!(yearrrrrrrrr!)
もう先輩の眉毛が素敵 -
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▼あらすじ
自称・愛のハゲタカこと飴宮はじめは、学校中から恐れられている先輩、二宮三郎に猛烈アタック中。ハイエナよろしくつきまとうはじめにウンザリ顔の三郎だったが、一途で真っ直ぐな体当たりの告白に気持ちはガッチリ仕留められた!?
笑って、ヘコんで、ご飯食べて、一緒に過ごした今日は、とっても幸せだ!
羽生山へび子の初コミックス登場!
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『このBLがやばい!』で紹介されていた事がきっかけで購入。
最初は表紙の絵で遠ざけていたんですが、あの頃の自分をブン殴って「表紙で判断するなっ!!!」と喝を入れてやりたい…!(笑)
それぐらい内容はとても素晴らしかったです。
先輩(表紙にいる黒髪)がとに -
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1巻が素晴らしかっただけに、2巻がどうなるのか期待と不安があったのですけど…
まったくの杞憂でした。
縦に横に過去に未来に、どこまでも広がっていく初天ワールド。
1巻が良かった方は迷わず書店にゴーです。
身の回りのいろんなことに不安になる、問題も起きる。
とても一人前とは言えないようなはじめくんですが、
でも一番大事なことはわかってる。
先輩が”優しいひと”であることを知ってる。(”思う”じゃなくて”知ってる”)
好きだという気持ちに揺るぎが無い。
そんなはじめに愛のハゲタカよろしく付きまとわれれば、
世界も変わっちゃうってなもんですよね、先輩。
”ありがとう”と”ごめんね”をすご