羽生山へび子のレビュー一覧
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わかば荘、セックストラックの次に読んだ。
表紙で敬遠し、ページを開いても数ページはさほどのめり込めなかった。
だが次第にこの飴宮はじめと言う少々うざくてまるいフォルムの高校生がなぜか可愛く見えて来て、ありえない眉毛の先輩・三郎が高倉健に見えて来て、最終的には読みながらなぜかぼろ泣きしている、と言うおそろしげな漫画だ。
書評で「ギャグ」と言う言葉が目立ったのも敬遠していた理由のひとつ。お笑いは読み手次第でおもしろい、つまらないがはっきり別れる。この作家の昭和風な作風を見て、笑いも多分古い感じなのかな?と思って敬遠していたのだがとんでもなかった。笑いの種類自体が豊富だった。ギャグではなかった。彼らが連発しているのがきちんと「お笑い」であるところが読む人をこうもひきつけるのだろう。
ストーリーはベタである。こんな感じのものはどこにでも転がっているのでストーリー重視の人はありきたりな漫画として読み捨てるタイプの本である。だが、このベタな物語とお笑いと作者独特のあたたかい人情をたくみに組み合わせればこうも光輝くものができるのだ。
また、絵柄も特徴的だから読む人を選ぶ、などと言う言葉も目立つ。おかげで読むのが遅れてしまった。
今度から評価を読まずに手にしようと決心させてくれた作品だった。 -
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大好きな「晴れときどき、わかば荘 」の住人と再会できて嬉しかったです。
まずはなんちゃってヤンキー「101号室 千葉晃太」の話の続き。翔ちゃん視点で描かれていて彼の純情な恋心にキュンキュンさせられました。見た目とのギャップがwwかわいい…そして、幸せそうでよかった~
「202号 鮎川要」
ヒネルトジャー…www
わかば荘の中で一番艶っぽいストーリーだったと確信です。
鮎川はゲイであることをしっかり隠している高校教師。でも、同僚の教師にイケナイ妄想したりして実態はなかなかびっちですww
どんな相手にも本気になれなかった鮎川が、お隣の893ぽい男、澤村にどんどん惹かれていく姿がとてもよかったです!
澤村がすごく色気がある男でドキドキしてしまいました。
迫力あるもんもんにグッとくるし、時々出る関西弁がまたステキです…鮎川と初めてそうなるシーンに萌えました。ガラステーブルがたまりませんでした。
英樹も最初は怖いと思ったけど、根はいい人でよかったです。
「それぞれのセカイ」に悶絶しました!澤村、絵が下手くそすぎwそして、鮎川の好きだよは殺し文句。
「小料理屋わかば」
前からものすごく気になってたアパートを管理している小料理屋の女装ママと、板さんのケンちゃんの話でした。
やっと二人の馴れ初めを知ることができました!!ケンちゃんのビジュアル判明。
…泣きました!!
ママがどんな人生を歩んできたのかわかるにつれて、ますますママのことが愛しくなりました。
この話はぜひぜひいろんな人に読んでほしいですね。
愛すること、愛されることの大切さに胸を打たれます。他人事としてご近所のことは済ませがちだけど、ママは心配するだけではなく、思わず手を差し伸べていました。
なのに、世間はママのことをまともに取り合おうともしないで…
そんなやさしいママの真心が報われて、涙が止まらなくなりました。
「一生分やさしくしてくれてありがとう」という言葉に感動。神様はちゃんと見ています。
ほんとうに胸が熱くなるお話でした。 -
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2014/04/24
【好き】女装ママが管理するアパート「わかば荘」住人たちの恋愛模様。 千葉晃太(17歳・高校生)、長崎恵一(30歳・車のサービス営業マン)、幕之内大輔(32歳・元ジョッキーのフリーター)。 もうね、へび子さん節全開って感じでお腹一杯で幸せ(笑) まぁ…がっつりエロがあればなお良かったとは思いますが…。 最後の方に登場した「先生」の話はないのかなぁ? カラー扉絵にもいるけど…この話って続いてるんだろうか? 他→『ごはんですよ』子持ち先輩×後輩。 最後ページでの後輩のゲス顔(早く夜になればいいのに…の所)がツボ過ぎてしばらく笑いが止まらなかった。 -
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文句無しに面白い〜両手挙げてへび子さん大好き!と叫びたくなる作品\(^o^)/ 長屋を思わせるオンボロアパートを舞台に繰り広げられるドタバタ群像劇。相変わらずの昭和臭にリーゼントw小ネタも満載で、でも全編に漂うノスタルジックさにホロっとして泣ける作品ばかり。
中でも一番キタのはジョッキーの先輩後輩の話かな。先輩の怠惰な色っぽさとジョッキーに戻った時の短髪の凛々しさにもう(*≧艸≦)後輩くんだけでなく私までハートぶち抜かれました!
同郷リーマンモノも大人だからこそ分かる切なさがこみ上げてくる作品。そして博多弁に萌えました…!
子持ちおっさんと職場の若者のラブもありがちな設定なのにへび子さんの昭和臭を加えるとどうしてこうも泣けてくるのか。笑いと切なさの後の怒濤のえち♡とかたまりませんw
僕の先輩シリーズ同様今後も何度も読み返す作品になりそう。続編期待しちゃいます! -
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よかった…よかった!!またしても、ハートをぶち抜かれてしまいました。昭和風に言うなら、シビれる!です。
下町路地裏アパート『わかば荘』の住人たちの恋模様が、愛情と人情味たっぷりに描き出されています。
どのストーリーにも、朝顔が庶民的にそっと花を添えています。
「101号室 千葉晃太」
なんちゃってヤンキーの晃太が恋したのは、慎一くん。晃太は、慎一くんと仲良くなるための相談をいつもマブダチの翔に持ちかけていたのですが。
ふだんはいい加減に見える翔が、優しくて漢らしくて、もう見直してしまいました!幸せは気付かないけど身近なところにあるんだな~としみじみ感じました。
翔は、お母さんの再婚で寂しくて途方にくれていた晃太を、大きな愛で包んでくれた頼もしい奴で、最後は本当に胸が熱くなりました。
「103号室 長崎恵一」
これもグッときた話でした。リーマンの悲哀を象徴するかのように、仕事に追われて日々疲弊しきってるケイ。そんな彼の前に10年ぶりに現れたのは、高専の同級生で親友だったキヨ。互いに大きな希望と夢を抱いていたけれど、大人になった今、現実の前で心が折れそうになることばかりで。
泣けました。
相手のことを考えてばかりいるくせに、会いたくても会おうという勇気が出なかったというキヨのオトコ心にも、切なくなり。
そんな本編後の、「企業戦士K&K」が微笑ましくてかわいくて、癒されました!
「102号 幕之内大輔」
だらしない汚部屋の住人は実はかつて…という、挫折人生を送っていた競馬界元花形スター大輔の人生再生ストーリーです。彼の背中を押すのは、後輩の誠。彼に憧れ、彼の後をひたすら追いかけて一流のジョッキーに登りつめたのに、肝心の大輔は投げやりな毎日を送っていて。
羽生山流の年下わんこ攻め、ステキでした。
ものすごーく気になったのが、アパートを管理している女装ママ。そして、その小料理屋「わかば」の板さんのケンちゃんです…すごく気になる。
描き下ろしの「ところにより、天気雨」は、その後キヨとケイが一緒に故郷に帰る話で、他の2cpのその後も描かれていて、かゆいところに手が届く大サービスストーリー。
わかば荘とは別の話で収録されているのが、「ごはんですよ」。
今じゃお目にかかれないようなレトロな長屋に住んでいる松本親子。松本っさんは、ものすごくかわいくて萌え萌えしてしまうまさるくんを、男手ひとつで育てている40男です。そんな彼に密かな恋心を寄せている、晴彦。
一昔前の空気を背負った恋物語なんですが、嘘偽りない純粋な気持ちにものすごく心を揺さぶられました。
今の時代が忘れ去っている大事なものが、羽生山センセの作品にはいっぱいつまっている気がします。
カバー下にもお楽しみがあります。それぞれのお部屋公開!これ見ると、また想像が広がってわかば荘の世界観にどっぷり浸ることができます。 -
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あたたかみのある、昭和テイストの絵柄。
いきいきとした、これまたあったかいキャラクター達。
そしてそんな彼らを包み込む、どこか懐かしみを感じる街並み。
できることなら、私も加わりたい。
そう思わせてくれる素敵な作品でした。
本屋さんで表紙にひとめぼれして買ったのですが
今では私の一番のお気に入り。
可愛いはじめ君と、かっちょいいサブロー先輩の
もどかしく、不器用ながらも前へ進む二人のお話です。
×ネタバレをさけつつ紹介もどきの感想を…×
とにかく先輩がかっこいい!(かっこいい!)
はじめ君が可愛い!(ラブリー!)
初天サイコー!(yearrrrrrrrr!)
もう先輩の眉毛が素敵でツンツン加減がやばくて(髪型とか)
ベジータで(はじめ君談)やっぱ先輩だからいろいろ考えてて
そっけないながらも、はじめ君のことちゃんと想ってる先輩が
好きです。
お話を読み進めていくと、だんだんと先輩が丸くなっていく
のが確認できるのではないでしょうか。
はじめ君もはじめ君で先輩が好き!の一心で体当たりしたり、
追いかけたり、ぐるぐるしたり、ぶつかったり、立ち止まったり…
センチメンタルなシーンもありながら、思い出すのは はじめ君の笑顔。
実は料理得意だったりと もこみち系男子でもあります。
他にもバイト先の店長やおばちゃん。
酒屋の友達や、ライバル?!がいたり、
人情味あふれる世界を堪能できます。
ところどころに ちりばめられているギャグも
クスリときたり、腹を抱えて笑ってしまうほどユーモアにあふれています。
二人の成長を見たい!
あったかくなりたい!ほんわかしたい、癒されたい!と
思われた方、ぜひ本を手に取ってみてください(*^^*) -
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▼あらすじ
自称・愛のハゲタカこと飴宮はじめは、学校中から恐れられている先輩、二宮三郎に猛烈アタック中。ハイエナよろしくつきまとうはじめにウンザリ顔の三郎だったが、一途で真っ直ぐな体当たりの告白に気持ちはガッチリ仕留められた!?
笑って、ヘコんで、ご飯食べて、一緒に過ごした今日は、とっても幸せだ!
羽生山へび子の初コミックス登場!
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『このBLがやばい!』で紹介されていた事がきっかけで購入。
最初は表紙の絵で遠ざけていたんですが、あの頃の自分をブン殴って「表紙で判断するなっ!!!」と喝を入れてやりたい…!(笑)
それぐらい内容はとても素晴らしかったです。
先輩(表紙にいる黒髪)がとにかく男前、且つ強面でカッコイイ。
表紙の彼はデフォルメされているので実際はもっと頭身高いです。
少し荒めのタッチなので好みは分かれるかもしれませんが、ストーリーは非常にキュンキュンするので(特にマーカーの部分…!)、表紙だけで「ちょっとなあ…」と思っている方は騙されたと思って一度読んでみて欲しいです。
私はもっと早くに読んでおけば良かったと後悔したので…。
笑いあり萌えありで色々と楽しめる作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
1巻が素晴らしかっただけに、2巻がどうなるのか期待と不安があったのですけど…
まったくの杞憂でした。
縦に横に過去に未来に、どこまでも広がっていく初天ワールド。
1巻が良かった方は迷わず書店にゴーです。
身の回りのいろんなことに不安になる、問題も起きる。
とても一人前とは言えないようなはじめくんですが、
でも一番大事なことはわかってる。
先輩が”優しいひと”であることを知ってる。(”思う”じゃなくて”知ってる”)
好きだという気持ちに揺るぎが無い。
そんなはじめに愛のハゲタカよろしく付きまとわれれば、
世界も変わっちゃうってなもんですよね、先輩。
”ありがとう”と”ごめんね”をすごく自然に言えるはじめ。
働いて飯を食うという”まっとうな道”を示し、何かと気にかけてくれる工務店の面々。
ヘビーな過去のある先輩も、優しい人たちに囲まれて
これからどんどんあったかいもので満たされていくのでしょう。
もうほんと…どこまででも幸せになってほしい。
最後に蛇足で。
この本に普通のBL的な萌えを求めるのもなぁと思いつつ…
はじめが先輩に圧し掛かるたび、心を掠める【先輩受け】の可能性///
恋愛という面だけ見れば、はじめが最強だと思っているので、
あの強面で筋肉ガッチリ、硬派でかっこいい先輩が
愛によって受け入れ側になったらくっそ萌えると思いました。
叶わぬ夢と知れども。