スペンサー・クインのレビュー一覧

  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    犬好きにはたまらない。
    犬のチェット目線で語られる文体が、愛しい。
    人間と犬。1人と1頭のナイスバディの物語。

    0
    2020年12月14日
  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名犬チェットと探偵バーニーの第一弾。「ぼくの名はチェット」改題文庫版。これは犬好きにはたまらない本ですな。チェットの一人(犬?)称なので、常に犬目線。犬ってほんとにこんなこと考えてるのかもと思わせられるくらい、いちいち納得します。血みどろな殺人事件は起こらず、謎解きでもないので、ミステリというより、ハラハラさせられて、スッキリもするエンターテイメント小説ですね。
    相棒と言えどもそこは犬と人間。都合よくツーカーではなくチェットが目撃し知ったことを、バーニーがどんな風に突き止めていくのかを楽しむミステリでもあるのか。2冊目も購入済みなので、楽しみ。

    0
    2016年02月08日
  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    読み終わったあとに、「犬、サイコー!\(^o^)/」と絵文字付きで叫んでしまいたくなるくらい、犬好き、ミステリー好きにはたまらない一冊かと思います。
    いや、そうでなくともこの物語の主人公(主犬公!?)チェットには、誰もがハマってしまうのではないでしょうか。

    リトル探偵事務所のオーナーにして腕のいい探偵のバーニー・リトルと、その相棒の大型雑種犬チェット。あくまでも相棒であってペットではありません。
    その様子は、チェットが語るこんな描写からも明らかです。

    "退屈はどこかへ吹き飛んだ。車のエンジンをかけるバーニーの表情はきりりと引き締まり、生気に満ちていた。ぼくらは仕事を生きがいにして

    0
    2015年09月23日
  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犬がストーリーテラーの物語です。
    訓練された賢いわんこですが(マテとかオチツケとかちゃんと聞く、信じれん!)、犬なので鳥や猫に気を奪われたりして人間のストーリーを全部は追いません。ミステリーではなくあくまで犬好きの人のための犬の小説です。
    日本でいうところの宮部みゆきのマサシリーズに近いかも。

    0
    2025年10月31日
  • 誘拐された犬

    Posted by ブクログ

    名犬チェット2作目。チェットがかわいくていくらでも読めちゃう。小型犬プリンセスに手を焼くとこがなんとも良い。でも犬同士では会話させない、その匙加減もうまい。

    0
    2025年02月05日
  • 誘拐された犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名犬チェットと探偵バーニー第二弾。ドッグショー優勝候補犬の警護を依頼されたものの、あっという間にクビになったチェットとバーニー。ところがその飼い主と犬があっという間に誘拐され、二人は捜査に乗り出す。今回もチェット絶好調。重要な場面でも猫が現れたらそっちに気を取られ、捜査中も動物や食べ物の匂いに釣られ何をしていたのか忘れちゃう。こいつは怪しい悪者だって思っても、美味しいものもらったり褒められたりすると、あれ?なんだかこいつが好きになってきたとすぐ考え直す。なぜなら犬だから!バーニーは探偵としても相棒としても最高なんだけど、酔っ払った勢いで先物取引に手を出して痛い目にあったりしてる。タフでクールで

    0
    2016年02月14日
  • 誘拐された犬

    Posted by ブクログ

    名犬チェットと探偵バーニーシリーズの第二弾。
    彼らのデビュー作である、「助手席のチェット」が最高に面白かったので、否が応でも期待が高まります。

    一人の男をチェットとバーニーが追い詰め、首尾よく事件を解決したところから、物語は幕を開けます。
    相変わらず、探偵事務所の家計は火の車であるものの、少しまとまったお金が入ったことで、彼らはささやかな祝杯をあげます。祝杯の席では、旧知の間柄のスタイン警部補から、かなり割のいい仕事も紹介してもらい、ここまでは順調だったのですが。

    "あれっ、ひょっとしてなにか失敗をしでかしたか?"(本文63ページ)

    という失態をチェットがやらかして、

    0
    2015年10月06日
  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    動物好きなら絶対読むべし、ということで、本屋さんの棚から手に取ったのが始まり。語り手は、探偵バーニーの飼い犬チェット。つまり、犬の視点で読者も事件を追いかけていくことになるんです。読書に没頭しているあいだは、すっかり「犬族」の仲間入りをしていましたよ。警察犬の試験にあと少しで合格していたほどの勇気と才能あるチェットが、バーニーの事件を手伝うはずが・・・そこは、やっぱり犬なので、つい食べ物に目がくらんで、証言を聞きそこなったり、すぐに大事な手掛かりを忘れてしまったり。でも、そういうところが逆に面白くて。犬になったつもりで、ハンバーガーのかけらを、拾い食いしちゃったり、犯人にがぶりと噛み付いてみた

    0
    2015年08月24日
  • 誘拐された犬

    Posted by ブクログ

    犬好きは読んで楽しいと思う。内容はあんまし...でもチェットが可愛ければそれでよし!
    3冊目は内容が良いようなことを後書きに書いてあったので期待!!

    0
    2025年11月30日
  • 助手席のチェット

    Posted by ブクログ

    主人公像を多く語らず、物語が進む。普通はイメージできなくて途中で投げそうだが、この話ではなぜかそれが心地良い。
    アメリカのドラマを見ているようなスリルと、チェットの可愛さを合わせた素敵なミステリー!

    0
    2018年06月10日