森川すいめいのレビュー一覧

  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    「オープンダイアローグ」始めて聴く言葉
    難しいのかと思いきや、凄くわかりやすい&共感の嵐で一気読み

    『「その人のいないところで、その人のことを話さない」「対話を中心に置く」

    スタッフ間の会議では、「会議に参加している人全員が対等に意見を言える」「誰かが話しているときは話し切るまで話を止めない」「相手を打ち負かそうとするような発言をしない」「相手の考えを理解しようとする」などのことが大切』

    こんな先生や施設がどんどん増えて、精神的に病んでいる人達がどんどん救われてくれたらほんと最高!!

    0
    2025年01月27日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    オープンダイアローグはもちろんだけれど、「精神科」改革の文脈でも面白い。対話や、社会に興味があるすべての人へ。

    0
    2024年09月02日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    オープンダイアローグについて、率直に述べられている。人と人との関係について、考察の導火線への火として。

    0
    2023年11月11日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた本
    オープンダイアローグとは何か 初めて聴いた言葉だったから

    対話の大切さ、対話の難しさも感じた
    子育てにも活かせる本だと思う
    もちろん職場でも

    心からの対話って実はできていなくて、チームワークを高めるためにも対話が必要で、心を開く事は短い時間の会話ではできないと感じた

    たくさんの人に読んでほしい本です!

    0
    2023年09月13日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    ネットスラングに「隙あらば自分語り」というものがあるが、本著はまさにそれである。著者の少年時代、家族との確執、悔やみきれない記憶が多く語られる。新書を読んでいる筈なのに唐突にそういった自分語りエピソードが出てきて面食らうのだが、読み進めていけばそれこそがまさに著者によるオープンダイアローグの実践であることに気づき愕然とする。他人の自分語りを聞いているつもりが、いつの間にかオープンダイアローグの現場に立ち会っていたのである。なんと鮮やかな構成だろう。

    0
    2023年07月05日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    筆者の対話のトレーニングの体験をもとにオープンダイアローグの成り立ちや方法、軸について語られている。実践的というよりはオープンダイアローグの理念的な面の理解を進めるにはいい本。というよりもオープンダイアローグ自体が方法論的には語ることができないということがわかる。

    0
    2023年03月21日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    医療従事者でなくても、病院ではなくても、地域の様々な場で対話の場を作っていける、という希望が最大の学びでした!

    0
    2022年05月31日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    精神を病んでる人もそうでない人にも、オープンダイアローグはとても必要だと思った。
    何か問題が起こる大きな原因の一つに、コミュニケーションが取れていないということが考えられるが、時間が許されるのであれば、このオープンダイアローグをどんな人でも場所でも実践できたら改善できることがたくさんあると感じた。
    もしすぐに実践できなくても、オープンダイアローグの考え方を知っていたら、人との関係に良い変化をもたらすし、それはこれからの未来の大きな希望になっていくと思う。

    0
    2022年04月15日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に読んでよかったという気持ち。この本でオープンダイアローグについて知れてよかった。もっと知りたいと思った。このような本を書いてくださってありがとうございますという気持ち。日本でもっとオープンダイアローグが広がるといいなと思った。
    対話の大事さ。難しさ。まずは、聞き切ること、話し切ること。
    その人がいないところでその人のことを話さないというのは、本当にそうすべきだと思った。
    対話によって救われる人がたくさんいるんだと思う。

    0
    2022年02月17日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    読みながらいろんな場面で泣いてしまった。新書でこんなに泣ける本は初めてです。。
    オープンダイアローグとは開かれた対話であること。
    つい最近、『精神科ナースになったわけ』という漫画を読んだ。この漫画も、他の看護師と違い拘束をせず患者一人一人と対話を重ね、困難の根底にある問題に触れていく。言葉にできない、心の奥底に抱えている何かを一つ一つ言葉にしていくことが気持ちを楽にすることに繋がるのだなと思った。
    そしてオープンダイアローグは病院だけのためのものではない。どういったところでも、お互いの理解を深めるために対話が必要なのだ。

    0
    2021年10月13日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    著者の丁寧な語り口、優しさに溢れる文章にも癒される。精神科の診察が雑であったり、統合失調症にカウンセリングや対話は必要ないと断言する医師もいる中で、こうしたアプローチ方法で向き合う人達がいることに勇気づけられる。知らず知らずに批判的になったり、指導的、アドバイス的な発言をしてしまいがち。オープンダイアローグを正確に実施することは現状では困難だが、1人の人としての向き合い方はすぐにでも実践できる。モチベーションが上がると共に、とても穏やかな気持ちになった。

    0
    2021年08月15日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オープンダイアローグに関心を持ち、斎藤環さんの本を読んだことがあるが、もう全然お手上げ状態。わからない。ついていけない。
    けれど本書は全く違った。先へ先へと読み進みたくなる。
    と同時に、日ごろの自分を顧みて、単純に「言葉が足りてない」ことを実感した。
    家族に対して、日々言いたいことが山ほどあるのに、それらを全く言葉にしていなかった。
    対話以前の問題である。
    対話にならないような状況に、自分自身がしていたことに気づかされた。

    精神科に通院中の子どもがいるが、やはり対話が全然足りていないことを痛感している。

    私の人生において、本書を手に取り「オープンダイアローグ」一歩近づけたことは、とても大き

    0
    2021年08月11日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    #audible これはaudibleで聴いた方が良いと思う。朗読の強みが出ている。対話についての本なので、活字で読むより話し方の空気が伝わる。

    1
    2021年08月11日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    著者の人柄が現れるホッコリとした一冊。著者の生き様からオープンダイアログとの出会い、そして、それをどのように身に着けてきたのか。具体的な対話も含めて書かれているので、実践的でわかりやすい。技法は単純だが、奥行きは深い。斎藤環氏も同じテーマで漫画でわかりやすい解説書を出していた。双方とも自らをカミングアウトする内容となっている。対話を深めるためには自分を知ることからか。

    0
    2021年07月01日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    オープンダイアローグというものが、眼に見えるように分かりやすく書かれていた。

    日本の精神科医療の在り方が変わらないと、なかなか導入しづらいだろうなと、、

    ただ対話の大切さ、大事にされることの大切さをしみじみ感じた。

    0
    2025年11月25日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    フィンランド発祥の手法を本場で学んで日本に広めて下さっている方の書。60分で立場関係なしに話をすすめていくという自分なりに勝手に解釈すると心情を吐露する事で客観的に事態を捉える効果があるように思う。
    人数が足りない時の対応など本家の杓子定規ではなく森川先生の考えに即した現場に合う方法を模索している(確立していたら申し訳ない)ところに好感が持てる。

    0
    2025年10月15日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    患者と医師だけでなく、患者の家族などの関係者や医師以外のスタッフを交えて対話していくオープンダイアローグについて書いてある。確かに患者の周りの環境を整えないと心は癒されない。その意味でとても有効な方法だと思う。そして、オープンダイアローグに取り組もうとする著者の患者への優しい想いが伝わってくる。こんな医師がもっと増えてほしい。

    0
    2024年11月16日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    オープンダイアローグという手法で、精神疾患が軽くなる患者が多いという。
    「その人のいないところで、その人の話をしない」
    「1対1ではなく、3人以上で輪になって話す」
    というルールだけで、心が軽くなる人が多いことが興味深かった。

    0
    2024年07月26日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    Audibleで拝聴。
    オープンダイアローグ気になっていたので、取り掛かりによかったです。著者の方のこれまでもあらわにきけて、オープンなダイアローグでした。
    これがやれると色々いいなぁと思いつつ…

    0
    2023年08月30日
  • 感じるオープンダイアローグ

    Posted by ブクログ

    オープンダイアローグについて、著者が受けたトレーニングでの体験に焦点が当てられおり、ドキュメンタリーのように読むことができた。
    トレーニングに参加することを通じて、様々な気づきや感情が生まれていたのが興味深かった。それは、オープンダイアローグの治療的な効果にも繋がるものなのだと思う。
    そして読み進めるうちに、オープンダイアローグにおいて大切なのは理論よりも、そこにいる人達を尊重して向き合い、対話を重ねようとする姿勢なのだと感じた。
    文章から、著者である森川先生の温かさが伝わって自分自身の人との向き合い方も考えさせられるとともに、オープンダイアローグをもっと知りたいと思えた一冊だった。

    0
    2023年07月04日