田岡恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
国ごとに性格の傾向を分類するのには抵抗があったけど、まず個々人の性格がある前提を冒頭に書いてくれていて、抵抗なく読み進められた。
この本のおかげで、ある出来事を異文化という視点で考える新たな自分に出会えたので、以下備忘。
-備忘-(日本での出来事)
先日インド人(A)とミャンマー人(S)と遊びに行く機会があった。(僕は途中集合予定)
Sが10時待ち合わせと提案したため、Aは10時前に待ち合わせ場所に到着。
しかし直前にSから昼集合、場所変更連絡があり。
Aは時間を潰しつつ次の待ち合わせ場所に移動。
僕は予定があったため12時にAと合流。
その後Sは何度か時間変更を重ね、最終的に私たちは16時に合流を果たした。
Aは、冷静を保っていたものの、Sの時間のルーズさに憤慨していた。
Aは日本に適応して時間通りを意識しているという。
でもこのケースでは、AはSの文化を理解することが必要だった。かと言って僕がAの文化を意識して、少し時間にルーズでいたら、すれ違いが生じただろう(途中参加でよかった〜)
とにかくこの件を通して、頭での異文化理解だけでなく、言葉を使って認識を合わせることの重要性を感じた。 -
Posted by ブクログ
海外と一口に言っても様々な国があり、それぞれの文化や気質は異なっている。それに伴って良しとされるコミュニケーションスタイルも異なる。ローコンテクストかハイコンテクストか、ネガティブなフィードバックを直接的に行うのか、そうでないのか、合意志向かトップダウンか。それを知らずにコミュニケーションを取ると思わぬ地雷を踏むことになる。
【メモ】
・文化の違う人々の関係を測るとき、重要なのは指標における各文化の絶対的な位置ではなく、2つの文化の相対的な位置関係だということだ。この相対的な位置関係こそが相手への認識を形作っているのである。
・ひとつの文化でしか過ごしていない人は、地域差や個人差にしか目がいかないことが多く、そのため「この国の文化はハッキリとした特徴を持っていない」と結論づけてしまう。
・多文化なチームではローコンテクストなコミュニケーションを行うことだ。
・見解の相違を表明するときは「アップグレード」ではなく、「ダウングレード」の機能を持つ言葉を使うようにしよう。
・私たちが育った文化は、私たちの世界の見方に深い影響を与えている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ文化的な背景を理解した上で対応することについて。通り一辺倒とならず、文化的な傾向を知った上で対応することについて重要に思いました。
文化の違いによる期待される行動の違いについて。東南アジアにおけるボスらしくふるまうことの重要性などは、読んだ当初とても印象深く感じたのを覚えています。
とはいえここに書いてあることを実践したつもりで失敗するシチュエーションはそうていできました。①その国における集団の解像度が低い、ないしは一枚岩ととらえて雑に理解したつもりで修正することを怠る。②そもそも自分の行動をコントロールできていない、ないしは自分の行動の見え方についてある程度妥当な評価をできていない。
つまりは背景があるという一般論として同書籍の内容を把握しつつ、細かい修正や思考を怠らないことが結局は重要なのではないかという認識を改めて。 -
Posted by ブクログ
「育った環境や価値観が異なる人(文化圏が異なる人)と働くときに、行き違いや対立を避け、確かな信頼を築く技術」を多角的に説明してくれる。
コミュニケーション:空気を読むか率直に口にするか
評価:ネガティブフィードバックは直接か間接か
説得:原理優先か応用優先か
リード:平等主義か階層主義か
決断:合意志向かトップダウン式か
信頼:タスクベースか関係ベースか
見解の相違:対立型か対立回避型か
スケジューリング:時間に厳しいかゆるいか
様々な国の方と仕事をしてきた著者が、具体例を用いてそれぞれの文化、価値観の相違を解説。
図解もしているのでわかりやすい。
相対的というのもポイント。
アメリカ人がコミュニケーションとしては率直なのに、ネガティブフィードバックを告げるときは褒めるを多用して、ネガティブ部分は最小限、というのも他民族国家ならではなのかも、と面白かった。
イギリス人は京都のお公家さんみたいだし。
もちろん個人的な性格もあるからすべてではないけど、これからはこういう背景も考慮していく世の中になってると実感。
異文化間もだけど、ハイコンテクストな日本の場合、普段から意識していかないとかも。
ハイコンテクストな同僚と仕事をするときは
「もっと話を聞いて、こちらの口数を減らして、理解できたか怪しいと思ったときに確認の質問をする。」
ローコンテクストとハイコンテクストのメンバーが混在しているときは
「明文化すれば多文化チームの混乱と時間のロスを防げる。ただし、明文化する理由を事前に説明することは忘れないでおこう。」
「iPhoneの画面で一度に表示しきれないような場合は、読まれない危険性がある」