田岡恵のレビュー一覧

  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    様々な国の文化的な違いがビジネスにもたらす影響を8つの尺度で分解し、それぞれの尺度ごとの実例と対処法について述べている。
    どの尺度においても、絶対的ではなく相対的な考え方をするのが重要だと筆者は説いている。
    例えば、「説得」をする際に原理を優先するのか、応用を優先するのかで、オランダは応用優先、ブラジルは原理優先なのでオランダ人からすればブラジル人は「前提や理屈に重きを置く」ように思える。しかし、オランダよりも応用優先な国であるアメリカからすれば、オランダ人にも同様の印象を受ける。
    こういった具合に食い違う尺度において、自国の相手国にどれくらい違いがあるかを認識して、適切な対処をするのが重要だ

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    2025年11月18日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    オーストラリアのWorkawayのホストの家にあった本。
    日本って結構ほとんどのspectrumでどっちかの端っこにいたのが面白かった。
    いろんな考え方があるけど、それぞれそうなった理由やそれがその国ではうまく機能する理由があって、どれが間違っているとかではない。インド人が期限を守らないのに日本人がイラつくように、日本人に柔軟性がないことに対してインド人はイラつく。

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    2025年04月20日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    豊富な具体例がエピソードとして面白いし、筆者の伝えたいことがよくわかる。文化の多様性はトラブルも生むけど豊かさを含んでいると思う。
    外国人だけでなく日本人同士でもそれぞれの傾向があるので、グローバルビジネスと無縁の人でも参考になるだろう。
    面白くてためになる本。

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    2024年12月13日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    グローバルビジネスを行う上で、異なる文化的背景を持つ人たちとすれ違いやストレスなく上手くやるにはどうするか。具体的な実例を折り込みながら書かれており、理論がすっと腑に落ちる。
    ドイツ人は真っ直ぐに質問や批判をしてきて面食らってしまう。日本人って奥ゆかしくて、でも、控えめすぎて意見がないと思われてる。そんな経験ないだろうか?フィードバック、信頼関係、議論の仕方、時間感覚など各指標でその国の文化がどこに位置し、その相対的な位置関係をみることで関係性やその文化圏の人々から受ける印象を理解する手掛かりとする。
    これは異なる文化圏の国を理解するのにも役立つし、応用すれば同じ国同士でも、あの人とはちょっと

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    2024年08月25日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    実践的な内容が盛りだくさんで大変参考になる。この本の内容を頭に叩き込んだとしても、やはり実践で失敗しながら身につけていくものなのだろうと想像する。多国籍からなるチームで仕事をする際に最初にお互いの文化を理解し合うワークショップを実施しておくのは効果的に見えた。ぜひやってみたい。

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    2024年08月20日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    めちゃくちゃ良書。読み終わってから日本人、外国人問わず何人に勧めたか分からないくらい。日本では、グローバルっていうと、なんかアメリカ的な習慣・考え方が海外・欧米のど真ん中だと思っている人が本当に多いように思ってて、ずっと違和感を感じてたんですが、まさにその答えを提示してくれている。日本的な価値観とアメリカ的な価値観とヨーロッパ(フランス・スペインVSドイツ・オランダ)的なものなどなど、相対的な価値観の位置関係が分析され語られています。マルチカルチュラルな環境で仕事をする可能性のある方は、是非とも読まれることを強くお勧めします!

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    2024年08月09日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    ネタバレ

    「NO RULES」の中で言及されており、グローバルにはたらくうえで必読だろうと考えて手に取った。
    異なる文化的背景をもつ国の人たちの考え方について学ぼうと思って読み始めたが、日本人の振る舞い、考え方についても理解を深めることができた。自分たちの文化を客観的に捉え、他の文化圏の人からどう認識されるかを前もって理解するのは自分たちでは難しいため、このような本でその点を学べたのもよかった。
    結局のところ、相手を理解しようと思う気持ち、対話し、歩み寄ろうとする気持ちというのが、コミュニケーションをとる上で重要だと感じる。本書で学べる、文化間の考え方の傾向というのは、あくまでもそのコミュニケーションを

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    2024年05月27日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    多様性を学ぼうシリーズ第4弾。異文化理解力をビジネスの観点で解説してくれる。この本の面白いのは、ビジネスに必要な8つの要素について、各国の比較をしているところ。8つの要素とは、コミュニケーション、評価、説得、リード、決断、信頼、見解の相違、スケジューリング。一例としてコミュニケーションの指標では、ローコンテクスト(シンプルで明確、額面通り)とハイコンテクスト(繊細で多層的、行間を読む必要がある)の分布があり、日本(ハイコンテクストの最たる事例)から見ると、欧米人は皆同じローコンテクストに見えるが、イタリア人は、アメリカ人が大切なことだからと何度も念を押すことを、子供扱いされていると憤る。もちろ

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    2024年03月13日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    「○○人は△△だ」という考え方は主語が大きすぎるし、個人の特性を無視して偏見に繋がる良くない考え方だ。

    と思っていましたが、この本での私の一番の気付きは「物の見方・考え方それ自体に、自分が属する文化圏のフィルターが反映されている」という点です。

    サブタイトルに「自分の」と含まれているのも、異文化理解において大切なことだと筆者が考えているからでしょう。

    自分も相手も色付きのサングラスをかけていることを自覚し、互いの文化と個性を尊重しながらコミュニケーションをとることで、良好な関係とアウトプットを生み出せる。

    いつかグローバルなチームを率いる立場になったら、また必ず読み直そうと思える良本で

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    2023年11月04日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    白百合女子大学英語英文学科 上野由佳先生お薦めの一冊です。

    ~上野先生より~

    異文化理解というと、相手の文化を私たちがどれぐらい理解できるか、との点だけに意識を向けていませんか?でも実際にはそれと同じぐらい、あるいはそれ以上に、自分の意見を異なる文化の人に理解してもらうことも必要です。では、そのためにはどうすればいいのでしょう。まずは文化によるコミュニケーションスタイルの違いを把握することが第一歩となります。これをわかりやすく解説したのがこの『異文化理解力』です。文化の差を「カルチャー・マップ」を使って可視化し、文化の見取り図を解説しています。読み進めると、「なるほど!やっぱりそうか」「え

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    2023年09月30日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    新しい視点を提供してくれました。まずは知れました。

    とはいえ、書かれているように、試して失敗して見直して慣れる、真の姿。

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    2023年06月21日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    これはすごい本です。主にビジネスにおける各国の文化の違いを8要素のパラメータを使って明確に示してくれています。海外に行くにあたって英語を勉強するのも大事ですが、この文化の違いを理解することは同じくらい重要だと思えます。それぞれの文化の特徴が生まれた歴史的背景にまで言及しているのがまた面白いです。説得のタイプの原理優先か応用優先か、の説明にイギリス経験論と大陸合理論の比較が出てくるところなんて最高です。

    個人的にインド人と仕事をしているのですが、ハイコンテクスト、階層主義、柔軟な時間、関係ベースの信頼、などなど、実際に経験する身として心底納得できる説明でした。そういった外国人の文化の違いに対し

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    2023年05月13日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    仕事で海外社員の方と交流が増えたため、手に取った本。筆者が日本人でないため、少し読んでいて違和感があるが、非常に異文化についてまとまっている内容となっている。海外関連の仕事をする人にとってはマストな書籍かもしれない。国によって文化が異なるので、様々な国籍の方が集まる職場では、マネジメントに正解はない。他国の文化を理解して、モチベーションをupさせる必要がある。特に仕事に対してのフィードバックの方法には注意をする必要があると感じた。国によってフォローの方法がまるっきり異なる。

    本文の抜粋で、この本を一言でまとめるなら、以下の文になるだろう。
    ”グローバル環境において「気が利く」と言う事はつまり

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    2022年11月04日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    国ごとの文化の違いによる仕事の進め方の違いについて、こんなにきれいにまとめた本は初めて読んだ。実際にこの知識を活用して仕事に生かしたいと思った。

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    2022年07月24日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    異文化理解とはどのようなことか、ビジネスシーンをメインに、相手と交流する際の極意が書かれている。


    授業の一環で読んだ。
    著者の実体験など具体的な例を挙げながら、様々な観点から、異文化を理解し、適切なコミュニケーションを取るために私たちが気をつけることが事細かに書かれている。今の国際社会における必読書の一つだと思った。

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    2022年07月14日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    原書The Culture Map をaudible で聴いてからの日本語で再読。グローバルチームで働く人の必読書。

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    2022年05月07日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    大変面白かった。
    国の文化の違い、異文化について書かれているけど、同じ国の人同士でも"異文化"を感じることはあると思う。自分のベースの考えに、この本の内容が入っていれば、円滑なコミニュケーションを図ること、またビジネスを進めることの助けになると思う。

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    2022年02月27日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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     …ハイコンテクストの文化圏では、学があり教養があればあるほど、話す際も聞く際も裏に秘められたメッセージを読み取る能力が高くなる。そして反対に、ローコンテクストの文化圏では、学があり教養のあるビジネスパーソンであればあるほど、明快で曖昧さのないコミュニケーションを取るのである。その結果、フランスや日本企業の会長は現場で働く社員よりもはるかにハイコンテクストである可能性が高くなり、アメリカやオーストラリアの企業の会長は新入社員よりもはるかにローコンテクストである可能性が高くなる。この点において、教育はその国の文化が持つ傾向を極端にまで体現した個人を生み出そうとするものだと言える。

    ■二種類の思

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    2022年01月16日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    社長お勧めの本。社会学の調査に基づいて国毎の指標を図示したもの。なかなか面白かったので再読あり。ローコンテクストでありながら間接的なフィードバックをする国があったり、具体的なエピソードと切り口がたくさんあり、良かった。

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    2025年12月06日
  • 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

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    国ごとに性格の傾向を分類するのには抵抗があったけど、まず個々人の性格がある前提を冒頭に書いてくれていて、抵抗なく読み進められた。
    この本のおかげで、ある出来事を異文化という視点で考える新たな自分に出会えたので、以下備忘。

    -備忘-(日本での出来事)
    先日インド人(A)とミャンマー人(S)と遊びに行く機会があった。(僕は途中集合予定)
    Sが10時待ち合わせと提案したため、Aは10時前に待ち合わせ場所に到着。
    しかし直前にSから昼集合、場所変更連絡があり。
    Aは時間を潰しつつ次の待ち合わせ場所に移動。
    僕は予定があったため12時にAと合流。
    その後Sは何度か時間変更を重ね、最終的に私たちは16時

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    2025年10月23日