カール・マルクスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1852年にマルクスが執筆したもの。
1852年!
多くの固有名詞を変換すれば最近の話か?と勘繰るような。
そして軽快で辛辣で芯をついているフレーズが随所に。
「財産、家族、宗教、秩序」の名においてペンは折られ法典はひきさかれる
平穏の名において荒唐無稽なアジテーションをし、革命の名において平穏をなんともおごそかに説く。
情熱に真実はなく、真実には情熱がない。英雄といっても英雄の行為がなく、歴史といっても事件がない。
革命のくせに、革命の担い手を麻痺させて、革命の敵にのみ、激しい暴力を許すのだ。
国家が市民社会を、極めて包括的な人生観からごく些細な感情に至るまで、その極めて一般的な生活様式から個人の私生活に至るまで、丸めこみ、コントロールし、処罰し監視し後見している。そして、この国家という寄生体が、異常なまでの中央集権によって、どこまでも
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Posted by ブクログ
これはまたとんでもなく面白いものを呼んでしまったな。マルクスの文章はその茶目っ気溢れるともすると過剰すぎる演出が読みづらさにつながっているので慣れるまで大変だったが、翻訳の素晴らしさと文章に埋め込まれる形で読みやすくなった注釈や補完がとてもわかりやすくしてくれている。
頭の中ではトランプとタカイチサナエをはじめとするポピュリズム政治家たちとの溢れる共通点と、さてそれで百年以上経った現在この本の中でクソミソの扱いを受けているナポレオン三世の時代から為政者や社会がどう進化しているのかということを常に考えながら読んでいた。
結論は言わずもながむしろ劣化しているのではないかという絶望的な見解だ。いやはや。