梅屋真一郎のレビュー一覧
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自由民主党の総裁選挙をめぐる話題が毎日メディアで取り上げられている。コロナウイルス感染対策どうするのか、これからの日本をどうするのかなど気になるテーマがある。
少しずつ見えてきたコロナ後はどうなるのかが気になり今回の本を読んでみた。
欧米諸国と比べて遅いと指摘されていたワクチン接種だが、ゴールデンウィーク明けから一気にギアを上げてきた。そこには菅義偉総理の懸命な陣頭四季があったと述べている。
一時期、ワクワク接種回数が100万回を大きく上回っていた。
自分の言葉で説明をされていればもっと違ったかもしれないが、支持すると思っていた権力を持っているご老人たちにハ -
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マイナンバー制度の概要を知るには良いと思う。ただ、これを読めばマイナンバーの「実務」ができるようになるような内容にはなっていないと思われる。また、マイナンバーについて、過度に賞賛し、そのリスクについて楽観的に過ぎる気はした。
マイナンバー制度の推進については、所得把捉の正確性の向上による課税・給付の適正化、税・社会保障制度への信任の確保の関連から、基本的に賛成である。しかし、行政の効率化、経済効果には疑問がある。また、現在の制度は、情報保護の措置が過剰ではないかと感じる。本書でも指摘されているとおり、マイナンバーは、マイナンバーだけあっても何の役にも立たない数字であり、何かにひもづけされていて -
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〈本から〉
マイナンバーの3つのメリット
メリット①
添付資料が不要になり役所での事務手続きが簡便になる
メリット②
マイナポータル(政府によるネットサービスで、自分の特定個人情報や行政機関の保有する各種情報を簡単に確認することができる仕組みのこと)でいろいろな手続きがどこでもできるようになる
メリット③
個人番号カードでいろいろなサービスを利用できる
こんなサービスが検討されている。
・他の身分証明書や健康保険証と一体型にする
・コンビニ交付などのサービスが利用できるようにする
・身分証明書として、オンラインや窓口で広く
使えるようにする
・さまざまなサービスを官民挙げ -
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「実務」っていうタイトルだからハードルが上がっちゃっているようだが、個人がマイナンバー制度の「概略」を知るには、手ごろな本ではないかと思う。
父が亡くなったときの手続で、いろんな役所に足を運ばなければならなかったことを考えると、税や社会保障分野だけでなく、早く戸籍事務や金融の相続手続にも活用できるようになってほしい。うまく運用されれば、行政の効率化は相当進むのではないかと思うし、効率化されなければおかしい。TVや新聞の報道では何かとデメリットばかりが強調されて、「行政手続はめんどくさいけどマイナンバーには反対」っていう人がたくさん見受けられる昨今、何の目的でどういう制度で、今何がなされようとし -
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マイナンバーについて個人からの視点及び事業者からの視点で学ぶことができる。マイナンバーには通知カードと個人カードの2パターンがあり、個人カードは任意で発行される写真付きのカードである。マイナンバーは2015年10月から個人への通知が始まり、1月以降に順次個人カードが発行できるようになるという。また、自身のマイナンバーを用いて行政通知の状況等を確認可能なマイナポータルは2017年1月から稼働予定である。企業にとっては従業員(アルバイト含む(派遣は派遣元))のマイナンバーを管理する必要があるが、従業員としてはマイナンバーの提供は義務付けられていないことから、企業は収集するための努力をする必要がある