ジョーダン・エレンバーグのレビュー一覧

  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

    700ページの本は、久しぶりだ。しかし、一気に読めた。
    ナンニチカカカッテイルケド

    「数学的思考」、「統計的思考」という授業を作ろうとしていて、どんな授業にするのがいいか、学生達にとって面白く、為になる、そういう授業を考案するのに役立つのじゃないかと思って読んだ本だ。

    たとえば、戦闘機に付いた砲弾の跡を統計処理し、もっとも弾痕が多かった先端部を保護するという判断。間違いじゃないが、もっとも有効ではない。もっとも有効だと判断されたのは、もっとも弾痕が少なかった部位だ。
    ...冒頭を飾るこの逸話は、データ収集範囲を意識することの重要性を物語っている。

    グラフの一部を切り取る危険については、砲

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    2018年06月16日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

    回帰や平均や期待値など、データを正しく評価するための考え方ツールボックス。統計を少し齧っていたけど、僕の脳みそでは3割くらいしか理解できんかった。。

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    2025年09月10日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

    10日以上かけて何とか読み切った…という感じで一部は消化不良の点もある。。
    回帰については本書でも登場するカーネマンの『ファスト&スロー』を読めば大方分かる。微積分まではいいが昔から幾何学が不得手でよく分からないパートも多かった。

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    2024年02月10日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

    日常の一般的な事象から数学とは何かについて語る本…でいいのかな?正直自分の不勉強が著し過ぎて2割も理解できたのか不安でしょうがない、それでこの評価にならざるを得ないのはこの本に申し訳なくもある。
    中学や高校でこの本を1年かけて輪読したりすればかなり力つくんだろうなとは思った。学ぶってなんなんだろうね…。
    数学的思考を身につけた後にもう一度読みたい本(そんな日は来るのだろうか)

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    2023年10月22日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

    Posted by ブクログ

     …あらためてフォン・ノイマンの「数学者」から

     飛行機の仕組みや、それを空に引き上げ推進する力の理論を理解することは、飛行機に乗って持ち上げられるだけーあるいは操縦するーよりも難しいことで、もともと動かし方や使い方にとことんなじんでおらず、それを直感的で経験的な形で同化してもいないことについて、あるい過程の理解が得られるという経験はめったにありません。

     言い換えれば、数学をしないで数学を理解するのはとても難しいということだ。


     有意性検定は科学の道具で、他の道具と同様、精度には一定の範囲がある。検定をもっと敏感にーたとえば調査する集団の大きさを増すことによってすれば、さらに小さな

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    2023年07月29日