一ノ関圭のレビュー一覧

  • 鼻紙写楽

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    衝撃的に面白い漫画体験。江戸の歌舞伎役者とその周辺の人々のドラマ。運命の悪戯に抗い、受け入れ、乗り越える強さが痛々しくも美しい。

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    2023年07月04日
  • 鼻紙写楽

    ネタバレ 無料版購入済み

    続きを読みたい

    第一幕完となっているので本当はまだ続きがあるんだろうけど・・・
    もう読めないのかなぁ。めっちゃ読みたいんですが。
    団十郎と小海老のエピソードとかまだ不明な部分も多いし。
    りはが産んだのが写楽の子なのかな。

    #アツい

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    2021年10月01日
  • おおふじひっこし大作戦

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    樹木医のお話
    木を治療して元気にするのが仕事だけど
    木の引越しをすることも大切な仕事なんだって!
    あまり目にすることのない樹木医の仕事、木の引越しの様子が描かれていて、とても興味深かった♩

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    2016年08月02日
  • らんぷの下

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    全然知らなかったけれど、幻の漫画家として結構知られているそうだ。
    とにかく絵がうまいな、と思った。そして、まあ、ワンパターンではあるけれど、女性の情のようなものを感じさせる話が絶妙だと思う。

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    2016年06月04日
  • 鼻紙写楽

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    なんと四半世紀ぶりとか。
    「らんぷの下」をたまたま手に取り、それからのファンだけど四半世紀でも新作を待つ作家。

    江戸の風物がまず目新しく面白い。
    描いた時期がバラバラなのでキャラクターの顔が変化していてわかりにくところもあるが、劇画に慣れていれば特に問題なし。

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    2015年04月27日
  • 鼻紙写楽

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    ネタバレ

    画力がすごい。歌舞伎役者の、浮世絵師の迫力が、画からそのまんま伝わってくる。卯之吉編がいい。厚さもド迫力。

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    2015年04月17日
  • 茶箱広重

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    昔「ほっぺたの時間」を読んだことがあり、もう一度読みたくて古書を購入。それが出てきたので再読の再読。人間の深部をえぐり出すような作品の数々に、なんというか、人生しみじみ。

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    2013年03月17日
  • らんぷの下

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    作者一ノ関圭は東京芸術大学油絵学科在学中に
    本作品で第14回ビッグコミック賞を受賞した。
    1975年の事である。
    他に類を見ない程の圧倒的なデッサン力と
    ストーリー構成の確かさ。この作品は彼女(女性で
    ある)の生まれて初めて描いた漫画だというのがまた
    度肝を抜く。受賞時は白土三平の漫画のキャラクター
    からとられた夢屋日の市というペンネームを使用していた。
    寡作の作家で現在は断筆状態であるが根強いファンは
    多く『無限の住人』の沙村広明も影響をうけている。

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    2009年10月04日
  • 鼻紙写楽

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    江戸中期の歌舞伎界や浮世絵の絵師達の群像劇

    25年の大河ドラマ予習として読んだけどそんなこと関係ないぐらい人物達が魅力的で話も面白かった
    続きが読みたいー

    絵が綺麗だし江戸時代の街並みや雰囲気、芝居小屋のことなんかもわかってもちろん予習としても良かったと思う

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    2023年11月11日
  • 鼻紙写楽

    ネタバレ 無料版購入済み

    面白そう

    無料試し読み版を読みました。調べてみると、寡作の作者の方だそうで、あまりに寡作なために幻の漫画家といわれる一ノ関圭さんの作品です。
    物語は、江戸期・田沼の時代。町方役人の次男坊の主人公は、座頭・五代目市川団十郎らの下で芝居小屋・中村座の囃子方「笛吹き勝」となって下働きをしていた。しかし、同心の兄・一馬が殺され、勝十郎は再び武士に戻り見習い同心に。時を同じくして江戸市中に連続幼女殺しが起き、、、の導入部が無料試し読み版です。

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    2021年03月28日
  • 鼻紙写楽

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    先日の漫画新書から。これはまた、かなりマニアックな内容で。タイトルに写楽を冠する割に、当人はほぼ脇役的存在に過ぎず、被写体たる市川團十郎とその一家がむしろメイン。江戸時代の歌舞伎世界を、こういう観点から眺めてみるのもおつなものですね。なかなかの一品。

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    2020年11月05日
  • らんぷの下

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    劇画調の濃い絵で、作者が女性である事を知って意外だった。

    女性の不安定な人生が共通するテーマであり、女性作家ならではの視点があると思う。

    構図とドラマの作り方(名もない人の儚い人生の悲哀)が、昔の日本映画を見ているような気分になる。

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    2016年11月15日
  • おおふじひっこし大作戦

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    幹の太さ日本一という4本のおおふじは、枝を大きく横に広げて、畳360枚分の大きさがありました。この4本を別の場所に植え替えるというすごいプロジェクトの一部始終をわかりやすくて美しい絵と共に教えてくれる本です。人の知恵とおおふじの生命力に感動しますよ!

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    2016年08月09日
  • おおふじひっこし大作戦

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    今年、足利フラワーパークに大藤を見に行ってきました。
    それはそれは大きくて、きれいでした(人は驚くほどたくさんいて混んでいたけど)。そこで、この本を思い出し、ちゃんと読んでみることにしました。

    同じ足利市にあった別の植物園が町の開発計画で20キロほど離れた場所に引っ越すことになり、目玉の大藤もお引越しです。その大仕事を引き受けた樹木医の女性が書いた顛末。
    子供向きの科学絵本なので、とてもわかりやすく、大変さもよく伝わってきます。

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    2016年06月03日
  • らんぷの下

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    素晴らしい描写、探究心。そして女性への視点。
    初めて読んだ時思わずうなりました。
    もうひとつの文庫漫画、「茶箱広重」も素晴らしい作品です。

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    2009年10月04日
  • らんぷの下

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    稀代の劇画家による短編集。なんて絵が上手いんだ! 江戸(は知らんが)から昭和の日本人の「胴の薄さ」描ける人なんてそうそういないよな。
    8編とも女性がテーマで、若い才能や夢をを否定され、男の欲望の対象となり、愛すれど身勝手や野望に振り回され、ひしがれていく…昔の女性は大変だ…って、おい、今でも日本の女ってこんなだよ。救われるねえなあ(苦笑

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    2019年08月31日