中村ユキのレビュー一覧

  • わが家の母はビョーキです

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    統合失調症を患ってしまった母親をもつ子どもの漫画。読んでいて辛くなってしまう部分もある。しかしじんわりと感動する。心に傷を負った時に何かを表現する仕事(仕事じゃなくてもいいけど)につくっていうのは非常に大事なことなんだろうな。

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    2018年11月05日
  • わが家の母はビョーキです

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    借りたもの。
    統合失調症の母を持つ著者の体験記。
    知識不足から母の症状は「幽霊に憑りつかれている!?」と迷走したり……

    「地域生活支援センター」を通して、統合失調症が「脳の病気」であると聞き、安心する著者。
    「統合失調症は治療可能(リハビリと薬物で症状を抑える)」であること、適切な処置、正しい知識を知ることが、当事者も家族も安心して暮らす第一歩である事を痛感する。

    このコミックが出版されたのが2010年。
    それ以前では、まだ統合失調症が正しく認識されていなかっただろうし、大変だったと思う。(精神病理の偏見、隠ぺい体質とか)

    しかし著者のお母様が統合失調症を発症したのはやはり、ストレスフル

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    2017年09月28日
  • わが家の母はビョーキです

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    壮絶な話なのにさらっと読めるのはスゴイ。マンガで分かり易いので子供達にも読ませる。
    ユキちゃんよく頑張ったなぁ。

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    2014年10月19日
  • わが家の母はビョーキです

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    漫画だから面白おかしく描かれているが見えない苦悩は、ひしひしと伝わってくる。
    やはり早期治療していればと悔やまれるでしょうが家族が得た宝は、とてつもなく大きい。
    お婿さんであるタキさんのほのぼの系な性格が中村家に溶け込んでトーシツ幸せライフをおくっていることに気持ちが救われる。

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    2014年07月05日
  • わが家の母はビョーキです

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    統合失調症をもつ母親のもとで成長した娘のお話。

    読みやすい作画とレイアウトで、病気や、利用できるサービスや制度、年金についての紹介もあって、充実の一冊です。

    読みながら、病気は病気なのかもしれないけれど、、お母さんの幻聴さんが切なく胸に刺さりました。

    長い人生で考えた時、幻聴さんは突飛なものではなくて、その人の心の深いところにある傷つきとつながっているものなのかな、と感じました。

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    2013年03月31日
  • わが家の母はビョーキです

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    統合失調症のことを知るための、とっかかり、最初の一冊にお勧めです
    本人も大変だけど
    家族だって大変

    病人の配偶者は文句ばかり言うけれど
    そんなだから、配偶者が発症したんだろうが・・・と言いたい気持ちを
    どこにもぶつけられずにいて
    やっぱりな。。。と思いました

    今、心配なのは子供のこれからです

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    2013年02月18日
  • わが家の母はビョーキです

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    涙が止まらなかった。
    精神的に病んで、自分も家族も苦しくて、でも、いいなあ、と、この家族は今は苦しいながらも安定を手にいれているのだな、と思うと涙が止まらなかった。
    精神の病が、もっと世間にきちんと理解される日が来ますように。
    私の病気も、いつか少しはマシになりますように。

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    2013年02月07日
  • わが家の母はビョーキです

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    著者の壮絶すぎる体験にビックリ。最後に「母の場合は長い間薬も飲まずにほったらかしにしたから…」みたいなことが書いてあったので、統合失調症の中でも病状の深刻なケースなのだろうとは思うけれど、マンガなのでビジュアルもあって少なからず衝撃を受けました。100人に1人がかかる躁うつ病と並ぶ一般的な精神疾患というのも知らなかった。すぐに読み終わるので、統合失調症についてこれから知りたいと思う方にはおすすめだと思います。

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    2013年03月28日
  • わが家の母はビョーキです

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    タイトルは重いけど、最後はみんな幸せになれて良かった~とほのぼの。困っている人はたくさんいそうだから、きっと同じ思いをしている方の役にたちそうです。支えになる人たちに出会えて良かった。

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    2013年02月10日
  • わが家の母はビョーキです

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    統合失調症についてマンガのような本。統合失調症というと大変なイメージがある人も多いが、本書を読むと、早期の対処が肝心で思いやりと共感の重要性を感じることができる。
    病気には困難が伴うことも多いが、こんな風にプラスに捉えられたら素敵だと思う。

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    2012年11月13日
  • わが家の母はビョーキです

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    ネタバレ

    ユキのおかあさんは統合失調症という精神病です。病気が発症してから現在までの長い間、母を支えてきたユキ。
    逃げ出したくても、子どもだったユキはどうすることもできず、ただ、包丁を隠したり(さされないように)、お金を隠したり(パチンコにつかわれないように)するのが精一杯。
    大人になって統合失調症についての知識が増え、援助してくれる人と出会って、だんだん快方に向かっていくおかあさん。
    ユキは今までどうして病気についてもっと勉強しなかったんだろう、とか、本人の気持ちに沿ってあげられなかったんだろう、とか反省していますが、まだ子どもだったし、仕方がなかったんだよね。本当にがんばったよ。えらかった。
    そして

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    2013年01月28日
  • わが家の母はビョーキです

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    狂ったわけではなく、病気です。

    娘にとっての通常と、母親にとっての通常。
    まったく違う状態で、どういう事なのか。
    病気だ、と分かった時点で、少し心が軽くなります。

    自覚して精神科に通うまではいいものの
    先生と話していた内容が…という落ちも。
    やはり、恥ずかしい、というのがあるのだな、と。

    言い方ひとつ、受け取り方ひとつ。
    とはいえ、即座に言葉として出るか、と言われると
    無理ではないかな、と思います。

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    2024年05月02日
  • わが家の母はビョーキです2 家族の絆編

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    病気に対応するためには。

    とはいえ、イライラしたらどうしても…は
    すべての病気にあるはず。
    体験談なので、こういう時はこうしたらこうなった、が
    非常に役に立ちます。

    相手が不安に思っているなら、それを取り除く事。
    不安に思うかもしれない事も、取り除く事。
    理解できなくても、そうなのかと思う事。
    気の持ちよう、大事です。

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    2017年02月10日
  • わが家の母はビョーキです2 家族の絆編

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    リアルで迫力があるよ、この話は。
    ヤバいカンジや、家族のイラだちや、やり場のない怒りや悲しみ、そういったものが、ビンビンに伝わってくる。

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    2015年08月12日
  • わが家の母はビョーキです

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    今まで、統合失調症の人に3人会ったことがある。
    100人に1人は発症する、というデータが正しければ、この数は少なくない?

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    2015年08月09日
  • わが家の母はビョーキです

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    ■ちょっと綺麗にまとめ過ぎかな?と感じた。
    ■読みやすいので,統失の概観を知るには
     イイかもしれない。
     もちろん,本書にも書かれているように統失の
     症状は千差万別なので,あくまでも「統失の
     一事例である」ということを付記しておく。

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    2014年04月24日
  • わが家の母はビョーキです2 家族の絆編

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    (人格高潔イケメンお金持ちという意味ではなく、そこんちにぴったりという意味で)理想的なお婿さんがやって来て、統合失調症のお母さんは義理の息子と同居することになりました。
    ビョーキの母と暮らすのに、やっといいペースをつかんできた娘でしたが、母親のビョーキのことを夫に話せぬまま、自分一人で何とかしようとキリキリ舞いに・・・・。
    結局一家は協力して、一家のペースを作ることが出来るのですが、家族は困難を分かち合うもの(=迷惑をかけあうもの)という認識に光明があるような気がします。

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    2013年11月22日
  • わが家の母はビョーキです

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    病気のことを知らないと、早期治療のチャンスを逃してしまうから、それを他の人にも知ってもらいたいと、思い出の痛みに耐えて描いた回顧録。
    統合失調症は分裂病という恐い名前で呼ばれていたというけれど、病気の実態を知らなければ、統合失調症も分裂病も恐いことに変わりはないと思います。だから、この本を描いてくれてありがたいです。
    「新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者のほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるようになりました(WHO 2001)。」という状況で、「統合失調症は治る病気」と言い切っていいかどうかは疑問ですが、著者と著者の配偶者が、病気のおかあさんと上手く付き合う道を探し出

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    2013年10月29日
  • わが家の母はビョーキです

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    統合失調症にかかった母親との二十数年を綴ったコミックエッセイ。ほのぼのタッチの絵で描かれているものの、内容は壮絶。著者が夜中に包丁をつきつけられたり、母親自身が自殺未遂を繰り返したり、というような事実をしっかり描きつつも、それでもそのことを受け入れて、母親を支えていく著者の生き方に心うたれた。
    統合失調症は100人に1人がかかる割とポピュラーな脳の病気らしい。さらにその介護者の数も考えると、思いのほか身近な存在であってもおかしくないが、全然理解がなかったということを知った。

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    2013年10月12日
  • わが家の母はビョーキです2 家族の絆編

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    病気一般に対する「夫」の対応って理解の無いケースを主に見てるから、旦那さんの姿に「こんな人いるんや…」て希望を頂いた。すげーなー

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    2010年06月03日