この表紙、かなり恥ずかしいんですけど!
内容も表紙の期待通り。
百人一首をここまでしちゃうかとニヤニヤしてしまう。
イケメンの若者と美女たちが艶っぽく歌を贈り合う。
やんちゃな定家
策士の業平
捻くれ陽成院
儚げな義孝
無骨な道雅
少女漫画の王道ともいうような素直になれない彼彼女あり、身分差、立場での悲恋あり。
そして秘めたる想いも。
巻末のちょー訳の百人一首も楽しい。
やや大人しい訳だけど。
10代のころ、けっこう苦しんで覚えた百首。
でも、こうして訳を読んでニヤニヤできるなら頑張った甲斐あったな。