岩坂彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■ 快楽回路
悪徳なドラッグも、美徳とされるエクササイズも脳にとっては同じ「快楽」である。
■ 依存する
依存してしまうと、思った程快楽を感じなくなる。
しかし、しばらく間を取ってから摂取した場合、以前よりも大きな快楽を得ることが出来る「感作」が生じる。
■ 遺伝
太りやすい太りにくいと言う脳の構造は、遺伝による影響が大きいのは事実である。しかしこれに対して、外的な要因(社会や文化など)の影響も十分に大きい。
よって、先天的な要因と後天的な要因をうまく理解し使い分けて、ダイエット目を標達成していく必要がある。
■ 依存性のある食物
脂肪、糖分、塩など。
近年急激な社会の変容が起こったが -
Posted by ブクログ
「快感」とは何か、なぜ人は快感に「依存」してしまうのかを、神経科学的視点(主に脳の腹側被蓋野とドーパミンの働き)から解き明かす。快楽というと真っ先にクスリ、アルコール、セックス、ギャンブルなど非道徳な行いが思い浮かぶが、ジョギングや冥想、学究に至るまで人間の「動機」あるところ、必ず快楽があると言っても過言ではない。本に出てくる事例では、慈善や寄付など真に利他的と思われる行動であっても、その行動を行なっている本人は快楽を感じている(と解釈できる)研究例が示される。
また、「禁*セラピー」の Allen Carr は「依存に遺伝や大切は関係ない。依存していないように見える人は、依存の程度が軽いだ