田村正之のレビュー一覧
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ネタバレマネーの学びで革ジャンでお馴染みの田村氏の著書。 人生のお金にまつわる内容が盛り沢山。
・年金を年1万円増やすには、生涯年収を180万円上げればいい。
・高齢2人世帯 平均3.3万円取り崩す必要有り
・国民健康保未納が50%というのはデータの綾。実際は1.7%しかいない。
・65歳受給と比べて総受給額が上回るのは11年11か月
・繰り上げ返済をすると、障害年金も貰えない。
・住民税をわざと非課税にする運用方法も有るが、リスクも有り
・老齢在職年金を受けて働いている期間も収入に応じて年金が増える。
・専業主婦 106万円越えで目先は手取り減でも将来取り戻せる。
・労金 IDECO スペシャ -
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図やデータが多く比較的読みやすい一冊。
印象に残った点としては、NISAの年初一括又は積立(ドルコスト平均法)の選択に関し、リターンとしては前者に優位性があるという事実をデータを用いて明確に説明している点。後者の手法はいわゆる「安心」を得るためのものとし、自分なりにこの論点への腹落ちを得られたと思えた。
後半ではNISAとiDeCoの併用についてや、iDeCo受給時にかかる税への対応についてパターン毎の具体的説明あり。iDeCoは当初掛金に対する所得控除がクローズアップされるが、受給時の対応如何によっては税が差し引かれることをきちんと認識できた。
今後の資産形成に欠かせないNISAとiDe -
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・「就業者vs非就業者」の比率は変わらない
・株主になることが大切
コーポレートガバナンスが浸透すると労働者ではなく、株主への配分の比率が上がる、この結果世界中で株価の長期的な上昇が起こっている
・株価の上昇率は世界全体のGDPの上昇率を上回り続けている
・年金=総合保険、高収入でも月20万程度
・22年10月、全会社員イデコ加入可能時代に
・22年4月以降、65→75歳に受給開始を繰り下げると受給額が1.84倍になる、60歳に繰り上げる場合と比べて2.4倍もの差になる
・65/70受給時と比べ、総受給額が上回るのは受給開始後11年と11か月
・70/75歳受給時と比べ、総受給額が上回るのは -
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第2章に書かれてあるコストや長期、分散投資の優位性、またインデックスファンドやNISA、確定拠出年金の説明は、投資初心者に対しては非常にわかりやすく、読みやすい内容であったと思います。
更に3章以降、外貨投資や医療と保険関連、持ち家と賃貸、年金、相続まで詳細に言及されております。
個人的に外貨投資は海外ETFを通して経験しておりますので、内容は理解できました。また、医療や保健関連はまわりと比較しても病院に行くことが多い人間ですので、ある程度は把握しているつもりです。
ただし、相続に関してはここまで細かいものかと、初めて知ることが多くて驚きました。まだ、先の話とは考えておりますが、色々と大変なん -
Posted by ブクログ
年金についての本です。
僕もこの本を読むまでは年金を誤解していた箇所がありました。
この本を読む事で解消されました。
年金は破綻せず、老後の収入の柱になるものと思われます。
・公的年金は本来 、長生きリスクに備える保険である
・構造的に年金は破綻しない設計になっている(マクロ経済スライド。物価上昇率>年金増加率)
・インフレ耐性がある(物価が上がればある程度年金額も上昇)
・物価連動の仕組みは、民間の保険では無理
・将来的に、年金受給者と保険料納付者の割合が一定となる時期が来る(団塊の世代の方々が亡くなる事でバランスが取れて来る)
年金が破綻すると思われる方は、自分自身で年金を用