前刀禎明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
セルフ・イノベーションの起こし方。
人真似をせず、自分にしかできないやり方で人々を感動させる。周囲の想像を超える発想をする。そのヒントがちりばめられている一冊です。
・人の真似をするのではなく、自分のなかにある価値を見直してほしい。それこそが、感動を生み出す原動力になる。
・体験したものの多さ、五感で感じたことの引き出しの多さ。イマジネーションの力を鍛えているかどうか。
・感性を刺激するのが先、理屈や機能はそのあと。
・未来は予測するのではなく、自分で創れ。
・意識して遠回り、寄り道してみる。
セルフ・イノベーションを起こすには
1.五感全部で感じ→2.自分の頭で考え→3.自発的に行動する -
Posted by ブクログ
日本でiPod miniを流行らせた、前刀 禎明氏の本です。Appleファンにはジョブズとのやりとりの話を聞くだけでニヤリとしてしまいますが、あのジョブズにどうやって日本でAppleの人気を上げるからプレゼンし、ジョブズにそれでいいと思うと言わせたというだけで、前刀氏の人間性というものが窺えます。
AppleやSONYに勤務していた時の興味深い話もありますが、前刀氏が言いたいのは、今の日本人は発想力がなく、みな同じ答えを出すことが正解だと思いすぎているということです。答えは一つじゃない。何かの真似をしていては、それを超える物はできない。今の日本の現状を危惧し、もっと自由に生きようと提唱してい -
Posted by ブクログ
セルフイノベーション。マニュアル的自己啓発本とは覚悟が違う。にも関わらず、読み易く、ドキッとするヒントが散りばめられていて刺激を受けた。
以下は本文メモ。
「未来は予測するものではなく自分で創れ!」
「1.五感全部で感じ→2.自分の頭で考え→3.自発的に行動する」
「デザイン、物語、全体の調和、共感、遊び心、生きがい、これら6つの感性が求められています」
「日常が楽しい、生活に発見がある、というメンタルセットでいさえすれば、知らない間に見え方が変わります」
以下は目次メモ。
人を感動させる二つの条件、イノベーションのために捨て去る8つのこと、セルフイノベーションを起こす11の決意、感性を磨く -
Posted by ブクログ
著者が歩んできたキャリアを振り返り、それぞれの時代背景の中何を学び、何にこだわってきたのかを綴った本。
本書で、勉強になったと思ったところをいくつか紹介。
ピクサー・アニメーション・スタジオの集団の創造性(Collective Creativity)を高める3つのルールがあるのだそうだ。
1.誰もが、誰とでも自由にコミュニケーションできること
2.誰でも気兼ねなくアイデアを提供できること
3.イノベーションの最新情報を常に把握すること
これが、空気のように存在していれば、確かに集団の創造性が生まれると思った。部門の垣根をこえて自由に話ができて、部外者がアイデアを出してくるのは大歓迎、誰もが -
Posted by ブクログ
前の山元さんと同じようなバックグラウンドということで、こちらも以前に記録していた書評を振り返ってみる。
意図としては、もしも明日私自身が事業全体を引っ張る立場になったとしたら、どんな心構えで、何をするか、のイメージ作りのため。
参考になったポイントは以下。
『「価値」とは、人を喜ばせること。つまり、感動させられるかどうかです。では、どうすれば人は感動するか?』
「理屈が吹き飛ばされるスイッチは、五感にある。五感を通じてインプットされた情報は、理屈を超えます。エモーショナルな世界に連れて行くことがファーストステップ」
「五感で感じ、とりわけ味わうこと。自分体験し、感じたことを自分の言葉 -
Posted by ブクログ
めざましテレビのコメントにいつも感心していた。この人誰なんだろうと思っていたら、ちょうど本書が目に入った。経歴としては、ライブドアの創業者で、最近ではアップルでiPodminiの販売を担当した人。スティーブジョブスを読んだ直後ということもあり、読んでみた。
主張としては、セルフイノベーションをおこしていこうというもの。
「自分にしかできない方法で人々を感動させたい、…、という場合、次の3つの要素が必要になります。
1.求められていること 2.自分にできること 3.他人がまだ気づいていないこと」
正直あまり共感できなかった。個人的に忌み嫌う根拠のない自信を拠り所にしている気がしたから。この -
Posted by ブクログ
元アップル社長の初めての著書。
僕は、就職活動をしているときに著者の
アップルの会社説明プレゼンを聞いたことがあるのですが、
あのときのプレゼンほど感動したプレゼンはありませんでした。
しかも、ほとんどアップルという会社に興味がなかった自分が
心打たれたので、いまでもその興奮は記憶に残っていて、
帰り道の途中、就活仲間と「あのプレゼン凄かったなー」と
興奮して語り合ったものです。
そんな著者の本は、普通のビジネス書とはやはり毛色が違い、
セルフイノベーションについて語っています。
人と違う考え方やり方を良しとして、
そのためのちょっとしたヒントやクイズが散りばめられています。
ノウハウでは