あらすじ
マーケティングに必要なのは過去のデータ分析じゃない!
ソニーやディズニーなどでキャリアを重ねた後、アップル米国本社副社長に就任。スティーブ・ジョブズCEOの「日本を何とかしてくれ」という言葉を受け、独自の着眼点からiPod miniを大ヒットに導いた前刀禎明氏が、自らの経験と、そこから得た発想の源、仕事との向き合い方を語ります。
コロナ禍で人々の価値観やライフスタイルが変わっても、選ばれる製品・サービスはどうすれば作れるのか。そのためにマーケターができることは何か。
必要なのは、特別なスキルや難しいマーケティング理論ではありません。目の前にあるもの、今、起きていることを自分なりに観察し、推測し、考える力――「学び続ける知性」です。しかし、それをうまく発揮できている人は少ない。だからこそ、学び続ける知性を身に付ける方法を、具体的なエピソードと共に紹介します。
学び続ける知性があれば、人間はいつでも、いくつになっても自らをリセット&リスタートできます。ともに新たな一歩を踏み出しましょう。マーケティング担当者はもちろんのこと、もっと仕事を充実させたいと思っている全てのビジネスパーソンにお読みいただきたい1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の生き方に影響を与えてくれる本。
1.3stepで自分を変える。まずは、他人と比較したり、固定概念を持たず、自分を解放する。次に、個というものを確立し、自分という存在を認識する。最後に、それらができるようになったら、リセット&リスタートを繰り返し、N字曲線を描きながら成長し続ける。前刀さんは60歳を超えているにも関わらず、常に成長し続け、こんな活力で元気にあふれた人は見たことがない。自分だって少しでも毎日一歩ずつかみしめ成長したい。
2.日々の日常を楽しんで五感を高める。
例えば、空を見上げて雲の形から連想する。公園を散歩するときは、イヤホンを外し、耳を澄まし、虫や鳥のさえずりを楽しんだり、木々や花々の形を見る。ご飯を食べるときはスマホは伏せ、イヤホンを外す。そして、見た目や口の中で何が行われているのかをひたすらに感じ取る。そして、なんで美味しいのか。自分がこれを食べておいしいと思ったのはなぜなかのか?もし、まずいと思ったのならまずいと思ったのはなぜなのか。
こういったことを日々、大切にしたい。
Posted by ブクログ
謎に感想が消えた。。
・感想
iPod miniを日本に広めた前刀さんの書籍。
常に新しい情報を取り入れてそこから自問、仮説検証、相談、関連づけを行う。
学び続ける知性は情報社会のまさにこれから生きるスキルだとおもいました。
・Todo:
★常に現状を観察し、自問し、仮説を立てて試し、
全く考えが違う方に相談して、なにかと関連付ける。
★サービス、プロダクトの本質的な目的
→これはどんな課題を解決するソリューションなのかを常に考えること
★今流行っているものの先を見ること
★常にオラワクワクすっぞの精神で取り組むこと。
★プレゼンに大事なのは常に自分の自分の言葉で話す。考えること
Posted by ブクログ
学び続けることが重要。
ものづくりには踏み外してはいけないポイントが3つ。
1:技術ありきではなく、ユーザーの使い勝手や感性に寄り添うこと。
2:工夫やこだわりが本質的であること。その製品が何をするためのものか
3:インターフェイスの質感や満足感にこだわること。
Posted by ブクログ
時代の捉え方やマーケターの心構えなど、序盤はだいぶ学び多く読み応えがあったが、後半はやや失速。
大体本は前書きと第一章に言いたいことがつまっていると実感。
Posted by ブクログ
いくつになっても、新しい刺激は大切だと思う。
少しずつでも、前に進む
今日は昨日より、ほんのちょっとだけでもバージョンアップ!
フォントと タイトルなんかの見た目の構成も
好きな感じでした。
Posted by ブクログ
感銘を受ける、参考になる、
という感じでは無かったけど、
さすがの経歴なので、
面白く一気に読むことが出来ました。
ユーザーインターフェイスね。
いや、ほんと。
もっとこうデザインを重視したいですね。
売るほうの立場としても、
買うほうの立場としても。
Posted by ブクログ
・タイトル的に学び方のハウツー本かと思って買ったけど違ったw 著者の半生で仕事から学び取ってきた経験を言語化している一冊。
・まさに"ワンダーラーニング"を地で行く方なんだなぁと感じたし、追体験ができた気がする。
・「僕は当事者でありたい」という強い想いでマーケターのキャリアを築いてきた著者の魅力が詰まっていた。
Posted by ブクログ
著者が歩んできたキャリアを振り返り、それぞれの時代背景の中何を学び、何にこだわってきたのかを綴った本。
本書で、勉強になったと思ったところをいくつか紹介。
ピクサー・アニメーション・スタジオの集団の創造性(Collective Creativity)を高める3つのルールがあるのだそうだ。
1.誰もが、誰とでも自由にコミュニケーションできること
2.誰でも気兼ねなくアイデアを提供できること
3.イノベーションの最新情報を常に把握すること
これが、空気のように存在していれば、確かに集団の創造性が生まれると思った。部門の垣根をこえて自由に話ができて、部外者がアイデアを出してくるのは大歓迎、誰もが最新のイノベーションを理解している。この中にいたら、刺激的な毎日をおくれそう。
アイデアが生まれやすい意識、という主張で紹介されるスティーブ・ジョブズの言葉
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
所々に、今の自分に響く言葉があった。
Posted by ブクログ
読破:2022/1/2
常に学び続けるというワンダーラーニングの大切さを前刀さんのキャリアに沿って説いた本。
いきなり課題解決に飛びつくのではなく、目的をしっかり定義してから取り組むことが必要になる。
TODO
プレゼンはお手本をたくさん分析して自分のやり方を模索していくのがいい。
アニメや漫画、ドラマ、本など何からでも学ぶチャンスはある。毎日新たなことを学ぼう。