ウチヤマユージのレビュー一覧

  • よろこびのうた

    匿名

    購入済み

    とても読みやすくて個人的に好みの作品でした。ハッピーエンドかバッドエンドかは読み手によると思いますが、私はハッピーエンドだったと思います。

    #怖い #切ない #泣ける

    0
    2025年07月29日
  • もろびとこぞりて

    ネタバレ 購入済み

    意外な展開

    結末が気になり購入して一気に読みました

    怖い。人って怖い。

    皆さんも読んで欲しい!
    これから2周目を読みます。

    #切ない #深い #怖い

    0
    2023年02月08日
  • 葬送行進曲

    購入済み

    面白かったです

    とても面白い作品でした。
    後味サッパリって感じです。

    0
    2022年02月14日
  • 葬送行進曲

    ネタバレ 購入済み

    良い終わり方

    おばあちゃんの生き方はあこがれますね。
    息子達が大人になっても親を許さなかったのは残念だけど、最後に和馬さんと生活できて良かったんだなと思いました。

    0
    2020年04月09日
  • 葬送行進曲

    ネタバレ 購入済み

    よい読後感

    人が死ぬ話なのに寂しくない
    むしろ羨ましい最期だと思った
    自分も一人暮らしの中年なので…。

    0
    2018年11月16日
  • よろこびのうた

    購入済み

    最後の迎え方くらい選ばせてくれ

    広告などでご覧になられているように、絵は決して上手なほうではありません。
    しかしテーマや、老夫婦のいきさつを綴るのに軽すぎず、重すぎずちょうど良い絵でした。あまり写実的な作家さんが描いたら重たすぎて社会に絶望感を抱いていまっていたかも知れません。
    認知賞をわずらっていた奥さんや旦那さんや行き着けのコンビニ店主など・・・登場人物全員が悪くないのに、罪悪感を感じる・・・という描写が巧みでした。(悪くない、というのは私の個人的な意見ですが)

    若干、突っ込みを入れるとするなら虐待父の描写が浅い・・・というのがありますがそれはこの作品の「刺身のタンポポ」程度の要素なので放っておきましょう。

    3
    2017年02月12日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネット広告が気になって電子書籍で珍しく購入。

    夫婦が火葬場で音楽を流しながら心中していたという実際に起きた事件をもとに、筆者がバックストーリーを膨らませていったという作品。
    夫婦が心中へと向かっていく過程が丁寧に描かれている。独特のコントラストの濃いイラスト、夫婦の優しい表情などの描かれ方が温かい。

    子供を守るためとは言え、人を殺してしまった妻の、「私のせいでこの人を地獄に道連れにしてしまう」という思いと、妻が一人で罪を背負って苦しんでいるのを放っておけず、「一緒に死んで、代々受け継がれてきた田に帰ろう」と思う夫。お互いがひたすらに相手を思い合っていて、悲劇的なのに温かい。切ないのに、羨ま

    1
    2016年10月16日
  • よろこびのうた

    購入済み

    人生について考えさせられる

    良作。DV、村、認知症、介護、現代社会において誰しもが人事でない事柄をうまくまとめている。最初の頃に単調な絵だなあと思う印象も、嬉しいことに後半ちゃんと裏切られる。1巻で読めてしまうコンパクトさが嬉しい。漫画というとどうしてもキャラが先に来てしまうことが多いが、ストーリーで読ませるこういう漫画が増えることをもっと期待したい。偶然にもこの作品に会えたことを感謝したい。

    2
    2016年09月10日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    老夫婦が焼身自殺をする話なんだが、夫婦がずっと穏やかに思い合って、死ぬ瞬間まで、互いを思いやっているのが深い。これはこれで幸せな最期だった、と真相を追いかける記者が呟くが、確かにそう。
     老老介護の果てに、と世間は言うのだが、繰り広げられる光景に、奥さんは確かに認知症と糖尿病と、足が悪くなって歩けない三重苦で、旦那は高血圧でそれでも家事一切やりながら奥さんのことも面倒見ていて、限界集落で若い人も少ないから町内会の集まりとかも中心人物的に参加しなきゃならないのだが(この夫婦には子供がいない)、旦那さんはそんなに苦しそうではない。もともと働き者で「家事が少しきつくなった」というのだけれど、奥さんに

    1
    2016年07月30日
  • もろびとこぞりて

    購入済み

    とても考えさせられるものだった!
    ネット社会が当たり前になったからこそ、加害者家族だったり、被害者だったり、
    誰かをターゲットに好き勝手いう人は増えたと思う。
    匿名性、集団心理、いろんなことが人間の弱さと醜さを表面化させるよね。

    #深い #ダーク

    0
    2025年04月14日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    老老介護に疲れた夫婦の無理心中で処理された事件を取材するため、限界集落にとんだ記者が見たものとは。

    誰かが言っているが、たしかにファンタジーでありフィクションである。本人、または身近に介護者や被介護者がいる者が汚い面を全く描いてない、美化していると憤慨するのも理解はできるが、この作者と作品に関しては描きたいテーマにふさわしい見せ方を選択したのだと感じた。
    書きたいテーマとは何かだが、個人的には「イノセントな夫婦愛」だと感じた。
    救い難く悲惨な現実、陰惨で猟奇的な事件など、いくらでも露悪的にグロテスクに描けるし、現にその手のフィクションは巷にあふれている。
    辛い現実に必ず救済が用意されてる訳で

    1
    2019年12月16日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アイディアは悪くないけれど、結局人を殺めた罪悪感の果てに、ふたりだけの世界に閉じこもって自死を選ぶ、という感じがちょっと好きじゃないな、と思った。裁かれていないんですよね。善人と悪人、という恣意的な概念がある物語だと思う。地獄の業火をモチーフにしているのは、その中でいえば、すこし救いだ。/なので満足度も低いしちょっとこういう倫理観キライだな、とも思ったのですが、中盤の展開がやはり面白かったのと、こういう手触りの作品は少ないと思うので、おまけで星を上げておきます。宇仁田ゆみ的な絵も物語によく合っていた。

    1
    2017年07月19日
  • よろこびのうた

    購入済み

    深い愛

    読み終わって、考えこんでしまいました。私に同じ事が起きたらこのご夫婦の様に出切るのかな?と…。

    0
    2016年11月03日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    老老介護の末の覚悟の焼身自殺・・・という事件を取材に限界集落を訪れた若い記者は、その背後に隠された真実を知ることになる。一種のミステリー。小説ならば長編ではなく短編になるだろう。介護の現場、虐待、そして良くも悪くもそれに対応するムラ意識などが描かれる。丁寧なつくりの佳作であるが、自死のありかたがテーマなので、次の世代へのメッセージよりも、静かな終末観に覆われているように思われる作品。

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    2016年07月30日
  • もろびとこぞりて

    購入済み

    意外な結末にびっくりしました。オチを知ってからもう一度読んだら印象が変わりますね。とても面白かったです。最後の再会は良かったな〜。

    #シュール

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    2023年08月01日
  • よろこびのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ある村で夫婦が自死を選んだらしい。老々介護の果て、焼身自殺、などなどニュースでバッと放映され、世間的には焼身自殺と言うことで話題にはなれど、それらはすぐに風化する。
     しかしある一人の記者が、上司の命令ということもあるけれどその自死について踏み込まなければならなくなった。
     そこでその自死について奇妙な点があらわになり、一歩また一歩と記者はある事実に近づいていく。
     誰が正しいと言うわけでも、誰が正しくないと言うわけでもない。
     ただ哀しく、ただ良くないことが重なった、とも言えるし、死んで当たり前の父といえるくらい虐待なんぞする父親とは言えども、そこに至るバックグラウンドが少し弱めなのと、周

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    2017年04月25日