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Posted by ブクログ
「これは経費で落ちません」より、この作品が先なのか、それはちょっと分からないけど、天天コーポレーションの入浴剤開発室を舞台とした作品。
「これは経費で落ちません」の主人公・森若さんの良き相談相手・鏡美月が今作では主人公。
美月が入浴剤開発にのめり込む理由や、本編では既に結婚した円城格馬との出会いや、二人の距離が縮まっていく様子が描かれる。
派遣の受付・ゆいみの存在もまたいい。
架空の地方都市として描いているが、つくば当たりのイメージで書いているのが分かるから、親近感もわく。
入浴剤開発の苦労も分かり、これはこれで続編が読んでみたい気がするんだが。