桝太一のレビュー一覧

  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    桝さんの生き物との出会いやフィールドワークを通じて成長していく姿を描いており、理系としての探求心と人間的な成長が融合しています。

    桝さんの生物イラストがどれも魅力的で素敵で、これを見るためにこの本を読む価値があると言っても過言では無いです!生き物たちへの愛がこもってるのが伝わってきます。

    人気アナウンサーの地位を獲得し、今では研究者としての道も叶えている桝さんの幼少期から、研究漬けの大学時代、アナウンサーとしての新人時代の話と幅広い話題が楽しめます。

    アナウンサーの新人時代にエンタの神様の前説ですべりまくってた時代があったなんて…
    そんな自分の恥ずかしい部分も強みを活かすためにどうするか

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    2025年02月28日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    桝さんのまるごと生き物愛に満ちた本であると同時に、少年が青年になり、やがて大人になっていく物語だなと思った。

    元々チョウが好きで中高では生物部に入り、その後大学に進学して西表島行きたさをきっかけにスキューバダイビングのサークルに入る。そして海の生物に興味がわいてアナゴやアサリを研究する。大学院にも進学するも、あらためて自分の進路について考える。「好きなことを伝えるのが得意」と気づいてアナウンサーになった。

    それだけではキラキラしたように聞こえるが、本人的にはそこまで「デキる」人ではなかったようだ。また、文中に明確には書かれてないけど挫折があったことが伺える。卒論が散々なものだったらしく、「

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    2024年02月18日
  • なぜ私たちは理系を選んだのか 未来につながる〈理〉のチカラ

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    〈どうしてあなたは「理系」を?〉

    日本テレビアナウンサーの桝太一さんが、進路を「理系」に選んだ様々な人にインタビューしている一冊。

    先日、桝太一アナウンサーが16年間在籍した日本テレビを退社し、4月から同志社大学ハリス理化学研究所で助教として「科学を適切に伝える」方法を研究する「サイエンスコミュニケーション」と呼ばれる学問に取り組んでいくことを発表しました。

    元々、桝太一さんは東京大学理科二類に入学し、同大学農学部水圏環境専修、同大学大学院農学生命科研究科を経て、アナウンサーになっている方です。大学院では「アサリ」の研究をしていたそうです。

    そんな枡さんですが、最初から理系に迷いなく進

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    2022年02月27日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    桝さんの誠実で一生懸命でありながら不器用そうななお人柄を、ZIPやDASH海岸でいつも拝見しておりました。マスマス大好きになっちゃいました。
    中高生時代の生物部の体験が面白く、今の中高生にもぜひ読んでもらいたい!
    死んだらどうなるのか…という不安をもっていること、それに対しての考察?も興味深かった。自然にあまり興味のない私も、最後まで一気読みしました。

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    2022年02月04日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    誰でも読みやすい安定の岩波ジュニア新書。
    その中でも著者が有名アナウンサーである本書は特に万人向け。
    大学時代以降のエピソードも面白いが、やはり中高時代が面白い。特に部活の合宿についてきた両親を諌めた話と、高校近くの公園の地形模型を作った話(そして文化祭が終わるとそれを躊躇無く壊したことも)は、本来の対象である中高生に響くものがあるのではないだろうか。

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    2020年11月09日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    子どものときの「好き」を大切にしましょう。その経験
    の一つひとつが人生の糧になります。

    枡さんが今、アナウンサーとして大成しているのは、研究魂があったから。
    子どもの頃から「〇〇博士」を目指し、幼少期から「好き」を突き詰めていくが、修士のときに周りとの能力の差を感じる。大学院の日々を通して、「自分の好きなことを、人に伝えること」が得意と気づき、「誰かが解き明かしてくるた魅力を広く伝える役割くらいなら、できるかもしれない」と考える。まさに、自分と同じで驚いた。

    枡さんの幼少期から現在までが分かる一冊。ジュニア文庫だけど、大人にもおすすめ。

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    2020年08月09日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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     ZIPなどで人気の日本テレビアナウンサー桝太一さんが、ご自身の生物部などの経験を書かれた本。

     幼少時代の昆虫好きから、中高一貫の、麻布中学・高校に通われた頃の生物部での話、東大の農学部でアナゴ、アサリの研究をしてきたことなどがとても面白く書かれていました。

     昆虫、とくにチョウの採集・研究とか、高校時代、有栖川公園の植生を詳しく調べてジオラマにしたこととか、生物が好きでたまらなかったのだというエピソードがたくさんありました。
     もちろん桝さんがものすごく優秀で、能力が高いというのはありますが、好きこそ物の上手なれを体現なさっていたのだと思います。

     生物学とは全くジャンルが違うと思わ

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    2016年06月18日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    中高校生のときは、虫を
    大学生になってからは、海の生物の研究をされていた
    著者は、現在テレビのアナウンサー
    経歴がとっても不思議な方です
    朝の番組を担当されていて、人気の方のようです

    表紙イラストも本人の作で
    なかなか味があっていいです
    生物への愛情でしょうか(^_^)

    生き物とふれあっていたい
    生きていることを再確認できるから

    自分が死んでも窒素や炭素に分解されていくだけです
    他の生き物に取り囲まれて何かの一部になるでしょう

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    2015年05月17日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    生真面目で誠実を絵に描いたような枡太一アナが過ごした中高と大学時代を振り返った本。
    少年から青年にいたる生活が今の枡アナを作っているのだと納得した。
    生き物を研究と言ってもその大半は極めて地味で過酷な作業なのに、ひたすらそれをやり続けていく。そうしてひとつの結論が出る。でもそれが光り輝くような発見と言うわけでもなく、一般人から見ると地味な結論にみえるのだが、それをベースにまた次の研究者がその先を研究していくことができ、そうやって膨大な学問が続いていくのだと思った。〇〇細胞騒動の華やかな発見でも捏造だったという結末と思い合わせると、やはり本物の研究とはそういうことなのだろうと思った。
    またあるが

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    2015年02月17日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    ためになるとかより何より、面白かった!
    麻布→東大という学歴だけ見ると、あまりにエリートコースで「うわー」と思いますが、そんなこと読んでる時は全く気になりませんでした。
    あまりテレビは見ないので桝アナウンサーについては全く知らなかったのですが、仕事のせいか言葉遣いが平易でわかりやすく、伝えたいことがストレートに伝わってくる、親しみやすくて、とても読みやすい文章でした。
    岩波ジュニアだけあって中学生ぐらいから読めそうですし、さっそく近いところにいる高校生に勧めてみました。
    読むと元気になれる本です。

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    2015年02月13日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    理系、生物部の青春。著者である枡アナに関してはTVで彼がアサリこそ我が青春と熱弁していたのを見て興味をもっていたのだが、デートすっぽかして蝶追いかけちゃうようなところから自然界の捉え方まで期待通りの人物だった。彼のように生き物には興味があるけど数学は苦手、というムシ取り少年は多いのではと思う。なぜなら自分もそうだったから。文系か理系かで迷っていた学生の頃に読みたかった。

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    2014年10月28日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    読み応えがありました。そしてこんな風に充実した少年時代~学生生活を我が子にも送らせてあげたいなと思えた本でした。 お子さんだけでなく、大人にもおススメです!

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    2014年07月29日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    アナウンサーの楽しい自然体験記…と思うなかれ、かなりレベルの高い内容に触れている。そして、レベルの高さに反して分かりやすい。
    中高生時代のチョウ、大学のアナゴ、大学院のアサリ…それぞれで行った研究手法が後の研究や経験にも見事に反映されているのは素直に驚く(普通そんな上手くはいかないものなのだ)。
    著者の研究に対する真摯な姿勢に感銘を覚える一方で、これでも「自分は向いてない」と研究者を諦めるその道の厳しさ、自分がいかに上っ面の受験勉強(しかも高校以降は受験勉強をしていないにも関わらず、である)しかしてこなかったかの恥ずかしさなど、様々な感情が湧いてくる。
    勉強や研究をするのにも体力がいるって真理

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    2024年06月09日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    テレビはあまり見ないほうですが、それでも桝アナウンサーのことは知っていました。桝さんの生き物愛が詰まっているし、文章も読みやすい。好きなことのためにどれだけ人生を使うか、キャリアを考える視点でも楽しめる本。
    ただどうしても、都会に住み、親御さんが教育にお金を使ってくれて、人脈に恵まれた環境が手を伸ばせば届くところにある、そんな恵まれた環境にある人の話だな、という思いが読んでいて自分の中に残ってしまった。
    学問の「好き」を追い求めることが、もっと多くの人にとって手を伸ばしやすくなってほしい。

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    2023年08月19日
  • なぜ私たちは理系を選んだのか 未来につながる〈理〉のチカラ

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    理系出身の7人へのインタビュー。
    好きなものをどう武器にするかだけでなく、手にした武器をどう利用するかも述べられる。好きを活かすために必要な努力と選択。それは学生たちに大きな助けとなるだろう。
    各分野の仕事について知れるのも面白い。

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    2023年04月05日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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     麻布中学・高校の走り込みから始まる生物部、アナゴとアサリに青春を捧げた東大時代、新人アナウンサー時代の失敗を研究者の手法で乗り越えるくだり。
     どれも素直に面白くて、中学高校時代に読んで将来に希望を持つ少年少女の姿が目に浮かぶ。

     一方で、麻布中学に通えるくらい親が教育熱心で一定の資産に恵まれた家に生まれたというスタートの良さは、まるで当然のことのように書かれていて(当たり前だが彼にとってはそれがデフォルトで当然なのでしょうがないのだが)、そこに対する視点は、あえてなのか意識してなかったのか全くない。
     大人の目で読んでしまうと、そういう意味で、ちょっと絶望も感じる本である。「進学校に通う

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    2022年08月05日
  • なぜ私たちは理系を選んだのか 未来につながる〈理〉のチカラ

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    得意科目・苦手科目で文理を決めなくてもいいんだな、とこの本を読んでその2つの選択の仕方の幅が広がったような気がした。自分のやりたいことのためには、何が必要なのかを考えた先に勉強があって、だから勉強をするんだ、という勉強をする意義もわかったように思う。私は数学が苦手だけど、理系の仕事にも興味があるし、理系の職業をしている人で数学が苦手な人もいる。そう考えると、「私文系だからなぁ……」なんて言って諦める必要はないのかもしれない。すこし、理系の壁というか、ハードルが低くなったと感じた。

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    2022年04月06日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    生物部や、生物学の研究者(大学院生)などを体験してきた筆者の半生を通して、生き物がいかに好きかや、生き物から学べることなどがまっすぐ書かれていて、面白かった。

    その人が何か好きなものについて語ってる本というのが好きだなーと改めて思った。


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    2022年03月25日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    とにかく読みやすかった〜!
    学生時代の話が沢山あり、どれも個性的で面白い。
    数学は苦手だからで片付けずにやっておいたほうが絶対将来のためになる。ほんとうにそれ

    以下、心に残ったことの引用です。
    "時間がかかることを不安に思わず、1段1段確実に階段を上っていけば、いつかは届く。"
    "自分の置かれた状況を受け入れて、さりとてあきらめず、自分のできることだけをただまっすぐにやり続けること。"

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    2021年11月13日
  • 理系アナ桝太一の 生物部な毎日

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    小学校から大学院を通して桝太一さんと生き物の交流を描いた一冊。
    「ぼくの青春のすべてです。」と銘打っているが、それに恥じることのない濃い内容がそこにはある。
    昆虫少年だった少年時代から、麻布中高へ。そこの生物部で前に読んだ原田先生と素晴らしい先輩後輩たちに出会い、文化祭の出し物で講演の樹木分布図をジオラマで作るというトンでも作業を行う。大学では地道にアサリの生長を出し、統計に四苦八苦。
    と生物にまみれ、汗水にまみれた青春。
    改めて純粋に生き物が好きという非との話を読むと、その熱量に驚く。

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    2017年07月08日