八束澄子のレビュー一覧

  • 団地のコトリ

    Posted by ブクログ

    本の形態が一般的な小説サイズの四六版よりややちいさめサイズ。母子家庭で育つ主人公の飼っている鳥が逃げ出したことから、ある少女と出会う。居所不明児童という題材は一般小説に落とし込むともう少しシリアスな展開になりそうだが、YA向けということでそこまで深刻な雰囲気にはなっていない。

    0
    2021年12月03日
  • 団地のコトリ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前向きに生きる中3女子と所在不明児童が、団地の人間関係の中で対比して描かれることで、自分にできることを尽くしながら逃げずに生きるってどういうことだろうと考えさせられる物語です。
    登場人物それぞれの別視点からの物語を、二次創作で作りたくなるような物語でした。そうすると、同じ物語が、様相を変える気がします。
    中学生が読書感想文を書くとしたら、自分が同じ団地に住んでいる設定で書くとするすると出来上がると思います。

    0
    2021年08月25日
  • 団地のコトリ

    Posted by ブクログ

    母子家庭の中学生の美月、バレー部に勉強に友情にといった生活。そこに同じ団地に住む柴田のじいちゃんの家に女の子がいることに気付き、そして思わぬ展開へ。
    たくさんの問題をうまく処理して、みんなそれなりのハッピーエンド。インコのピーコがかわいかった。

    0
    2021年07月17日
  • 団地のコトリ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    貧困を描いた作品。
    児童文学のせいか、あまり貧困を感じられなかった。
    居場所を知られないよう学校にも行かずに、一人暮らしのおじいさんの家に隠れて住んでいた母子がいたが、設定に疑問を感じた。
    母親は子供に愛情がないように見えたが、実はそうでなかったり、飢え死にしそうなくらいになるなら、生活保護を申請したらいいのに、などいろいろ考えてしまった。
    おじいちゃんもいい人なのだろうが、もっと母子にとっていい方法を提示できなかったのだろうか?
    けれども、実際団地の一室で孤独死する老人とかも、こんな感じなのかもしれない。
    床一枚隔てた場所でどんなことがおきているかわからないのだから。

    0
    2021年05月12日
  • 明日につづくリズム

    Posted by ブクログ

    積み本読破。辛い時に購入して、ずっと放置していた本。
    思春期の頃のことをぼんやりと思い出した。若い子向けの本と思われ、少しパンチに欠ける気がしたけれど、こういう本も時にはよいなと思った一冊。ポルノグラフィティ話題よりも、弟の話を深めに語ってくれたら、私としてはとてもよかったのだけれど。

    0
    2018年12月15日
  • ぼくらの山の学校

    Posted by ブクログ

    山村留学のいいところを子ども視点で描いている。留学に焦点が当たっている分、それ以外で関わりを持つ家族や学校教師、友だちの描き方がステレオタイプなのが残念。

    0
    2018年02月23日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    八束さん?
    自身初の作家さんだけど、まぁまぁ楽しく読めました(´・Д・)」

    女の子の日常?初恋?を描いた書籍です。

    読み終わっての素直な感想は?






    『嬉しい事も〜辛い事も〜
    色々有ったけど、私!元気です!』的な?感じ? 出典⇒魔女の宅急便

    それでも人は前に進む!
    それでも人は歩き続ける!

    もし良かったら読むべし*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

    0
    2013年08月06日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    児童向けのためか、さくさく読めました。
    殻に何年ものあいだ閉じこもっていても、
    何かの弾みで割れて、外に出られるんですね。

    人って変われるんですね。


    余談になりますが、
    この本を読んでいた時期は
    なぜかいたるところで『学生運動』というワードを目にしていたのを憶えています。

    いったい何を訴えかけられていたのだろうか・・・

    0
    2011年12月25日
  • 明日につづくリズム

    Posted by ブクログ

    因島に住むポルノグラフィティのファンの中3の女の子の成長物語。島を愛する彼女が、高校受験にあたって島に残るか出るか思い悩んだり、血の繋がらない弟への気持ちの変化が描かれている。最後には、自信を持って歩んでいく彼女の姿が印象的。

    0
    2013年01月22日
  • 明日につづくリズム

    Posted by ブクログ

    贅沢をいえば、もうちょっとスローテンポで進んでくれる方が好きかも。

    ほぼ半年の物語だと思うけど、その流れに比して出来事が多すぎる?
    とはいっても、児童文学の体だし、これくらいのテンポがいいのかも。

    ふたりの中学生の女の子と、それぞれの家族、そしてポルノグラフティ。

    因島はしまなみ海道を走った時に通った。
    となりの瀬戸田は高速を降りて走ったし、PAのそばを散歩して、柑橘類の樹木が印象深かったのを覚えてるんだけど、因島はあまり印象無いなぁ。

    0
    2011年11月15日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    ・・・そばにいつも あなたがいてくれた・・・
    中学生のさやかの好きな人は、大人の男の人。父の経営する小さな鉄工所に住み込みで働いている杉田は、母親のいないさやかの面倒を赤ん坊の頃からみてくれた家族同然の人。いつまでも子ども扱いされるけれど、さやかは本当の恋をしている。突然父が倒れた時も、兄との関係がうまくいかない時もいつも杉田が支えてくれた。切なくかわいい物語。

    0
    2011年10月03日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    おうちが溶接の工場で、そこの住み込み社員を好きになって、お母さんはいなくて、お兄ちゃんは引きこもりで、自分は中学3年生で、って話。読みやすかったです。

    0
    2009年10月04日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    主人公のわたしは小学6年生。母親ずっと前に家出したきり戻ってこず、兄は引きこもりがち。家では父親が小さな工場を営み、住み込み従業員の杉田さんとともに2人で働いている。12年前にぶらりと現れて働き始め、家族同然の存在である杉田さんに次第に惹かれていくわたし。そんな家族の大黒柱の父親が倒れて・・・(2007.11.28)

    0
    2009年10月04日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    表紙の印象で購入。主人公、12歳の少女の(2〜3歳でなくかなり)年上の彼に対する思いがストレートに伝わってきました。8年後、二人がどうなっていくのかが気になるところ。

    0
    2009年10月04日
  • わたしの、好きな人

    Posted by ブクログ

    小学6年生の女の子が家に住み込みで働く杉田に恋をするお話。小学生でも女だし、恋をするし。060626

    0
    2009年10月04日