八束澄子のレビュー一覧

  • 団地のコトリ

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    "住所不明"の理由によっては、保険証がないから病院に行けなかったり、住民票がないせいで学校に行けなかったり。援助する と言っても、現実には縁者じゃないと難しい。
    学校については、DVから逃れてきた などの理由で住民票を移せない子供の学習機会を確保するために、個別対応で受け入れている所もある。PTAで広報誌を発行するときなんかに、そういった子が写りこんでいないか、校長チェックが入る(情報管理のため、校長しか、該当の子のことは知らないそうです)。

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    2021年04月12日
  • 団地のコトリ

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    ネタバレ

    題名から、どんなストーリーなのか気になり購入。

    学生が主人公なので、青春な爽やかな描写が多いのかな?と思ったがいい意味で裏切られた。

    家族の愛、友情、人との繋がりが深い内容だった。

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    2021年02月05日
  • 団地のコトリ

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    家族とは違う独特なつながりが団地なのかなぁ。私にはひなちゃんのお母さんはどうしようもない人に感じたけれど…。なかなか難しいお話だった。

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    2021年01月31日
  • 団地のコトリ

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    ネタバレ

    不思議な感覚の物語。団地に住むバレーを頑張る母子家庭の美月、大家族で友達から浮き気味の愛梨、奥さんが亡くなり引きこもり気味の柴田さん。一人暮らしのはずの柴田さんちから聞こえた子供の声…。突拍子ない話かもしれない、児童書ならではの書き方、でも、なんだろう「良い本読んだな」と思う。インコも死ななくて良かった…。1人になるかもしれない孤独や不安…そういうのが、それぞれ表現されていて考えさせる物語。この先、綺麗事でもみんなで幸せになるといいな、

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    2020年11月09日
  • いのちのパレード

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    性教育は大事だと改めて感じた。
    学校だけでなく家庭でも教育することで、我が子やいつか出会う相手の人も守れると思う。

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    2019年04月28日
  • 明日のひこうき雲

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    初めての作家さん。
    青春の一コマの描き方がうまいな。
    主人公の中二の少女・遊が恋に落ちる10月から次の年の冬の間の短い期間の物語。冬の朝の情景が良いです。
    キラキラしてしたはずの中学生時代が懐かしい。
    ティーン真っ盛りの人よりは大人に読んで欲しいかも。
    ファンモンといって懐かしがるのは今の大人だろうから。

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    2017年07月14日
  • 明日のひこうき雲

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    父親は単身赴任、母親はうつで部屋にこもっている。中二の遊は、不安といら立ちの中で過ごしていたが、何気なく見ていた窓の外にいた少年に心を奪われる。不器用な初恋が、遊の世界を少しずつ広げていき、生きづらさがやわらいで…。
    中学生のみずみずしさ、不器用さ、まっすぐな痛みが心に響く物語。

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    2017年06月24日
  • いのちのパレード

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    中学生の万里は、親友のセナから妊娠したことを打ち明けられ、呆然とする。部活の仲間は早速中絶のためのカンパを始めるが、万里はどうすればいいのかわからない。助産師として必死で働いている母を見ているから…。万里、セナ、同級生の勇馬、臨月の勇馬の姉、万里の母、そしてセナの彼氏。それぞれが命と向き合う中で、心のつながりを見いだしていく。

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    2015年07月18日
  • 明日につづくリズム

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    ポルノグラフィティの因島凱旋ライブから生まれた素敵な物語 主人公の女の子2人の目線でポルノ愛溢れる作品

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    2014年02月19日
  • 森と、母と、わたしの一週間

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    祖母が亡くなり実家の後片付けがあるからと帰らぬ母の所へ衝動的に一人向かう野々歩。亡き祖母の山で逞しく過ごす子供達。綱一本で崖を降りたり、川を飛び石で渡ったり、雷の中雨宿りしたり、子供の頃それを当たり前のように経験し自然の怖さや楽しさを知る。そんな経験が今ではなかなか出来なくなってしまった。残念だなぁと思う。

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    2025年06月20日
  • 森と、母と、わたしの一週間

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    職場の図書室で借りた本。こうして守られてるって思える経験が次の一歩につながって成長していくんだと思う。
     助けてって言えるまで見守るってすごい。私つい先回りしちゃう。でもちょっと信じて待ってあげよう。きっと生徒が将来困った時に自分の声で助けてが言えるように今支えになってあげようと思う。

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    2025年06月01日
  • 森と、母と、わたしの一週間

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    祖母のお葬式の後、実家に残ってなかなか帰ってこない母。友だちとも何となくうまくいかない野々歩は母に会いに行くことにする。そこで出会った森のようちえんのたくましい子ども達から元気をもらって変わっていく野々歩。最後、少し消化不良。この続きを読んでみたいと思った。

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    2025年04月11日
  • 明日のひこうき雲

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    面白かった
    辛いことに少しだけ向き合うことを許してくれる本。かなり辛い家庭環境にありながらも、楽しみを見つける主人公がまぶしい
    序盤の友達の態度はなんだったんだろ?

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    2025年03月05日
  • 団地のコトリ

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    主人公の、前向きでまっすぐな目線でまわりのことなどを映し出し、現実を柔らかく正確に伝えてくれる話。
    でも、陽菜ちゃんの母親はちょっとどうかと思ったな。
    陽菜ちゃんがいい人たちに巡り会えてよかった。

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    2025年02月19日
  • 団地のコトリ

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    ティーン向けの温かな作品なので、ぜひ中高生に読んでほしい。分かりやすい表現と平易な言葉選びで、本にそこまで慣れていなくてもすらすら読めると思う。
    題材としては重くなる内容を、主人公の目線で前向きに捉え直しながら進めていく形で、重くなりすぎず、中高生でも受け止められるように落とし込んである。喜びや安堵、嫉妬、戸惑い、悲しみやもどかしさ、そういった思春期に抱く複雑な心情を上手に織り交ぜてあって、現代の若者でもどこかに共感できる作品になっていると思う。

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    2024年12月26日
  • 森と、母と、わたしの一週間

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    山のなかで伸び伸びと自主性を大事にしながら育つ園児たちに比べたら私たちはなんとせまい世界を生きているのかと思わされた。まあ雷鳴る山の中を遊ばせるのはかなりリスキーだと思うけど。そして野々歩と母が気になる。母親の方がだいぶ機嫌に振り回されるみたいだけど、そっちの方は最後まで変わらなくて野々歩の母親にはあまり共感出来なかった。

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    2024年12月11日
  • 森と、母と、わたしの一週間

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    中学校の閉塞感に耐えられなくなり、ふと離れて暮らしている母に会いたくなった野々歩。
    祖母が亡くなった後の片付けのために、ひとり祖母の家に住んでいる母に会うのは半年ぶり。
    久しぶりに会った母は、「森のようちえん コロボックル」でボランティアをしていた。

    コロボックルの子どもたちのパワーに圧倒される野々歩の気持ちがよく分かる。子どもたちは山や森の中を駆け回り、泥だらけびしょ濡れになるのも構わず、思う存分遊び倒す。
    実在する「森のようちえん まるたんぼう」という幼稚園がモデルになっていると知り、とても興味を持った。
    子どもたちが生き生きと過ごしている姿、山の澄んだ空気、荒々しい自然の雨と雷の音。

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    2024年09月25日
  • 団地のコトリ

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    表紙の温かみのあるイラストとその内容があまりにも解釈違いすぎてびっくりしました。でもとてもいいおはなしでした。

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    2024年06月27日
  • 明日のひこうき雲

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    3.3
    →恋愛小説というよりは、主人公の女の子の家庭環境に重きが置かれている話でした。
    女の子がどんな時も前向きな所が印象に残ったのと、弟がひたすらかわいかったです‪☺︎‬

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    2022年01月12日
  • 団地のコトリ

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    小学4年生のときに過労死で父親を亡くして以来、保育士の母と市営住宅でふたり暮らしをしている美月は、低身長のせいで部活のバレーボールでも活躍できず悔しい思いをしていた。
    中学2年が終わるころ、下の階で一人暮らしをしている柴田のじいちゃんの家に、母娘の気配を感じるようになったが、その姿は見えない。
    秋が始まるころ、柴田のじいちゃんが1ヶ月前にスーパーで倒れてそのまま入院したことを聞く。母が見舞いに行くと意識不明状態が続いていた。じいちゃんの家に行くと明かりは漏れていたものの、声をかけても誰も出なかった。
    10月の半ば、柴田家に敬老の日の祝いを持ってきた民生委員と出会った美月は、エアコンの室外機が動

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    2021年12月14日