あらすじ
小学6年生のさやかの家は、小さな町工場。母親はさやかの幼い頃に出奔したため、父と兄の3人家族だ。母親と入れ替わるようにして工場に現れて以来、父を支えて一緒に働いてきた杉田も、もはや家族の一員といえるかもしれない。さやかは二回りも年の離れた杉田に、ひそかに想いを寄せていた。その気持ちは家族愛に近いものなのかもしれない。しかし、さやか本人にとっては、ひとりの女性としての真剣な恋心なのだった……。
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Posted by ブクログ
八束さん?
自身初の作家さんだけど、まぁまぁ楽しく読めました(´・Д・)」
女の子の日常?初恋?を描いた書籍です。
読み終わっての素直な感想は?
『嬉しい事も〜辛い事も〜
色々有ったけど、私!元気です!』的な?感じ? 出典⇒魔女の宅急便
それでも人は前に進む!
それでも人は歩き続ける!
もし良かったら読むべし*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
Posted by ブクログ
児童向けのためか、さくさく読めました。
殻に何年ものあいだ閉じこもっていても、
何かの弾みで割れて、外に出られるんですね。
人って変われるんですね。
余談になりますが、
この本を読んでいた時期は
なぜかいたるところで『学生運動』というワードを目にしていたのを憶えています。
いったい何を訴えかけられていたのだろうか・・・
Posted by ブクログ
・・・そばにいつも あなたがいてくれた・・・
中学生のさやかの好きな人は、大人の男の人。父の経営する小さな鉄工所に住み込みで働いている杉田は、母親のいないさやかの面倒を赤ん坊の頃からみてくれた家族同然の人。いつまでも子ども扱いされるけれど、さやかは本当の恋をしている。突然父が倒れた時も、兄との関係がうまくいかない時もいつも杉田が支えてくれた。切なくかわいい物語。
Posted by ブクログ
おうちが溶接の工場で、そこの住み込み社員を好きになって、お母さんはいなくて、お兄ちゃんは引きこもりで、自分は中学3年生で、って話。読みやすかったです。
Posted by ブクログ
主人公のわたしは小学6年生。母親ずっと前に家出したきり戻ってこず、兄は引きこもりがち。家では父親が小さな工場を営み、住み込み従業員の杉田さんとともに2人で働いている。12年前にぶらりと現れて働き始め、家族同然の存在である杉田さんに次第に惹かれていくわたし。そんな家族の大黒柱の父親が倒れて・・・(2007.11.28)
Posted by ブクログ
表紙の印象で購入。主人公、12歳の少女の(2〜3歳でなくかなり)年上の彼に対する思いがストレートに伝わってきました。8年後、二人がどうなっていくのかが気になるところ。