古賀弥生のレビュー一覧

  • 青鉛筆の女

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    ネタバレ

    多重構造?パラレルワールド?
    こういった凝った作りの小説、大好物です。

    本当の主人公は青鉛筆の女。

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    2018年05月29日
  • 青鉛筆の女

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    多重構造の物語。本当によく出来た構造で再読必須。
    改稿前のタクミの物語が読みたかった。
    WW2のアメリカでの日系人に対する様子がよく分かって興味深かった。

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    2024年06月12日
  • 完璧な秘書はささやく

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    一人称で語られるサスペンス小説。派遣から正社員になった「私」から物語は始まる。憧れの社長と主人公の関係がとてもわかりやすい。主人公の性格も都合良く利用されそう。それでも最後まで読ませてくれた筆力と終わりかたが最高だった。

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    2023年05月12日
  • 完璧な秘書はささやく

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    CL 2023.3.1-2023.3.3
    不穏なんだけどぐいぐい読ませる。
    ラストが怖い。そうくるか。

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    2023年03月03日
  • 完璧な秘書はささやく

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    大手スーパーマーケットチェーンの社長マイナの個人秘書のクリスティーン。忠実に完璧に仕事をこなすクリスティーンの日々がある出来事から徐々に狂い出す。お互いの信頼の上で成り立っているはずのものがどこからか不穏な空気が漂い出す。マイナが不信感を抱いたところからの緊迫した展開が面白い。

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    2023年01月04日
  • ブラック・スキャンダル

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    2018年10月30日の早朝、アメリカ・米ウェストバージニア州
    ヘーゼルトン連邦刑務所内で、ある囚人が死亡しているのが発見
    された。

    ジェームズ・”ホワイティ”・バルジャー、89歳。FBIの十大指名手配
    犯に名を連ねたボストンのアイルランド系ギャングのボス。16年間の
    逃亡の末に逮捕され、恐喝・麻薬取引。殺人などの罪状で2回の終身刑
    と懲役5年の判決を受けて服役中だった。

    発見された遺体は顔が判別できないほど殴打され、眼球は抉り出され
    ていた。バルジャーを殺害したのは、2人の囚人だと言う。

    ギャングのボスだったとはいえ、高齢の受刑者が何故、暴行の末に
    殺害されたのか。

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    2019年05月08日
  • 青鉛筆の女

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    積読2年、ようやく読みました。

    ある家から発見された
    ①スパイスリラー小説
    ②「改訂版」と言う名の謎の小説
    ③著者に対する編集者からの手紙
    で構成される小説
    三つの場面切り替えの中で、少しずつ著者の状態がわかっていく仕掛けや、時代背景に振り回されている様子が伝わってくる。
    大仕掛けだけど、親切な描かれ方で混乱せずに読むことができた。

    解説にも助けていただきました。
    現実と架空の話を織り交ぜて描くあたりの凝り方
    とか他の人にはない作風で新鮮だった。
    漫画だとシマダトラノスケさんあたりの感じ。

    もっと他のぶっ飛んだ話も和訳してほしい。

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    2019年02月13日
  • 夏の沈黙

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    文庫落ちにて再読。
    自分の読みが浅かったのか、初読時より構成の深さとかに感心したので評価アップ。良く出来てるわ、この作品。

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    2017年07月21日
  • 青鉛筆の女

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    今までに馴染みのない新鮮な形式の作品。手を加えた小説原稿・担当編集者の手紙・元の小説原稿の3つの読み物が順番に登場する。意味がわかるようなわからないような複雑な心境のまま読み進めることになった。最後になるほど、と考えさせられ、じわっとくる。不思議な作品。再読予定。

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    2017年06月15日
  • 夏の沈黙

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    イギリスの作家「ルネ・ナイト」の長篇ミステリ作品『夏の沈黙(原題:Disclaimer)』を読みました。

    「アンソニー・ホロヴィッツ」に続き、イギリス作家の作品です。

    -----story-------------
    あなたはこの結末に驚愕する!
    全世界に衝撃を与えたデビュー作

    テレビのドキュメンタリー制作者の「キャサリン」は、仕事でも家庭でも、順風満帆の生活を送っていた。
    しかし、そんな彼女の人生は一瞬で暗転した──引っ越し先で手にした見覚えのない本を開いた、その瞬間に。
    その本は、20年間隠しつづけてきた、あの夏の秘密を暴こうとしていたのだ! 
    新人の作品ながら刊行前に25ヶ国で出版が

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    2023年03月10日
  • 青鉛筆の女

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    真珠湾攻撃と言う、宣戦布告のない卑怯な攻撃があり、米国で産まれた米国人なのに日系人である作家が「青鉛筆(校正)の女」という編集者によって、文章をメタメタに改竄させられる話。そもそも書き直すことがしんどいのに、自分の出生をことごとく否定させられる行為は、日本人の血が流れてなくとも非常に憤慨させられる。作者はカリフォルニア出身とのことで、強制収容所以前はあの辺りは日系村だったらしいが、日系人なんだろうか?日本人の名字などの表記がとても自然である。もっと読みたいと思う作品は決まって一冊しか出てない現象なんなの。

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    2020年11月15日
  • 夏の沈黙

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    辛い話で解説に心に浮かぶのは絶望、それとも希望だろうか…。希望と言いたいし再生してほしい。難しいでしょうが。離婚は正解と思う。この夫は助けにならない。

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    2018年06月27日
  • 夏の沈黙

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    ロンドンが舞台
    キャサリン:ドキュメンタリー制作者
    ロバート:弁護士 キャサリン夫
    ニコラス:キャサリン息子 25才 電器店勤務
    スティーヴン:元教師
    ナンシー:スティーヴン妻「行きずりの人」作者
    ジョナサン:スティーヴン息子 スペインの海で溺死

    イヤミス 話の展開は上手いが個々の独白への引き込まれが弱い 
    解説(三橋曉氏)に「ゴーン・ガール」が載っていたが「ゴーン~」はグイグイきたが、今作にはそれがなかった

    邦題の方がいいな 原題:Disclaimer
    翻訳、古賀弥生は良かった 上手いと思う
    P167 浚渫されたまま消えようとしない記憶がひしめいている。

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    2017年09月04日
  • 青鉛筆の女

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    ハードボイルド、スパイ物、編集者の手紙と3つの物語が展開されていくが後半にいくにつれて繋がっていく。
    編集者の手紙のパートはイマイチ読み取れなかった。展開はそれなりに面白いのだけど驚きが少ない。

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    2017年08月08日
  • ブラック・スキャンダル

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    ネタバレ

    LHの機内サービスで英語、英語字幕で見ました。まあ、やくざ映画、例えば、アウトレイジのようなセリフのカッコよさ。ここにつきます。子役がすっごい印象的だった。お母さんもかわいかったんだけど、すぐ出てこなくなって残念。まあノンフィクション?じゃあ仕方ないか。なんか、もうちょっと足りないかなーって思いました。

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    2016年02月22日
  • ブラック・スキャンダル

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    ヤクザをうまく使えると勘違いしたFBI捜査官が逆に絡めとられ、悪事の片棒を担がされる。
    カンバーバッチの上院議員はべつに悪くなく、むしろ兄貴の悪事の割を食っただけ。
    実話だけにヤクザの周到ぶりと暴力が際立つ。手触りとしてはグッドフェローズに近い。

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    2016年02月14日