k.m.p.のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「エジプトがすきだから。」3
著者 k.m.p.(なかがわみどり
ムラマツエリコ)
出版 角川文庫
p44より引用
“まず、ぱっと見てやる気がありそうな店を
探そう。そしてお客がたくさんいる店。日本
のラーメン屋みたいに、のれんが汚いほうが
ウマイとかそういうこともなく、汚ければで
てくるものも汚かったりする。かといって、
制服着てたり、テーブルクロスがあればいい
かというと、かっこばかりで超まずくて、値
段ばかり高かったりする。とりあえず安そう
な店を探そう。ハズレてもあきらめがつく。
いい店はそのうち、経験で分かるようになる。
”
目次より抜粋引用
“旅のかたち
旅=気合
私たちの見たエジプト
エジプトにはコツがいる
ホテルというところ”
女性二人組みによる、エジプト旅行の記録
をもとにエジプトの魅力を伝える一冊。
他社刊行作加筆訂正文庫版。
食べ物についてからマイナーな見どころま
で、紙面に一杯に情報が詰められています。
上記の引用は、エジプトのレストランにつ
いて書かれた項での一節。
エジプトでは外食をするにも一苦労のようで
すね。個人経営の食べ物屋のあたりハズレは、
日本でもあるのでしょうけれど、レベルが違
うようです。
元サイズより70%程縮小されているそうで、
正直読みにくいです。読みにくさがひどいと
ころは、巻末に拡大されたものが掲載されて
いますが、それでも小さい字ですので、年配
の方には向かない一冊ではないでしょうか。
あと、読んだ後にエジプトに行きたい、とい
う気持ちにはあまりなれませんでした。
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Posted by ブクログ
読みやすくて毒のないのが個性のk.m.p。
これは幼いころから現在までのちょっとした「やなこと」がイラストエッセイで描かれている。
幼いころから高校生くらいまでは「あるある」がいっぱいで女子ならほとんどの人が共感できそう。その先は二人とも美大から会社でデザイン系の仕事をし、退職してフリーの道を歩んでいるので、だれでも同じ体験をしているわけではないが、営業マンの勝手で、無茶なスケジュールの仕事をせざるを得なかったり、独立しても「女の子が遊びみたいな感じでやってるんでしょ(楽しくていいね)」的な見方をされる、というのもよくわかる。そこで憎しみや怒りを煮えたぎらせて表現せずに、ふんわりとやさしく表現するのはこの二人の人徳というか。まあもっと怒っていいんじゃないかという気もするけど、あまり角を立てずやっていこう、と矛を収めてストレスを抱える、日本人には多いタイプだと思う。
でもやはり高校生までの部分が面白かったので、二つに分けて本にしたらよかったんじゃないかという気はする。
親や教師の理不尽って、本当に子どもの心を苦しめるよなあ。それに反抗や反論する術のない自分にも腹が立つし、やるせなさで涙がこぼれるという経験は私にもあったので、ムラマツさんのパートは特に心にしみた。 -
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