小堀純のレビュー一覧

  • せんべろ探偵が行く
    千円でベロベロに酔える店を求め、中島らも率いる中年探偵団が全国を駆け巡るという、グルメとは対極にあるオヤジな一冊である。

    安酒を飲みながらの中年探偵団のゆる〜い対談と中島らものコラムという構成になっている。

    一人あたり千円が上限(上限を超えてしまう回も多々あり)であるため400円のつまみを頼んだ...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    何とも意味ありげなタイトルなのですが「せんべろ」というのは単純に千円でべろべろになるまで酒を飲める店ということで、ただ連載時期が今から20年前とは言え、当時でも晩飯を食うだけで千円くらいはすぐ到達してしまいそうに思えるのですが、果たして千円でそこまで酒を飲ましてくれる店があるのだろうかというところが...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    らもさんやっぱりこれでは体壊すなあ。
    でもほんと楽しそう。
    大坪屋で女将に追い返されるのが良かった。
    福山の酒場行ってみたいねー。
    コラムのらもさんの文章が、内容はともかくとても端正なのが、何か泣かせられました。ご冥福をお祈りします。
  • せんべろ探偵が行く
    中島らものコラム「説教酒」は”一気飲み”に関するものだが、これは大学の新入生に必ず読ませるというのはどうだろうか。中島らもが高校の修学旅行で初めて酒を飲んだときのエピソードが良い。さすが灘高の先生、ひと味違います。
  • せんべろ探偵が行く
    せんべろとは千円でべろべろになれる店のこと。らもさんを筆頭にせんべろあらばどこへでも出掛け、だらだらうだううだ呑んでしゃべくる内容。
    きついルールもなく予算オーバーも多々ありつつ、毎度酔っ払う。亡くなってしまったらもさんのゆっくりしたしゃべりが聞こえてくるようで、にやにやしながら、失ってしまった存在...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    2011/8/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/2/21〜2/27

    千円でベロベロになれる、ということで「せんべろ」ではあるが、これがらもさん発だとは知らなかった。明るい悩み相談室で使ってたんだなぁ。しかし、紹介されるお店のどこも魅力的なこと。機会があればぜひ行ってみたい。
    あと、...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    不出世の天才飲んだくれである中島らもさんの、「せんべろ」という今では一般的な言葉となって久しい正しい酔っぱらいの所業を、毎度たのしい仲間たちとドキュメンタリーというかルポタージュするという一冊。

    やはりらもさんはいいなぁ。特に「かど屋のこと」と題したエッセイが秀逸。名文中の名文で、声に出して読みた...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    こよなく酒を愛する中島らも&小堀純の名コンビが、全国津々浦々、安い酒と酒のあてを求めて旅をする。こういう人達とご一緒できると楽しいだろうなと思わせる一冊。
  • せんべろ探偵が行く
    久しぶりにらもさんの本を読みました。早いもので、らもさんがこの世を去られて、7年もの歳月が流れ過ぎたんですねぇ。本書はらもさんと小堀純さん、そしてその怪しげな仲間たちが、千円でべろべろに酔っ払える店を訪ねて、全国行脚するレポート&エッセイです。ボクはお酒が飲めないので、ずいぶん人生損してるなぁと常々...続きを読む
  • せんべろ探偵が行く
    千円でベロベロに酔う、略してせんべろ。
    おじさん3人がひたすら安く飲める店を渡り歩き、ぐだぐだしゃべってる本です。

    体質的にお酒が飲めない自分としては、こんな風に飲んで酔える人たちに憧れてしまいます。
    安い店で肴をつまみ、タバコをぷかぷかふかしながら、気の置けない友人と他愛もない話をして、ちまちま...続きを読む