三好行雄のレビュー一覧
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夏目漱石。1867年2月29日(慶応3年1月5日)〜1916(大正5)年12月9日。明治22年22歳から、満49歳の没年までに書かれた書簡集。
古い文章はさすがに難しくきちんと理解して読めなかったと思うけど、友人知人、門下生、家族、いろんな人たちへの心配りや暖かさが感じられる書簡が158通。
目を引いたのは家族、妻の鏡子宛、娘の筆子、恒子、えい子宛。友人や門下生では、正岡子規、高浜虚子、他に、寺田寅彦、鈴木三重吉、津田青楓、中勘助、徳田秋声、武者小路実篤、芥川龍之介宛。
「書簡ほど漱石を、漱石のままに表現しているものはない(中略)単独に書簡だけを読んで、其所から一貫した漱石を発見するの -
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夏目漱石
「私の個人主義」「現代日本の開花」ほか文明批評集。
普通なことを 淡々と言っているので 小説が かもし出す 「辛うじて保たれている精神」みたいなものを感じない
「私の個人主義」は 国家主義からの脱却を意図している様子。「現代日本の開花」「模倣と独立」は 人間論、日本人論な感じ
現代日本の開花=漱石の思想の核心
*開花=人間のエネルギー発現の経路→西洋の開花=内発的
*日本の開花=外発的〜今まで内発的だったのが 急に 自己本位能力を失って 外から無理押しされた
*開花=活力節約の行動+活力消耗の趣向(道楽)
*現代日本の開花=皮相上滑りの開花である
私の個人主義
*自己の個