朽葉つむぎのレビュー一覧

  • 霧雨が降る森 End Over End

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    須賀くんとしぃちゃんの未来に幸あれ、この言葉につきます。
    ゲームの分岐エンドにも余すことなく触れてくださって嬉しかったです。
    原作ファンの方は大満足の内容ではないでしょうか?
    素敵な小説をありがとうございます。

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    2024年09月04日
  • 霧雨が降る森 下

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    ネタバレ

    一日で上下巻を読み終わってしまい、自分でも少し驚いています。
    私がゲームで得ていた印象の100倍は石守が最悪すぎて、途中何度も読むのを休憩しながら読み進めました。
    昔から須賀くんとシオリちゃんが大好きでしたが、この小説版を読んでからもっとふたりの関係性を深く感じることができて嬉しいです。
    それにしてもつゆさんのことを思うといたたまれないですね。
    ゲームファンとしては大満足の内容でした。

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    2024年09月03日
  • 霧雨が降る森 上

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    ネタバレ

    ゲームだけでは分からなかったことを沢山知ることが出来て嬉しいです。
    須賀くんは短命だろうという事実を知ったとき、ゲームでは僅かな時間だった様々なシーンが脳裏を過ぎり苦しい気持ちになりました。
    霧雨が降る森をプレイした当時は学生でことりおばけにがっつり感情移入することができませんでしたが、成人してからこうしてしっかりことりおばけに向き合ってみると言葉にならない悲しみと村の男達への不快感があります。

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    2024年09月02日
  • 霧雨が降る森 End Over End

    購入済み

    公式二次創作

    公式が出した二次創作という感じ。きっとこのような未来もあるのだろう、と思う。リメイク版をやってからでもだいたい辻褄は合う物語だった。

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    2022年12月08日
  • 霧雨が降る森 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    石守について

    ゲームでは明かされなかった、石守についての話。しぃちゃんがあいかわらずたくましい。
    コミカライズだと、須賀にかけられた呪いには言及されるものの、石守については何も触れられないので、ことりおばけとの約束からの解放によって、石による呪いもなかったことになっている。原作ゲームでは、石守のことや寿命のことは文献で語られていたが、須賀にかけられた呪いには触れられないので、ここでも石守の呪いは言及されない。このノベライズ版では、原作の設定をそのまま残しつつ、コミカライズとも矛盾しないような、呪いの話が明かされていた。

    #切ない #エモい #ダーク

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    2022年12月04日
  • 霧雨が降る森 上

    ネタバレ 購入済み

    リメイクされたので

    リメイク版をプレイしメディアミックスにも興味が出たため購入。ゲームでは語られない、須賀や石守話が掲載されている。ゲームでは語られなかった部分が細かく記されており、須賀への解釈が深まった。

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    2022年12月03日
  • 霧雨が降る森 上

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    とても良かった
    フリーゲームで筋は全て知っているのに須賀くんやシオリの心情が真に迫って言いようのない気持ちにさせられる
    ゲームの書籍化はストーリーをなぞるだけになりがちだが、この本は大きな事件の追加はないのに心理描写が丁寧でゲームにはない魅力がある本に仕上がっている
    ゲームの方は自分で操作することもありホラー度が本より高く、マルチエンドだったり良い意味で想像の余地が残る
    それぞれの媒体がその媒体でしか表せない良さを出していて素晴らしいと思う

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    2022年06月30日
  • 霧雨が降る森 下

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    人間が一番恐い。人間によって歪み、でも人間によって救われる。想いってのは凄い、と思う。
    ゲームの中の話だけでも充分解釈は可能だけど、謎は残ってる訳で、しおりちゃんだからこそ解ける謎、須賀くんだからこそ解ける謎があるという構図が面白い。
    同時にゲームのストーリーに含まれてなくて良かったなと思う。幸せになったと、思ったのに、二段構えのマルチエンディングだったら、私なら泣くわ。
    そしてやっぱり挿し絵が怖い。

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    2015年11月24日
  • 霧雨が降る森 上

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    話の伏線のかけ方が好きで、小説も読んでみた。やっぱり面白い。しかし挿し絵が怖い。
    須賀くんや佐久間ちゃんの視点も入って、ゲームより伏線回収がはやいけど、思考のすれ違いがわかりやすくて良い。

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    2015年11月24日
  • 霧雨が降る森 下

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    おもしろかったです。考えてみれば〈ことりおばけ〉が誕生する前からあの因習があったわけで。怨念が怨念と混じりあい、増幅され、引きずられた悲劇…ということか。しぃちゃんと須賀くんのやり取りににやにや。

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    2015年05月27日
  • 霧雨が降る森 上

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    ネタバレ

    上巻を読破。

    普段あまり近寄らないハードカバーコーナーをのぞいてみたら、どーんと置いてあってびっくりしました。

    基本、文庫派なのでこういう大きめのやつはチェックしてないんですよね(;^-^)

    びっくりしたけれど、そのままソッコー購入しました。

    上巻ということは下巻も出るってことですよね!

    読む前から楽しみで仕方ないのですけどー!!

    苦笑

    この「霧雨が降る森」がフリーホラーゲームで。

    パソコン系のゲームとか全然しないのですが、とある動画を見て知りました。

    すごく興味深くて。

    なのでコミックス版の第1巻も購入済みです。

    来月発売の第2巻も楽しみ(*´▽`*)

    私自身はゲーム

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    2014年10月10日
  • 霧雨が降る森 End Over End

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    懐かしかった〜〜!
    小説書きの方のあとがきがファン丸出しでほのぼのした
    ゲームの良さを失わない良い文章をありがとうございます

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    2022年07月21日
  • 霧雨が降る森 下

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     読み進めるごとに読みやすく感じるようになってきた。文体に慣れていくからなのか。村の闇の歴史が解き明かされる後編、借り物。

     主役2人の、お互いを思いやるが故にどんどん墓穴掘ってるんじゃないか状態がヤキモキしました。それに比べ、前半イライラした佐久間ちゃんのまともっぷりったらないわ。

     石守こと御師ことクズ粘着系ストーカーの身勝手さが半端なかったのでつゆさん、ホント災難。もっと残酷な仕打ちの元消えて欲しかったけれど、一応大団円なのだろう。この村がこの後どうなるのかは語られない。ホントの所、こういう後ろ暗い歴史を抱えた村ってどれくらい実在するものなのだろうか。

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    2016年04月26日
  • 霧雨が降る森 上

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    ゲームっぽいなと思ったらゲームのノベライズだった。

    記憶を消されてしまった少女と声を奪われて喋れなくなってしまった少年が、十年後、ふたたび〈約束の場所〉で出会う——
     「その森で二人は「化け物」と約束を交わした…」

     いいですね。寂れた森と古くからの伝承。子どもをさらう「ことりおばけ」に失踪する子どもたち、語られなかった村の禁忌の歴史、ワクワク。キャラクターの考え方があまり破綻していなくて、サラサラ読めました。
     個人的に、お化けをやっつけられる刀みたいなのが出てくるホラーはあまり好みじゃないのですが(そしてそこがゲームっぽいのですが)、須賀くんがお化けをやっつける度に罪悪感で弱っていくの

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    2016年04月08日
  • 霧雨が降る森 End Over End

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    ネタバレ

    須賀くんの声も戻り、石守も消え、ようやく平穏が訪れる。
    そのはずだったのに、「どうしてこうなっちゃうかな…」というほど、二人がすれ違う。
    お互いにお互いが一番で、相手を心配させたくなくて、守りたくて。
    だからこそすれ違うのだけど、やっぱり、うん。
    しぃちゃんの猪突猛進もあれだけど、須賀くん、自己完結しすぎだよ。
    この二人だからこそ、もっと話し合ってほしい。
    まだまだ時間が必要なのかな、と思う二人の近況(?)でした。

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    2016年02月11日
  • 霧雨が降る森 下

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    下巻後半は、ゲームではぼんやりとしか分からなかった数々の謎が明かされる、アフター・ストーリー。
    あとがきにもあったが、この作品のベースになった話は、きっと日本各地にあって、その一部の名残は今でも残っている。
    それにまつわる人々(とりわけ弱者)を思うと、物語や昔話という形であっても、反省という意味でも、供養という意味でも、今に伝わっているのはとても大切なことなんだろう。

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    2015年05月18日
  • 霧雨が降る森 上

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    ゲームでは知ることのできなかった、須賀くんの内面がよく見える話だった。
    話さない人物なだけに、しぃちゃんを通してしか分からなかったそれを、須賀くん視点から知ることができる。
    そのせいか、前半は同じストーリーで既知のはずなのに、新しい発見の連続だった。
    特に、個人的には意外と普通の男の子だった須賀くんが、驚きだった。
    どこかしぃちゃん以外のことでは動じない黒い電柱に見えていたのだけれど、当たり前に葛藤するし、いらだつし、八つ当たり(でもないけれど)するんだなぁ…

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    2015年05月18日
  • 霧雨が降る森 End Over End

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    グレーエンド感が…。
    まぁ両思いなわけだし、トゥルーエンドというやつなのだろうけれど。でも結局ヘビは彼らやこの村を許したかわからないし、この村が今後過疎を乗り越えられずなくなるのか、この森がどうなるのか、あの牢獄がどう処理されるのか、何もわからない。結局行方不明の子は駆け落ち?じゃあ下巻の沼の方で聞いた声はあの子じゃなかったのかよ、と。

    そういう意味では、「ホラー小説」というよりも「恋愛小説」を読んだ印象が強い。
    お互いにお互いをおもいやり過ぎていて、気を遣いすぎていた2人が少し向き合えたという…。

    …でもそんなことよりこの村の存亡の方が気になりますので、もう一歩楽しみたかった、なぁ。

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    2016年05月23日