西川恵のレビュー一覧
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生まれてから亡くなるまで変わらない皇族という在り方による長期的な外交がいかに日本の国益に貢献してきたか、ということを具体的なエピソードを集めて教えてくれる。実利的な外交と、観念的な外交の両輪が日本にはあって良かった!Posted by ブクログ
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知らない世界。1人の皇族の寿命と比べると、皇室の諸制度もそんなに安定的なものでもないのだなあ… そもそも安定性を重視すべきなのか、本人の想いなのか、世論か、政権か、というところだけど。国民からの人気のない皇族が出てきた時、果たしてどうなるのだろうか。Posted by ブクログ
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国と国とのかけひきの場である外交の舞台を、その場所や提供される食事や飲み物などの内容から分析し、それぞれの国がその交渉をどれだけ重視しているか分析して見せた好著。読みやすくて面白く、新聞やテレビの報道だけだと伝わらない、その重さ軽さが分かってくるような気がします。Posted by ブクログ
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皇室エピソード集。オランダとのいさかいはこの本のおかげで知ることができた。
各国とのエピソードは読み物として面白かったもののこれらを踏まえてだから世界で尊敬されるのか納得!とはならず。
(当方の前提知識が足りなかったのかも。)
ただ、各国との外交において皇室が重要な外交資産であるというのはなんとなく...続きを読むPosted by ブクログ -
政治的外交とは全く違う、皇室外交の重み。
んで、なんつうか、それを担う陛下を初めとする皇室の方々が、いかに「日本」を体現なさっておられるか。
おれにゃ、無理だな。
日本に皇室があることは、幸せなのである。
皇室がなくなれば、おそらく、日本ではなくなる。
その辺のことをもっときちんと議論すべきなの...続きを読むPosted by ブクログ -
皇室が貴重な外交資源だというのは、本書を読めばよくわかる。
トランプのようなビジネス重視の考え方でも、皇室を維持したくなるだろう。
民主主義の国が増える中、王制を採る国が減り、現在では30に満たないという。
その中で、国民からの敬慕の対象となっている我が国の皇族のあり方に注目する王家があること...続きを読むPosted by ブクログ -
皇室の役割、重要性をぼんやりとしか理解していなかったが、本書を読んでよく分かった。人間力がベースにあるところもそういうことかと思わされた。
が、自分はなぜ男系でなければいけないのかが分からず、その答えは本書を読んでも解決できなかった。人間力があるならば、問題ないのでは、、Posted by ブクログ -
現在の君主国28。20世紀初めには約100。
ポピュリズム、分離独立運動の揺さぶり。
国民との接し方、振る舞い方、伝統との調和。
最古の歴史の皇室。
政府と皇室の2段階でのもてなし。
平成「和解と慰安」Posted by ブクログ -
皇室外交のはたす役割は大きいと思う。
歴史と努力、そしてお人柄と言ったものがあって、世界に受け止めてられる皇室となっているのだと、事実が物語っていた。
それが令和天皇皇后様にも引き継がれていくのだろう。Posted by ブクログ -
だいぶ前の本だけれども、饗宴で表現される意図、各国の思惑、事前のプロトコールの駆け引きなど、興味深かった。ただ、時系列が前後したり、話が各国間を行き来するのがちょっと違和感...。それ以外は楽しく読めた。Posted by ブクログ
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天皇だからとかでなく、人として平成天皇は尊敬できる。それを改めて感じた。しかし、外交は毎回毎回フランス料理の同じメニューで、羨ましいけど飽きちゃいそう。お皿は大変でも日本料理がいいんじゃないかな。Posted by ブクログ