長野きよみのレビュー一覧
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ポアロさんがあんまり出てこないです。
このお話のキャラが三人、自分たちで捜査をしながら推理をしていきます。最終的にはポアロが出てきますが、中々の非道な犯人に驚愕です。Posted by ブクログ -
月1冊のお楽しみのポアロ9冊目。今回は少しイヤらしい展開。勿論犯人は外れたのだが、納得がいかない。理由はネタバレになるから書けないが、俳優、演劇に精通する者だからと言ってそこはバレるでしょということが多々。またこの動機では犯人に辿り着かないのでは?と不愉快にも思う。これって負け惜しみなのかな?でも、...続きを読むPosted by ブクログ
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友人の不審死をめぐって三人の男女が調査を行うが…ポアロの捜査方法に慣れていると、どうにも真相に近づいているように思えずもどかしい…。最後のポアロの謎解きはすばらしいが、読者に手がかりが全て開示されているわけではないので、殺人の動機は、確かにパズルのピースはぴたりとはまるが、しっくりこない。Posted by ブクログ
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引退した俳優が主催するパーティで、老牧師が不可解な死を遂げた。数カ月後、あるパーティの席上、俳優の友人の医師が同じ状況下で死亡した。俳優、美貌の娘、演劇パトロンの男らが事件に挑み、名探偵ポアロが彼らを真相へと導く。ポアロが心憎いまでの「助演ぶり」をみせる、三幕仕立ての推理劇場。
読み終えてから、タ...続きを読むPosted by ブクログ -
前半のポアロの脇役感!まるで空気(笑)一応その場にはいるけど全然存在感がないなぁ……と思っていたら……そういうことか。
ラストの反転は圧巻。このための今までやったのかー!とは思うけど……ちょっと中だるみが過ぎるかな。
まぁ、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行」とスピード感あるものを二作読んだ...続きを読むPosted by ブクログ -
ここまでの作品とは異なる趣向の舞台設定ながら事件あり恋バナありのアガサ的展開。中心となるトリック部分が巧妙に隠されていて気持ちよく騙される…このあたりが評価が高いポイントかな?
しかし動機はやはりこの時代だからか。今の時代なら愛の形も色々あるだろうからそこまでしなくても、とは思う。
推理ものとし...続きを読むPosted by ブクログ -
元役者の家のパーティで牧師が突然亡くなる。招待客として偶然居合わせたポワロも含めて自然死と判断するが、これを殺人と睨んだ役者とその友人たちは独自の捜査を行い…。
終盤のどんでん返しは意外性はあるものの少し無理がありすぎるのでは。タイトル通りの非現実的なドラマチックすぎるストーリー。Posted by ブクログ -
三人の素人探偵が物語を引っ張り、エルキュール・ポワロが完全に脇役に回る異色なストーリー。最初の事件でポアロがあっさり事件性を否定するのは違和感を覚えますが、プロットはよく練られていますし、クリスティらしい意地の悪い仕掛けも炸裂するので、概ね出来の良い作品だと思います。
ただ、一人目の殺人の動機は納得...続きを読むPosted by ブクログ -
ポアロシリーズ。またしても犯人が最後までわかりませんでした。ちょっと悔しい。確かに二人のうち、どちらかだとは思っていたのですが、理由がまったくわかりませんでした。
最後のポアロのセリフがユニークで素敵。Posted by ブクログ -
序盤ではほとんどポアロが出てこないので「なんだかな〜」と思っていたけど、後半での彼の活躍ぶりは素晴らしかった!
久々に怪しいと睨んだヤツが当たって、謎解きシーンではにんまりしてしまいました。Posted by ブクログ