要はるのレビュー一覧

  • ブラック企業に勤めております。 その線を越えてはならぬ

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    前作ほどではないけど、今回もやはり読んでいて辛い……

    今回のお話は5つ
    要約するとこんな感じかな
    ・ライバル(?)との小競り合い
    ・イエスマンの末路
    ・験担ぎの功罪
    ・期待の新人の真実
    ・さよなら支店長の厄介事

    支店長のパワハラ的な振る舞いが一番の問題であって
    他の社員同士もそんなにギスギスしてないし、やはり本物のブラック会社とは言えないなぁ

    勘違いとは言え、部長から残業している事のお叱りを受けるって事は、企業体質としてはブラックではないのではなかろうか?
    あと、送別会の開始時間も遅いは遅いけど、日付が変わってないしなぁ
    と、ホントにブラックな人たちからしたら鼻で笑われるのではなかろうか

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    2020年06月11日
  • ブラック企業に勤めております。

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    タウン誌の営業支社で事務員をやっている人のお話

    読むのが辛い……
    「こんな奴いる~」とか「こんな上司やだー!」な悪い意味でのあるある過ぎる
    しかも最後に価値観のどんでん返しがあるわけでもなく、そのまま終わるというね

    ただ、タイトルに冠する程の酷いブラックではない
    世の中にはホントにブラックな会社は存在するからなぁ
    ま、その要素はいくつもあるといったところでしょうか

    職場環境が悪い一番の原因は支店長なのではなかろうか?他の支店は意外とまともだったりするのかな?とか思ったりもしたが、他の支店長も似たようなことやってるようなのでやはり企業としてそんか体質なんだろう

    ホントにブラックなところは

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    2020年06月10日
  • リフトガール ~フォークリフトのお仕事~

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    お仕事小説。
    女子が男性が一圧倒的で一般的な職種の中で頑張って働く物語。
    男子向きの職業、女子向きの職業というのは当然あると思っていて、でもだからと言って、制限・限定する必要はないとは思っておりますが、絶対的な数の違いで超少数派は、たいへんだよね…と思います。
    こういうお仕事小説は、知らない世界を教えてくれるものなので、おそらく作者が意図したテーマは別のところにあったとしても、疑似体験ができるとっても大切な読み物で、小説を読む楽しみの一つでもあります。

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    2019年10月31日
  • ブラック企業に勤めております。

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    夢破れ、故郷に帰ってきた主人公が就職した先は
    恐ろしいほどのブラック企業。

    売上も、会社貢献も大事ですが、ここまで行くと…。
    一種会社の中って独特のものがありますが
    ずっとそこにいると洗脳されていく、のは
    こういう事なんだろうな~と。

    連続短編ですが、どんな仕事にもトラブルは付きもの。
    とはいえ、最初の話では枕営業を信じられてビンタ。
    2話目はまだ普通に仕事でしたが、聞き間違いは
    確かに起こりそうです。
    体がでかいだけの子供、疑惑が1話目からあった彼は
    3話目でついに…という感じです。
    まぁこういう人いますけど。

    ストレスがたまっていけば、見方が変わり
    すべてにおいてマイナス思考。
    そう

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    2018年05月17日
  • ブラック企業に勤めております。

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    似たような業界で働いているので仕事がイメージ出来て読みやすかったです。始業時間前から始まる朝礼や出ない残業代など絵に描いたようなブラック企業。でも、言うほどブラックかなあという印象でした。物語もほとんどブラック企業に関係なく、タウン誌発行会社の日常がメインでどうしてこのタイトルなんだろうと思いました。それと、林さんは結局何だったのでしょうか。全体的に中途半端に終わっているなあと思いました。

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    2017年04月08日
  • ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~

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    主人公・遼の持っていたオートマタと突然現れた少女きらの物語です。
    オートマタと亡くなったきらの母親が残した謎と指輪を巡ってひと騒動あるんですが、ミステリーと言うには犯人も結末もお約束すぎてちょっと物足りなかったです。
    でも、物語としては好きだし文章も読みやすかったです。

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    2016年02月03日
  • ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~

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    芸術家や職人ばかりが住まう集落に越してきた遼は
    ひとつの機械人形を大切に持ち続けていた
    開店準備で窓辺に飾ったその人形の
    持ち主である少女が現れて、
    遼の生活は鮮やかに生まれ変わる


    *****


    裏のあらすじを読んで想像していた話とは
    大きく違っていたけど
    これはこれでとても楽しめた
    日常にあふれる奇跡のお話
    もうちょっとこう、舞台設定とかが活かせたら良かったかもなぁ
    次作があったりするだろうか
    オルゴール館に行ってみたくなった

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    2015年04月04日
  • ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~

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    ネタバレ

    エデンの設定がすごく魅力的です。
    主人公はある意味達観して賢いけれど、何も持ってない少年、ヒロインは小さな心のキズを彼に癒してもらったことを忘れない、大金持ちのお嬢様だけれど破天荒で無鉄砲なところのある少女‥‥‥いや、二十歳だから女性と呼ぶべきだろうけれどあれは少女‥‥‥。でも強い。
    この二人はぴったりハマっていい感じなんですが、彼女の従兄弟のナイト役がなんかどっかで読んだような性格設定でちょっと気になりました。
    この巻は、主人公の遼くんが引っ越してきた当日から、ただでさえ忙しいのに彼女に強襲され、寝込みを襲われてぶん殴られて助けられたり入院したり、退院したら彼女の宝探しでまた殴られたり蹴られ

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    2015年03月14日
  • ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~

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    ネタバレ

    この小説がデビュー作の著者。文章に粗さを感じ、人物設定やストーリーも一皮むけば既視感があり、深みがない。表紙から受ける印象とはかけ離れたドタバタとしたストーリー展開と黒幕の意外性の無さ。ただ主人公二人には好感が持てるし、「エデン」の話をもっと読みたいと思うのでシリーズ化して欲しいと思います。というかそうでないと「エデン」の設定必要でしたか?てことにも・・・。親戚をたらい回しにされた経験から祖父の愛情を信じ切れなかった遼が、祖父の愛情に気が付いたラストは泣けました。

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    2015年03月09日