あらすじ
イラストレーターになる夢を叶えるため、家出同然で東京へ出てきた夏実。けれど、イラストの仕事だけでは食べていけなかった。夢破れ、親に内緒で地元へ戻ってくる。ともかく、生きるためには働かねばならない。夏実は面接18社目にしてようやく、タウン誌を発行する会社の事務員として採用される。だが、そこは個性的すぎる面々が集う、超絶ブラック企業で!? 【目次】第一章 “会社”は“社会”の反対です!/第二章 あなたのお名前なんてーの?/第三章 働かないものは去れ/第四章 ダメ人間で、すみません/第五章 続、働かないものは去れ
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Posted by ブクログ
痛快さもあって面白かった!ブラック企業さが伝わってきて、だけどその中で働く主人公のキャラクターがとてもいい感じ!
あっという間に読み終えました。
Posted by ブクログ
いうほどブラック企業ではない…ので会社の理不尽さと闘う!系のお話ではなく、あくまでも事務員の主人公が働く中で起こる様々なトラブルに奮闘するお話です。
Posted by ブクログ
タウン情報誌を発行する企業に勤める主人公。絵にかいたようなブラック企業。アクの強い営業さんたちに振り回されながらも仕事をする主人公。職種は違いますが、似たような状況で仕事をしていたので、「わかるわかる〜」と共感しました。新卒入社の柚木君、会社はひどいけど、この男もひどい。「僕に優しくない、かまってくれない」てなんじゃそりゃ。学校と会社の違いが判らない困ったチャンの典型だね。最後はあんな事件を起こしてこれからどうするんだ。青い自転車の君を紹介して弁護してもらうか?
Posted by ブクログ
もっとブラックを想像していた。始業前、残業はサービスはして当たり前な会社多いと思う。就業規則と違うけど、なんやかんや気持ちに折り合いつけながら働くのが、日本の会社勤めは大半なのではないかと思う。時に切れながら頑張る夏実に、林さんとの癒される出会いがあるので、まだ夢がある。
Posted by ブクログ
タイトルだけで興味引かれて読んでみる。
ブラック企業、もっとすごい企業はあると思うが、
ここまで芯のある女性なら、どんな会社でもやっていけるだろうなぁ、と思う。
気楽にサラッと読める1冊。
Posted by ブクログ
ブラック企業に勤めながらも、日々奮闘する主人公・佐倉の根性は凄いと思う。どんな仕事でも理不尽なことはあるが、一つずつ解決しているので読んでいると元気が出る。仕事に行き詰まっている方にお勧めしたい。
Posted by ブクログ
夏実はイラストーレーターになる夢破れこっそり故郷に戻ってきたが、仕事がなかなか見つからず、やっと決まった仕事はブラック企業だった ――。
朝礼は無駄に長いし、職場の面々は個性的で、ヤバイところへ来てしまったと思った夏実でしたが、意外と適応しています(笑)。
心の栄養剤、自転車置き場で見かけた青い自転車の持ち主が気になり、徐々に親しくなります。持ち主は爽やかイケメン弁護士です。
新卒入社の男性社員の柚木の不正を知った夏実は彼に注意しますが、悪びれる様子もなく逆ギレされます。柚木は会社を辞めますが、とんでもないことをしでかします。
柚木のように打たれ弱い若者も多いと思いますが、何事も他人のせいでは今後の人生が心配になります。
「働かない者は去れ」
夏実の啖呵がかっこいい!
Posted by ブクログ
タイトルでいうブラック企業感は低め。
店長が問題ありっぽくはあるけど、基本的にみんないい人。
話のテンポがよく、内容的にも軽めであっという間に読み終わりました。
Posted by ブクログ
タウン誌の営業支社で事務員をやっている人のお話
読むのが辛い……
「こんな奴いる~」とか「こんな上司やだー!」な悪い意味でのあるある過ぎる
しかも最後に価値観のどんでん返しがあるわけでもなく、そのまま終わるというね
ただ、タイトルに冠する程の酷いブラックではない
世の中にはホントにブラックな会社は存在するからなぁ
ま、その要素はいくつもあるといったところでしょうか
職場環境が悪い一番の原因は支店長なのではなかろうか?他の支店は意外とまともだったりするのかな?とか思ったりもしたが、他の支店長も似たようなことやってるようなのでやはり企業としてそんか体質なんだろう
ホントにブラックなところは、上長の精神論で理不尽なパワハラがまかり通っていて
さらにそれを肯定して推し進める二番手三番手がいて、その職場に合わない人がどんどん辞めていって、残るのは死んだ目をしてでもそこで働かざるを得ない人という職場
「会社は社会の反対です!」とかわけのわからない論理でコンプライアンスを無視する発言したり、セクハラ、パワハラをする支店長という環境もまぁまぁ酷いけど、下には下がいるぜぇ
ところで、B社K支店ってどのこ会社がモデルなんだろ?
別に特定の会社をモデルにはしてない?
3巻まで買ってあるので続きも読むけど、読むのが辛い……
Posted by ブクログ
夢破れ、故郷に帰ってきた主人公が就職した先は
恐ろしいほどのブラック企業。
売上も、会社貢献も大事ですが、ここまで行くと…。
一種会社の中って独特のものがありますが
ずっとそこにいると洗脳されていく、のは
こういう事なんだろうな~と。
連続短編ですが、どんな仕事にもトラブルは付きもの。
とはいえ、最初の話では枕営業を信じられてビンタ。
2話目はまだ普通に仕事でしたが、聞き間違いは
確かに起こりそうです。
体がでかいだけの子供、疑惑が1話目からあった彼は
3話目でついに…という感じです。
まぁこういう人いますけど。
ストレスがたまっていけば、見方が変わり
すべてにおいてマイナス思考。
そうなってしまったら…な4話目。
驚くべきは、続だった5話目。
まさか返却しなかったのはこれのため!? と
確信してしまう乗り込みでした。
うんまぁ仕事か態度をきっちりしていれば
こうして信頼は積み上げられていくものです。
一足飛びに、すべては手に入りません。
社外でうっすら何か芽生えてたりしますし
会社はともかく、案外いい人達ばかりです。
とはいえ、こんな状況は大変そうです。