ローレン・ワイズバーガーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
映画が好きすぎて(1も2も何度も観ました)、原作も読んでみたくなりました。
映画から原作に入った感想としては、「映画のミランダめちゃくちゃ優しいな!」でした。
人としてとか、常識とか、物理的にとか、一切通用しない言動で、言葉も出ない…(笑)
映画のミランダもコートとカバンを放り投げるシーンが何度もあったけど、本当にファッション雑誌の編集長か?服とカバンにリスペクトはないのか!って思って観てました。
原作はそれ以上でした。ビックリ。。
ナイジェルが全然出てこなかったのも意外でした。
登場人物紹介には書いてあるのに。
リベンジ!も気になるけど、悪態すぎるミランダを見たくなくて(笑)、読むかは悩みます。。 -
Posted by ブクログ
映画版は何度も見返すくらいに好きなので、原作を読んでみることにしました。一つ一つのエピソードは映画でも見たものなのですが、細部が違いますね。ハリポタの新刊を得るために奔走するけど、小説家の手は借りずに1部双子に送ったとか。(映画は2部送って、コピーをミランダに渡した。)
あとは映画で謎だったスタバのコーヒー何個も持ってることが明らかになってちょっとスッキリしました。(会社のお金で自分のやその他の人のも買ってた)
スピード感もミランダの理不尽感も彼氏・友達の「仕事と俺どっちなんだ」の態度も映画と一緒ですが、華やかさの点で言えば映画版の方が視覚的にわかりやすいです。
なので、やはり変わらず映画版のほうが好きかなという所感でした。 -
Posted by ブクログ
映画「ファッションが教えてくれること」を見てヴォーグの編集長アナ・ウィンターに興味を持ち、この「プラダを着た悪魔」のモデルがアナという噂があるということで読んでみた。 映画「プラダを着た悪魔」のほうはDVDを持ってるくらい好きなんだけど。 映画はこの原作を美しくまとめたなーという感じ。 映画では主人公がもっといい子で途中から気持ちを入れ替えて仕事をがんばるし、最終的には鬼編集長と心を通じ合わせる部分もあるんだけど、原作はそうじゃない。主人公は要領よくなるだけで、鬼編集長をすごく憎んでて最後まで心は通じ合わないし。 全然きれいにまとまらないんだけれど、でも、なんでだかすごーーくおもしろかった。 するすると読め、いつまでも読んでいたかったくらい。 この前読んだ「ジュリー&ジュリア」にも似ているような気がして、こういう自虐的ユーモアのあるアメリカの小説がわたしは好きなのかも。 鬼編集長の理不尽な要求にどうやって対応するの、できるのーー!?というのでハラハラドキドキ。 主人公のあわてぶり、パニックぶり、普通じゃない精神状態になっていくのがおもしろいといったらひどいけど、おもしろい。
-
Posted by ブクログ
2006年に公開された映画【プラダを着た悪魔】の原作。映画を見たという人の方が多いかも知れな
い。
僕は映画を見ていないのだが、情報によると映画と小説は登場人物の設定が違ったり、クライマックスが
違ったりしているらしい。小説を「原作」として映画は「脚色」されるものだから、映画と小説は違った
ものとして楽しめばそれでいいと思うけど、どちらを先に見る(読む)かによって作品の印象がガラリと
変わるから小説が原作の映画を観るときは要注意と自分に言い聞かせています。
さて、僕は小説を読んだので小説の話をしよう。
主人公のアンドレア・サックスはファッション誌「ランウェイ」編集長の新人アシスタント。
本当はジャーナリスト志望で「ニューヨーカー」に就職したいのだが、ひょんなことから世界でもっとも
有名なファッション誌「ランウェイ」の編集長アシスタントになってしまった。ファッションについて
もともとたいして興味のないアンドレアは、「ファッション命」の編集部の面々の言動に驚きの連続。
そしてなんと言ってもアンドレアにとって衝撃だったのが編集長、ミランダ・プリーストリーなる人物
である。誰もが目を惹くような美人でありながら超が付くほどワンマンなミランダ。この業界において、
ミランダが「白」と言えば黒いものも白になるといった感じの独裁ぶり。業界のカリスマであり、
業界の権力者。「プラダを着た悪魔」とはズバリ、ミランダのことなのである。
そんなミランダの下で働くことになったアンドレアの奮闘記とも言えるこの作品は、恋と友情と仕事と
いう現代の女性にとって外せないキーワードの中で構成されているのである。
嫌な上司がいて、その下で我慢しながら働いて・・・という構図は日本ではよくあることで、それほど
新鮮な題材ではない。面白いのは、アメリカ人と日本人の仕事に対する感覚の違いではないだろうか。
日本人にとって、「仕事が優先」という考えは当たり前のことなのかもしれない。しかし、アメリカ人
にとって大切なのは「仕事より家族や友情などの人間関係」なのである。主人公のアンドレアはそこに
苦労する。ミランダは仕事優先の人である。しかしアンドレアやアンドレアを取り巻く家族や友人は
仕事第一主義を理解することができないのだ。アンドレアはその狭間で悩み苦しむことになる。
恋人や家族から「そんなに仕事が大事か?」と言われ、しかし自分のキャリアのためにには仕事を
優先でやらなければならない現実。理解されぬ苦しみと葛藤の中で、「夢」と「幸せ」を天秤にかける
日々。そんなことをゆっくりと考える猶予を与えないほど絶え間なく続くミランダの命令。
自分が同じ立場なら発狂してしまうのではないだろうかと思うほどの日々がアンドレアを襲うのだ。
そしてクライマックスはまさに「自分のキャリア」か「親友との友情」かを迫られる。最後にアンドレア
が下した決断は・・・。と物語は終息に向かうわけだが、僕の個人的な意見としては、この小説の終わり方
は、拍手喝采を送りたい感じである。
作者のローレン・ワインズバーガーは実際に有名ファッション誌「VOGUE」で編集長アシスタント
をしていたため、ミランダのモデルは「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターではないかと憶測が
飛んだが、ローレン・ワインズバーガーはそれを否定、アナ・ウィンターは「作品を楽しみにしている」
と余裕のコメントを発言するなど各方面で話題となった【プラダを着た悪魔】。
映画も小説も観たり読んだりしたことがないという人は、ぜひどちらかに触れてみて欲しい作品である。
訳者の佐竹史子氏の文章も読みやすく、上・下巻という長編ながらスラスラと読める作品であった。 -
Posted by ブクログ
あのロマコメ映画「プラダを着た悪魔」の原作。
BOOKOFFで100円で売ってるのを発見し購入。
原作の解説を読んで初めて知ったのだけど、この作者自身があの「VOGUE」で編集アシスタントをやっていた人だそうで、写真を見ても怖ろしく美人。なるほど、彼女自身の経験が作品に反映されているのですね・・・。
原作でも鬼編集長ミランダの言っていることは無理難題ばかりで、それに悪態をつく主人公アンディが面白い。そして、次々と出てくるブランドの名前はやはり圧巻(これもやっぱり「VOGUE」での経験が活かされていると思われる)。なんか、ディオールとかグッチで洋服売ってるの見て「あんなエッヂィでバカ高い服、一体どこの誰が着るのだろう」って思っちゃうけど、本当に着ている世界があるようですね・・・私とは別世界だわ。
ちょっと思うのは、雑誌「ランウェイ」のスタッフ達が、映画よりも「イヤなヤツ」度が少し高い。あと、主人公であるアンディ自身も、かなりひねくれてる。映画化はそこらへんをもうちょっと穏やかに、かつ好意的に描いているので、気持ちよく観れたのかも。