ないとうふみこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
魔法使いやドラゴン退治といったファンタジー(無から有を生み出す論理)でおなじみの設定が、じつは身も蓋もない資本主義(有限性の論理)の中にがっちりと組み込まれてしまっている、という独特の世界観。しかし、この落差を利用して資本主義の世界を徹底的に突き放して戯画化するほど振り切れているわけでもなく、ファンタジーとしてもアイロニーとしても中途半端な代物になってしまっているような気がする。期待していたほど面白くなかった。「敵は竜ではなく資本主義!?」という表紙カバーのコピーが巧かったということなのかもしれない。カバーイラストの主人公ジェニファー・ストレンジの表情がいい。
-
Posted by ブクログ
・ジャスパー・フォード「最後の竜殺し」(竹書房文庫)の巻頭の1頁にこの物語のすべてがある。ただし、当然のことながら、それは読み終はるまで分からない。しかし読み終はるとその意外な物語に驚く……とはならない。「どれもこれも一週間のうちに起きたことだ。」 (9頁)それがここに書かれてゐるだけであり、それをふくらませたのがこの物語である。さう、それだけのこと、それだけの物語なのである。しかしおもしろい。
・物語の舞台は現代のヨーロッパあたりの王国である。王様がちやんとゐる。魔法は生きてゐるが、その力は衰へてゐる。魔法使ひ(本書では魔術師)も大変である。最初の章題は「実用の魔法」(10頁)である。実用と -
Posted by ブクログ
ネタバレエルビーは子犬が欲しくてたまりません。ママに言ったら、「いいわよ」って言ったのに、ペットショップから連れてかえってきたのは、なんと金魚でした。
仕方がないのでエルビーは金魚にフワフワと名付けて犬みたいな毛が生えてこないかと思いました。
そして、犬の芸を金魚に教えてみました。
金魚のエサを「とってこい」
「ジャンプ」
「おすわり」・・・だけはできませんが、
数を教えて、数字を見せると、オナラで泡を出してみせてくれるようになったのです。
そして、その泡で音階を変えて音楽を演奏するまで成長し、テレビに出ることになりました。
けれど同じくテレビに出演していた犬がいて大ピンチに!
どんどん芸を覚え