藤本健二のレビュー一覧
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金正日の料理人―間近で見た独裁者の素顔。藤本健二先生の著書。北朝鮮の最大権力者であった金正日の専属料理人であった藤本健二先生ならではの視点で描かれた金正日の実像。権力者=傲慢不遜で攻撃的で我儘三昧の人間というレッテルを貼ってしまいがちだけれど、人間らしさ、人間的魅力を持つ素顔の金正日が垣間見える内容...続きを読むPosted by ブクログ
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キム・ジョンウンについて知りたくて読書。
北朝鮮についての情報源ナンバー1と認められている著者の本を初めて読ませてもらった。
昨年大晦日の朝鮮中央放送にはすでに正恩は視察動向に登場しており、今年8月末の訪朝時の労働党新聞にも金正日総書記とダム視察をしている様子が一面で紹介されていた。
振り返っ...続きを読むPosted by ブクログ -
金正日の素顔を描いた、数少ない一次資料。
記載されている全てが真実だとは思わないが、「人間」金正日の一面が知れて非常に面白かった。Posted by ブクログ -
北朝鮮について知りたてくて読書。
『金正日の料理人―間近で見た権力者の素顔』、『金正日の私生活―知られざる招待所の全貌』、『北の後継者キムジョンウン』と重なる部分も多く復習となる。
興味深いのはまえがきとプロローグとエピローグそして、最初に掲載される平壌の執務室の周辺の地図だと思う。2011年8...続きを読むPosted by ブクログ -
北朝鮮のことを少し知ることができた。
北朝鮮にマイナスイメージしか抱いていないのなら、本書を読んで金正日を別の側面から見てみるのもいいのでは。ちょっとイメージが変わるかも。
本書は、日本人の料理人が、北朝鮮に勧誘されて渡朝。この料理人からみた金正日が描かれている。贅沢三昧なのはいうまでもない。Posted by ブクログ -
テレビでもすっかりお馴染みの顔になった著者藤本健二氏。
寿司職人として82年に北朝鮮に渡り、一時帰国、再訪朝、ほどなく金正日に請われ、専属料理人になる。その後、朝鮮人の妻を娶り、90年に朝鮮労働党員となり、朝鮮名、朴哲を与えられる。
日本人ながら、ジョンチョル、ジョンウンの遊び相手に任命される。...続きを読むPosted by ブクログ -
金正恩の登場直後にまとめられたもので2010年出版。
著者の藤本氏は、2001年に北朝鮮を離れており、金正恩については子供の頃しか知らないものと思われるが、それでも10数年にわたり、金家の側に仕え、公式に発表されるものとは違う私的な部分、彼らの表情をよく知っているように思われる。
藤本氏は見た目...続きを読むPosted by ブクログ -
金正恩の遊び相手もしていた筆者から見た金正恩の人物像について書かれた本。
テレビのイメージとは違う金正恩の性格だけでなく、兄である金正哲や将軍ファミリーの暮らしについて書かれている。Posted by ブクログ