浦谷計子のレビュー一覧

  • 人生の短さについて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ」
    という、伊坂氏の『死神の精度』に使われていた言葉が気になり読んでみた。

    思ったことは、いつの時代も同じ人の愚かしさ。
    こんな時代でも現代でも、大して変わりなく
    忙しい人は”忙しく”しており、そうでない生活を求めて
    温泉宿のパンフレットやロハスなどに憧れたりする。

    他人の為に時間を使うことが全て悪いことではないし
    そうすることで自分に返ってくることもあり
    それが使った時間と対価もしくはそれ以上の価値があることもあろう。
    この辺りのことについては同意できなかったが
    近頃命の儚さや短さについてつい考えてしまっていたこともあり
    興味深

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    2011年11月29日
  • 人生の短さについて

    Posted by ブクログ

    「人生は短くない。与えられた時間の大半を私達が無駄遣いしているだけである。」

    「無駄遣い」など書いてしまうと、ビジネス書が好きな方は「時間管理」やら「効率的」やらそんなワードが浮かぶと思うが、本書はそういう類ではない。

    なんのために時間を使うのか。

    まさにこの一点について読者に訴えかけているのである。

    この部分がずれていれば、たとえ人生が1000年あったとしても「短い」と感じてしまうだろう。


    ページ数は160ページ強であり、しかも実質左のページだけ本文が欠いてあるので短い時間でさっと読める。


    しかし、この短い時間が自分の人生の長さに影響を与えるかもしれないと思うと、なんとも不思

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    2011年02月05日
  • 人生の短さについて

    Posted by ブクログ

    人生は短くなどありません。与えられた時間の大半を、私たちが無駄遣いをしているにすぎないのです。
    人間はそれを湯水のごとく浪費した挙句、土壇場になってようやく気づくのです。いつのまにか人生は過ぎ去ってしまった、と。
    我々が実際に生きるのは人生のほんの一部にすぎない。つまり、残りの部分は人生ではなく単なる時間というわけです。

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    2009年12月29日