江戸川治のレビュー一覧
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購入済み
愛かエゴか
裏表紙に書かれている通り、お話の根底には愛かエゴかそのどちらもが含まれている気がします。
自分にとっては愛でも、相手からすればエゴとも捉えられる。そんな重くなりそうなテーマをさらりと書かれていて、とても読みやすいです。
同じ作者さんの「あの子を殺すな」、「マザー」どちらも今作のインスタントライフに通じるものがあり、どれも好きな作品です。
フィクションなのに、何故か日常に近いような世界観で一気に引き込まれます。
読了後は、小さいけれど心に残る。
そんなお話です。 -
購入済み
泣きました
短めのお話が6つあり、近未来のようで現在と変わらない世界のお話が多いように感じました。
どれもじんわり温かい気持ちになりますが、特にタイトルにもなっている「マザー」は思わず泣いてしまうほど優しい物語でした。
正直、読みながら先の展開は読めてしまうのですが、それでも読んでよかったと思える作品たちでした。 -
Posted by ブクログ
うーん、残念。こんだけ面白いのに、2巻で完結してしまうとはorz
やっぱ、内容と設定が若干、マニアックすぎたか?
こう言っちゃ何だが、青年誌であるジャンプ改が休刊になってしまって、移籍先を「ジャンプ+」にしたのが良くなかったのかも
YJかMJ、それか、GJに活躍の場所を移していたら、他の青年漫画家の先生方の作品に触発され、もっと、江戸川先生の実力は引き出されていただろうに。江戸川先生くらい、ちゃんとした実力のある先生なら、多少、強引に才能を伸ばされても、その衝撃に耐えられたハズ・・・多分
先の巻を読まずに、この二巻を読んでいる人がいるとは思えないので、わざわざ、独特の設定をここで、くどくどと説 -
Posted by ブクログ
表紙からして、インパクトが十分にあるが、内容はもっと迫力あり
子供と赤ん坊の中に、ヤクザの魂が入っちゃいました、なんて設定、ブッ飛び過ぎである
だが、そんな勝負しすぎな設定に、ストーリーが振り回されず、これ以上にない面白さを生み出して、読み手を思わず、唸らせてくる
今時らしくないな、そんな印象を読み手に抱かせる、ほんの少し、古臭さと武骨さが宿る絵柄が、本格派のヤクザだけが持てる男気を引きだしているので、話に落ち着きを出す一方で、ありきたり感を払拭しているように思えた
ヤクザの魂の器に結果的になってしまった、子供の境遇が薄幸であった点が、家族復活をテーマにしている話に説得力を持たせている
肉体が